風船化:肝細胞の風船化
ballooning細胞の有無
数的評価
領域的評価
NASと診療ガイド2021とBrunt分類の対比表
nananana.icon 目安とする個数は明記されたものは無い
nananana.icon 診療ガイドではごく少数(矢印1個)と多数(矢印5個)の区別があるのみ
nananana.icon カットオフとして1・2~4・5個以上とした
https://gyazo.com/dcc160ba45fb699396005a55c300960a
* 日消誌 2021;118:815―822 NASH/NAFLDの病理診断(慶応義塾大学病理診断部)
肝細胞の ballooning は,肝細胞の連続的な変性経過をみている
軽度変性:淡い細胞質で、normal な肝細胞と同程度~少し大
きいくらいの丸みを帯びた肝細胞変性(SAF score の grade 1)
高度変性:細胞の輪郭が丸みを帯びて腫大し,細胞境界部での角
張った部分に乏しく,細胞質が淡明化し,細胞内に HE 染色標本上でピンク~赤紫色の不規則・顆粒状凝集物がみられる
nananana.icon 金沢大学の全陽先生のかつての講義では、肝細胞の大きさにかかわらず、核周囲に細胞質赤紫の凝集があるものと定義していた
nananana.icon IHCで鑑別する方法あり
*2022肝臓学会前期教育講演会
水腫様変性から風船様変性にいたる連続する変化をとらえつつ両者を区別する
水腫様変性を脂肪変性としないこと
風船様変性:丸く細胞内顆粒状変性凝集あり
水腫様変性:角張った形態は保持され、細胞内に顆粒状変性凝集無し
https://gyazo.com/2c5ae2c01d7bc0b3633b82beaf682cec 風船化
https://gyazo.com/d543a6d66d52f23181f554950b4a92bdhttps://gyazo.com/94e0294943f05d937625beaedcb61f29
https://gyazo.com/3c848f7fad0b051af25bb82d0c535eb3https://gyazo.com/e2054619fcdf5c56e1ce662badd52683 × 大滴性脂肪変性
https://gyazo.com/45050fb7cc5c97bbc58d79829dc533ad × 淡明化・腫大
https://gyazo.com/70d7916dadc597c0cbaaec8b263c9ed4https://gyazo.com/4fe3a0e017299cf67f1dca276a49ca21 × 小滴性脂肪変性
https://gyazo.com/394fb8677a16333bc5759fc81bf88ef9https://gyazo.com/b74b75ce788442590d6be78764107da6https://gyazo.com/530957f0a8b4acd650d31ca08c67ddfchttps://gyazo.com/d6cf602c211503f8eee84f4ee5014a61 × デンク体(マロリー体)
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