構成管理
en : configuration management
システムの構築中にさまざまなコンポーネントや関連する成果物を特定、整理、管理するプロセス
Google における構成管理 (『Site Reliability Engineering: How Google Runs Production Systems』 より)
リリースエンジニアと SRE のコラボレーションの領域のひとつ
構成ファイルを配布するためのいくつかの方法がある
メインラインを使用する
バイナリと同じ MPM パッケージに含める
バイナリとの結合が強くなるので柔軟性は下がるが、扱いは容易になる
構成ファイルが少なかったり変更頻度が少ない場合に採用されやすい
MPM 構成パッケージにパッケージ化する
hermetic principle (気密原則?) を構成管理に適用できる
状況に応じて適切な方法を選択する
サービスマネジメントシステムにおける資産管理
JIS Q 20000-1:2020 より
構成品目 (CI) の種類を定義しなければならない
サービスも構成品目として分類する
JIS Q 20000-2:2013 より
構成管理プロセスは、構成品目の特定、管理、記録、追跡、報告、検証、CMDB での CI 情報の管理を含むことが望ましい
CI の種類としては下記のものを含めるのが望ましい
サービスカタログに記載されるサービスとその関連情報や文書 (SLA や合意書、サービスの設計書など)
ハードウェア、ソフトウェア、ライセンス、ツール、アプリケーション、文書、支援サービスなどを含むサービスコンポーネント
情報セキュリティ資産
方針、プロセス文書、手順などの SMS 文書
などなど