AIに関するSFを書いたり読んだりすることが、AIに関するルールを決めることにどう繋がるのか?
AIに関するSFを書くことや読むことが、AIのルール作りにどう結びつくのか?
プロジェクトの目的はSFを通じた前提知識の共有による議論の改善か、それとも参加者全員がSFを書くことによる議論の質の向上か?
なるほど良い質問nishio.icon
「参加者全員がSFを書く」ことは必要ではないと思っている
500人の参加者のうち10人が書いたら「十分多い」と思う
参加者が「自分が参加できると思っていない人」の存在をどのように扱うべきか?
少しわかりにくい質問だがnishio.icon
このプロジェクトにすでに参加している人が、まだ参加していなくて参加できると思ってない人に対してどう振る舞うと良いか、と解釈すると「参加できるよ」と言えば良いと思う
SFを書くことに参加するための支援はどのように提供すべきか?
これはSFその他の小説を書いた経験のある人からシェアしてほしいnishio.icon
「SFを書く場です」と宣言することは参加者のセグメントを偏らせる可能性があるか?
あると思うnishio.icon
高齢者の視点からの「AIが普及した未来での問題」を書いてくれるようなタイプの人に参加してほしいという思いはどのように実現すべきか?
これは自発的に参加してもらえない場合は、ヒアリングしに行って回収してくるnishio.icon
プロジェクトには複数の入り口を設けるべきか?
多様な人々は関心事が多様なのだからプロジェクトの「多様な側面」を見せる必要があるnishio.icon 全体像をどの程度具体的に共有すべきか?
わからんnishio.icon
gpt.iconこの議論は次のようなテーマに分けることができます:
AIとSFの関連性: AIの可能性や問題点を理解し、討論するための手段として、SFの役割について議論しています。特に、SFが提供する未来のビジョンが共有体験を作り出すための有効な道具であるとの認識が示されています。 SF作成と公民参加: SF作成を一部の専門家だけでなく、一般の人々にも開放することで、AIに関する議論がより民主的で参加的になるという観点が語られています。 SFプロトタイピングとルール作り: SFを使用してAIの近未来を探索し、その結果からAIのルールを作り上げるためのプロセスについて議論しています。具体的な計画がまだ完全には立てられていないことが明示されています。 プロジェクトの進行と参加者の理解: プロジェクトの進行について、一部の参加者がまだ全体像を理解していないとの認識が示されています。そのため、プロジェクトの目的や全体像を明確に共有することの重要性が語られています。 参加者のダイバーシティと参加門戸: プロジェクトの成功には多様な視点が重要であるため、さまざまな背景を持つ人々が参加できるようにすることが必要であると議論されています。 これらのテーマは互いに関連しており、AIの未来を探求し、理解し、決定するためのプロジェクトの目的と進行に関連しています。
Q: AIに関するSFを書いたり読んだりすることが、AIに関するルールを決めることにどう繋がるのか?
Good Questionnishio.icon
まず大前提として「つながるかどうかはわからない」「多分つながると思うのでそれを実感してみよう」というのがこのプロジェクトの目的
発想は逆方向
まず「AIに関するルールを多様な人で議論して決める必要がある。どのようにしてそれが可能か?」が先にある
で次に「前提知識の共有がないとまともな議論にならない、どうすれば共有できるか?」がくる
イメージしている未来の世界が異なってて、それが共有されてない状態だと話がすれ違いまくる
ここで仮説1:
同じ物語を読むことで「主人公の視点」で「同じ未来の世界」を体験して「共有された体験」を作ると良いのではないか?
