言語の身体性
言語には身体性があるか? 必要か?
言語学では、伝統的にことばに身体とのつながりはなく、必要もないという考えが主流
オノマトペはこの見解に反する
伝統的な言語学では、オノマトペは言語の周辺で例外扱い
この考え方は 1990 年以前の人工知能研究でも共有されていた
言語の二面性はどのような道筋をたどれば可能になるか
記号接地問題
最初の一群のことばが身体に接地していれば、それを手がかりに直接は身体に接地していない新たなことばを覚えられる
一般語は身体とのつながりはないのか
一般語の一部はもともとオノマトペだった
叩く、吹く、吸う、働く、などはオノマトペが語源であるとされる
山口仲美によるオノマトペの歴史研究
参考文献
言語の本質