スケジュールを小分けにする
#組織パターン #パターン言語 #プロジェクトマネジメントのためのパターン言語
開発者がスケジュールについてマネージャーと交渉し、そのスケジュールを守った場合には、開発者に特別手当を与えよう[成果報酬でもよい。これについては 成功報酬 を参照]。 あるいは、特別休暇を与えるのもよい。 スケジュールを二種類作っておこう。 一つはマーケット向け、もう一つは開発者向けだ。
開発スケジュールについて
スケジュールを緩くしすぎると開発者は安心だが、市場の機会を失ってしまう
スケジュールがきつすぎると開発者が疲弊して、やはり市場の機会を失ってしまう
さらに、プロダクト品質が悪くなり、保守性も下がる
スケジュールは一定に保ち、スケジュールを延ばすのではなく機能を削る交渉をすべき
機能を削る約束の方が、できていないものを作る約束よりも守りやすい
外向けのスケジュールは顧客と調整し、内向きのスケジュールは開発メンバーと調整する
その 2 つの間で調整できなければ、顧客の要望や組織のリソースの調整になる → コミットメントのやり直し
関連パターン
「名前付きの安定した基盤」 を用いてスケジュールを精緻化する
「段階的に人を増やす」 ことで、必要に応じてスケジュールを成長させる
「ワークキュー」 を使って最初の目標を定義する
「常に誰かが進捗させる」
プロジェクトを始めるにあたっては完璧なスケジュールは要らないかもしれない → 「ぐずぐずするな」 と 「プロトタイプを構築せよ」