食道癌取扱い規約
ダウンロード.icon 癌取扱い規約入力支援システム Ver.9.1 20220901版 食道癌規約は11版
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2022年9月に第12版出版
https://gyazo.com/86c9e0d7e50bd715a170b3da9bc56885
20230101 第12版に対応
TNM分類の入力と所見による自動出力を採用
リンパ節入力システムを変更
全体レイアウトの変更
新旧項目の追加および削除
テンプレート出力例
Esophageal cancer, Mt, 0-IIb flat type, squamous cell carcinoma, moderately differentiated type, pT1a-MM, INFb, Ly0, V0, pIM0, pPM0, pDM0, pRM0, pN0 [total(0/35): 101L(0/1),101R(0/0),105(0/3),106recL(0/1),106recR(0/2),106tbL(0/7),107(0/2),108(0/1),109L(0/1),109R(0/1),110(0/3),112(0/1),1(0/2),2(0/3),3a(0/1),7(0/6)]
食道胸部中部に腫瘍を認めます。病型分類は表面平坦型です。軽度の角化をみる中分化扁平上皮癌の像です。腫瘍は粘膜筋板に及びますが、粘膜下層には浸潤していません。間質内への浸潤をみます。リンパ管侵襲像は認めません。静脈侵襲像は認めません。壁内転移は認めません。近位及び遠位断端は陰性です。深部切離断端での腫瘍性病変露出を認めません。郭清されたリンパ節に転移を認めません。(食道癌取扱い規約 第12版)
/nananana-icon/えす.icon Esophageal cancer, moderately differentiated type, pT1b-SM1, INFb, Ly0, V0, Pn0, pM0, pN1 [total(1/6): 101R(0/2),102upL(0/2),110(1/2)], pIM0, multiple cencers (+:1), pPM0, pDM0, pR0
/nananana-icon/おー.icon 腫瘍は食道頚部を主体に認めます。軽度の角化をみる中分化扁平上皮癌の像です。腫瘍は粘膜下層に及び、上1/3に浸潤しています。間質内への浸潤をみます。リンパ管侵襲像は認めません。静脈侵襲像は認めません。神経周囲浸潤はありません。他臓器への転移は標本上で指摘できません。郭清されたリンパ節に転移を認めます。肝転移は認めません。主病変以外に腫瘍性病変を認めます。近位断端は陰性です。遠位断端は陰性です。腫瘍の遺残は認めません。 (食道癌取扱い規約 第11版)
占居部位の選択は、規約のシートでもリンパ節のシートでもどちらで選んでも同期されます。
食道癌の分類は占拠(居)部位でわけると所属リンパ節の判定の分岐は5種類になります。入力したリンパ節の個数をそのまま作業列として転記します。そのうえで、群ごとに合計値を出しておき、分岐によって群を選び直すようにしています。
占拠部位によっては、亜分類までしないと群を特定できないリンパ節があります。特定のリンパ節番号の入力で群分けできない場合について、亜分類を選択するように赤字で警告が出るようにしました。
20220130 改変後
/nananana-icon/えす.icon Esophageal cancer, Mt, Type 3,squamous cell carcinoma, moderately differentiated type, pT1b-SM2, INFb, ly1(D2-40), v0, pIM0, pPM0, pDM0, pRM0, Grade 1, pR0, pN1 [total(1/8): 106recL(1/2),108(0/2),1(0/1),2(0/3)], pM0
/nananana-icon/おー.icon 食道胸部中部に腫瘍を認めます。腫瘍径は、15 mm×10 mmです。病型分類は3型です。軽度の角化をみる中分化扁平上皮癌の像です。腫瘍は粘膜下層に及び、中1/3まで浸潤しています。間質内への浸潤をみます。リンパ管侵襲を軽度認めます。リンパ管侵襲の判定のため免疫組織学染色D2-40を追加しました。静脈侵襲像は認めません。静脈侵襲の判定のため特殊染色VB-HEを追加しました。壁内転移は認めません。近位及び遠位断端は陰性です。深部切離断端での腫瘍性病変露出を認めません。治療効果の判定基準は1/3以上でviableで癌細胞が残存しGrade 1に相当します。再増殖像はありません。腫瘍の遺残は認めません(pR0)。郭清されたリンパ節に転移を認めます。他臓器への転移は標本上で指摘できません。 (食道癌取扱い規約 第11版)
変更履歴 (上ほど新しいもの)
病型分類、大きさを追加
乳頭腫などの組織型を追加
バレット食道腺癌の記載を追加(入力に未対応)
粘膜筋版下端の距離入力を追加
ly・vの入力を大文字・小文字のいずれも対応
免疫組織学染色入力を追加
診断および所見の出力順を取扱い規約に準じて変更
壁内転移に胃壁内転移の出力を追加
治療効果の判定基準の出力を追加
再増殖像の項目を追加
nananana.icon 食道癌規約では病理所見の記載順が定義されている
長径はこの部分での記載のみcm表記(臨床所見表記の例も同様)となっている。他では、長径および短径をmmで評価すべきとされている。
テンプレでは所見に反映されるようにしている。
取扱い説明書
旧デザイン(第11版)
https://gyazo.com/7644e6ebf143693e32c62529ef38cc79
旧旧デザイン
https://gyazo.com/2fe7fcf914c5a5ff1410d1dcb05a4b87
取扱い説明書
(参考)
食道癌取扱い規約 第11版 金原出版
https://gyazo.com/7892c236eab082387b4c0a0dc3af01ab
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