共変関手、反変関手
共変関手(きょうへんかんしゅ、covariant functor)
反変関手(はんぺんかんしゅ、contravariant functor)
$ A, B を圏とする。$ A から$ B の共変関手(covariant functor)$ F: A → B は下記からなる。 $ Obj(A) から$ Obj(B) への$ a \mapsto F \ a と書かれる対応
各元$ a, b \in A に対して、$ α \mapsto F \ a と書かれる写像$ \mathrm{Hom}_A(a, b) \to \mathrm{Hom}_B(F \ a, F \ b)
関手の条件となる下記を満たす。
合成の保存
$ a \xrightarrow{α} b \xrightarrow{β} c であるとき、$ F(β \ggg α) = F \ β \ggg F \ α
恒等射の保存
各$ a \in A に対して$ F \ 1_a = 1_{F \ a}
圏$ A の反転圏(opposite category)というのもを$ A^{op} と表す。反転圏は圏の射を逆向きにしたもの。 圏$ A から圏$ B への関手は共変関手
圏$ A^{op} から圏$ B への関手は反変関手
確認用
Q. 共変関手
Q. 反変関手
関連
参考
メモ
調査用
/pogi-log/Google.icon 共変関手 /pogi-log/Google.icon 反変関手