ぐずぐずするな
プロジェクトの向かう先についてある程度自信が持てたらすぐに、強い自信のある領域から開発を始めよう。 こうした領域には、ハードウェアの開発(もしくは調達)や、アルゴリズムの開発、データベーススキーマの開発などがあるかもしれない。各サブグループが、非公式の労働計画(4.1.14)に従って作業するようにし、グループ全体が全力で開発しているかのようにしよう。 なお、「強い自信」というのは、プロジェクトの方向性や要件に関してであって、技術に関してではない。技術的にリスクのある領域について最初に作業を始めるのは、完全に正しいことだし、実際にそうした方が望ましいものでもある[プロトタイプを構築せよ(4.1.7)を参照]。計画には少し余裕を持たせておいて、後で要件がより明確になったときに切り詰められるようにしよう。