PL10_都市の魔力
前文
PL8_モザイク状のサブカルチャーの次に重要なのは、都市生活が最も集中する中心地区のパタンであろう。これらの中心地区は、其の多様性ゆえにサブカルチャーのモザイクの形成に役立つ。いくつかの地帯(フィンガー)の合流点に中心地区を設ければ、PL3_フィンガー状の都市と田園の形成にも役立つ。このパタンは、当初ルイ・ラシオネロにより、「30万人の町」という名称で書き下ろされたものである。 問題
だれしも大都市の魔力には逆らえない。だが、最大の中心地区付近に住める幸運で裕福なごく一部の人間を除いて、都市のスプロール化により、大多数の人間はそれを享受できないでいる。
解決策
大都市圏のすべての住民の手の届く範囲に都市の魔力を配置すること。30万人以上を対象にする下町の成長を制限するような集団地域制度を適用すること。この人口を規準にすれば、下町の間隔は2から9マイル(3.2-14.5km)のあいだになろう。
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