病理学的グレード分類
ダウンロード.icon 癌取扱い規約入力支援システム Ver.9.1 20220901版
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! 通常型浸潤性乳管癌のグレードであるが、組織型にかかわらず浸潤癌に適用可能
他の組織型でも化学療法の適応の評価に必要なため判定が必要(参考値扱い)
! 日本国内の研究では日本の核グレード分類が使われてきたが、世界的には普及していない
! 化学療法の条件に組織学的グレード分類 G3が含まれるため、組織学的グレード分類は報告必須
アベマシクリブとオラパリブの適応検討時に組織学的グレード分類および核グレード分類はいずれかが必要
アベマシクリブ(ベージニオ)の投与条件では、腋窩リンパ節転移(数)、腫瘍サイズ、組織学的グレード3が必要
術前化学療法前の評価も必要となる場合がある
針生検検体での評価が必要となる
術前針生検検体と手術検体ではグレードの判定は異なる可能性がある(不一致は仕方ない)
海外で使われる「核グレード」は核グレード分類とは別の分類と思われる(詳細は不明)
WHOの3分類 DCISのsubtypeにlow/intermediate/high nuclear grade がある
核分裂の各段階やアポトーシス・マイトーシスの判別は困難なため、明らかに核分裂な細胞のみをカウントすること
https://gyazo.com/2f69d4d4dcde2f7f0c28333617eb8792
*(参考)日本乳癌学会 総説3 浸潤性乳管癌の病理学的グレード分類
乳癌取扱い規約 病理学的グレード分類
核グレード分類
組織学的グレード分類
nananana.icon 日本規約ではグレード分類が2種類あり、任意で記載することになっています。判定項目は重なっていますが、スコアリングの基準がそれぞれ異なるため、自動計算してくれるエクセルテンプレートを作成しました。視野数の入力が必要ですので、各自施設の確認を行って下さい。 /nananana-icon/入力.icon 入力:病理所見
/nananana-icon/処理.icon 処理:スコアリング(核グレード分類・組織学的グレード分類)
/nananana-icon/出力.icon 出力:診断記載の形式でスコアリングの結果表示と、コピペ用ボタンを配置
注意事項:
顕微鏡は視野数によって1視野に見える領域(面積)が変化します。そのため、細胞の数を数える場合には、視野数ごとに基準値が変わります。スコアリングの基準値が変化するため、最初に視野数を入力します。 コピーボタンを押した後は、電子カルテ上などの任意の場所でペーストしてください。
マクロを有効にする必要があります。
ダウンロード.icon 乳癌病理学的グレード分類入力支援エクセルテンプレート 20190701版
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