設計定義プロセス
en :
Design Definition process
ソフトウェアライフサイクルプロセス
における
テクニカルプロセス
のひとつ
JIS X 0160:2021
より
ソフトウェアシステムに対しては、通常、設計アクティビティを、
システム/ソフトウェア要件定義プロセス
と
アーキテクチャ定義プロセス
の中のアクティビティとともに反復する
ソフトウェア設計
は、通常、
実装プロセス
、
インテグレーションプロセス
、
検証プロセス
、
妥当性確認プロセス
と同時並行になる
ISO/IEC/IEEE 24748-3:2020(E)
より
ソフトウェア設計
は、
要件
と
ソフトウェアシステムアーキテクチャ
の構造的、動作的、および品質/パフォーマンスの要素を取り入れ、それらがより詳細なモデルとソフトウェア要素 (機能) にどのように実装されるかを形成する
詳細設計
(
Detailed design
) により、動くソフトウェアで表される機能、アルゴリズム、パターン、情報モデルが明確になる
関心対象のシステムやシステム要素の環境、インターフェイスと互換性の特徴、検証と妥当性確認のための手段も考慮
ソフトウェア実装
が始まる前に各ソフトウェアユニットの詳細設計の記述が必要になることはないと考えられる
関連するプロセス
設計定義プロセス
は、
アーキテクチャ定義プロセス
の延長だと考えられる
ソフトウェアの場合、
詳細設計
はソフトウェアの構築 (実装) 中に実現されることがよくある
詳細設計時に、適した手法やパターンやアルゴリズムを選択するために
システム分析プロセス
を適用すべき
検証プロセス
は同時に実行できる (
テスト駆動開発
)
インフラストラクチャ管理プロセス
は、有効なシステムとサービスを提供する
構成管理プロセス
は、設計モデルなどの成果物の構成アイテムとベースラインを確立および維持するために使用される
情報管理プロセス
は、設計の記述や仕様などの情報項目を制御
アーキテクチャ定義プロセス
と
設計定義プロセス
の連続した繰り返しにより、
ソフトウェアアーキテクチャ
と
詳細設計
が生み出される