自己組織化理論
#システム理論
自己組織化
という特徴をもつ現象に共通な性質は、構造のない状態から特徴的な構造が現れ、システムの秩序の度合いが上がる (すなわち、エントロピーが減少) ところ
このメカニズムを解明しようと試みる諸々の
システム理論
を一括して
自己組織化理論
と呼ぶ
第 2 期
システム理論
とされる
1970 年代に、環境と相互作用するシステムの内部それ自体が豊かな構造を持っていることが明らかになった
すなわち、システムは固定的・静態的な構造ではなく、自己組織化能力を持った構造であるということがわかった
これにより、システムを静態的とみなす
構造主義
から、システムを動態的だとみなす
構成主義
(
constructivism
) へと立場が代わり、システム理論は新たな段階に発展
参考文献
複雑性の科学と社会システム理論