きめ
歌う声、書く手、演奏する肢体における身体である
エロティックであるが主観的でない
→記述が可能
私達が身体的に共感できる声を声のきめという
その歌い手の歌い方の癖をそっと真似してみなくなったり、合わせて口ずさんだりして、その声のあり方に共感できたとききめを感じる
意味やテクストの話ではない
ロラン・バルト 第三の意味より
「演奏する男女の身体とわたしとの関係に耳を傾けようと決意している」
「《私は好きだ》、あるいは《私は嫌いだ》の背後に隠れている価値全体を、主体の彼方で展開する」