神秘主義で描く
アフ・クリントは自身を芸術家というよりも神秘主義者として認識し、時に自分の作品を通して星界と繋がっていると考えていた。
41歳のときに降霊会で至高の霊的存在に向かう世界の絵を描くという啓示を受けたとし、以後10年近くにわたって193点の『神殿のための絵画』シリーズを描いた。
彼女は傾倒した神秘主義の考えを画業に持ち込み、クリントの142冊、2万6千ページに及ぶノートには絵の中の単純な幾何学的な形や色についての意味等も書き込まれている。
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《白鳥、SUWシリーズ、グループIX:パート1、No. 13》1915年
シンパシーを感じる