未来のストーリーで、科学的に正しいことがベターで、簡単に読める長さで…という条件を一言で表現すると「SFショートショート」となる
SFショートショートを読んで「体験の共有」をしてから議論をするとより良い議論につながるのではないか、これが今回の実験で検証される仮説
ここからさらにもう一歩踏み込んでいる
仮説2:
「SFショートショートを書く」が「一部のSF作家がやること」ではなく、参加者が誰でもできることになったら、それも「より良い議論」につながるのではないか
民主的プロセスがうまくいかない理由の一つに「自分が参加できると思っていない人」の存在がある
「法律を決めることは自分が参加できることではない、それは政治家がやること」と思っている
同様に「AIをどう開発していくか決める意思決定は自分が参加できることではない、それはAI開発企業の社員が決めること」と思っている
同じように「SFを書くのは小説家がやること、自分がやることではない」と思ってしまうとよくない
で、この3つの中ではSFを書くことへの参加はLLMの支援で楽にできるから、それをやっていこう、となってる
議論のテーマを天下り的に決めるのではなく、まずはもっとやわらかく周辺の探索をしてからの方が良い
何を議論すべきかも誰でも決められた方が積極的な議論につながるのではないか、と思っている
niryuu.iconAIが関わる問題に、現状ではまだ多くの人が遭遇していない→ルール作りなどは近未来の話なので、想像力を喚起する必要→SFプロトタイピングがいいのでは?という流れ
手段を通じて目的を語るのはなかなか難しい
「SFを読んだり書いたりして、近未来のAIやこんなルールがあったほうがいいみたいなことについて皆で想像・創造しよう!」みたいにもうちょっと説明したほうが良かったかも
(実は、SFプロトタイピングからルール決めにどう至るかという点についてはほぼノープランだったり…というか進んでみないとわからないなーという感じ)
ルール決めにどう繋げるのかは本番プロジェクトの後半にやることなので現段階ではきっちり設計してないnishio.icon
全体が10weekで、とりあえず前半5weekは何も考えずに発散させたら良いと思ってる
後半に入ったところで「折り返しなので、収束させることを少し念頭に置いて…」ぐらい
決めてないのだということを共有するのが正解かもと思う
niryuu.icon現段階では、SFで想像していろいろ語れる環境を作る、というところまでPRして、最終目的のルール決めは背景に置いたほうがいいかも
現段階as採択未定段階ってことなら、どう収束させるかはそれほど重点なくて良いのかも。収束させることはグラントの要件に過ぎないので。nishio.icon
「SFを書く場です」って言ってしまっていいのか?
プラス、「PolisでSFについて意見を共有して、自分の立場がわかる」みたいなところまで踏み込めたら、少なくともオリジナリティは出ると思うniryuu.icon 何度か説明を聞いてわかった気にならなくもないですが、この疑問は簡潔に説明するページが欲しいinajob.icon
このツリー後で移植する!nishio.icon
たぶん似たような話を一度書いてもらったのですが、何というかまだわからない感があるんですよね・・inajob.icon
もう少し言語化して考えてみたい
つながりが明確にあるんじゃなくて「多分あるからやってみよう」なので…nishio.icon
あーなるほど、ニュアンスまでわかってなかったinajob.icon
有益だとわかっても、うまくいかないとわかっても、実験としては前進だからどっちでもいいnishio.icon
参加者が「?」と思うことがマイナスに働くような気がしているinajob.icon
たしかに!nishio.icon
わからないものは怖い的なinajob.icon
「何言ってんだこいつは?」的なnishio.icon
今のプロジェクト説明がSFを書くことにフォーカスしているのも、良いのかどうかはわからなくて、悪いという根拠がないしniryuuさんがせっかく書いてくれたから使ってる状態
AIがテーマのSFを書く場で、AI活用も推奨している、くらいで、上の話は「裏目標」的な感じで行くのかなー?inajob.icon
そのニュアンスが伝わるなら明記してもよさそう
どうだろう、「SFを書く場です」って言ってしまったら参加する人のセグメントがメチャクチャ偏ると思うnishio.icon
たとえばデイケアセンターの運営をしてる人が参加するか?となる
高齢者をたくさん見てる視点から「AIが普及した未来でこんな問題が起こりうる」的なことを書いてくれるのは、それが見えてない人にとってものすごく有益
なので、そういうタイプの人にぜひ「参加したい」と思ってほしい
そのうえで全体像はある程度抽象的になっていても、後から見る分にはそこまで混乱もないかなという気がする
どこかで全体像は共有しておかないと、場にいる人が適切な行動が出来ない気がする
難しい、「全体像」とは何かnishio.icon
最低限入口が複数あることがかかれていれば良さそうinajob.icon