Homesteading the Noosphere
エリック・レイモンドが書いた、オープンソースソフトウェア開発の社会的な働きについてのエッセイ。
Original: http://www.catb.org/~esr/writings/homesteading/
Japanese: https://cruel.org/freeware/noosphere.html by 山形 浩生
ロックと土地所有権
Homesteading the Noosphere
エリック・レイモンドが書いた、オープンソースソフトウェア開発の社会的な働きについてのエッセイ。
Original: http://www.catb.org/~esr/writings/homesteading/
Japanese: https://cruel.org/freeware/noosphere.html by 山形 浩生
ロックと土地所有権
Eric S. Raymondのノウアスフィアの開墾と柄谷 行人の交換様式論の関連についての考察
from ノウアスフィアの開墾
人間が持つ組織化のほとんどの方法は、希少性と欲求に対する適応行動だ。それぞれの方法は、社会的地位を獲得する別々の手段を持っている。
社会的地位獲得手段
一番簡単な方法は 上意下達方式(command hierarchy)だ。...稀少な財の配分は一つの中央権力が行って、それが軍事力でバックアップされる。...社会的地位はおもに恐喝力へのアクセス能力によって決まってくる。
観測されたAからBへの贈与Xが実は観測困難なBからAへの贈与Yへの返礼であることに気づかずに、自分にもBと同様に贈与を受ける権利があると考えるCがいる
贈与のネットワークは単に贈与して返礼して精算されるものではなく、ネットワーク財として価値が増大するものなので、それがわかっている人は長期投資の一種として率先して贈与する
観測された贈与が最初の贈与ではない
関連
他人が価値を見出す前にポジションを取れ
nishio 遊動的狩猟採集民において資源が貯蔵できないから採集したものをみんなに平等に分け与えた、贈与ではなく平等分配だ、共同寄託だ、というのを柄谷 行人がマーシャル・サーリンズに言及して書いていたのだが、[
/kidaaam-92022284/ITエンジニアが知識共有をするのは知識の陳腐化速度が早くて「貯蔵できない」からでは
Hau is a notion made popular by the French anthropologist Marcel Mauss in his 1925 book The Gift.1 Surveying the practice of gifting, he came to the conclusion that it involved belief in a force
(DeepL) ハウとは、フランスの人類学者マルセル・モースが1925年に発表した著書『贈与論』の中で提唱した概念である。マオリ族が使う「ハウ」という言葉は、そのような考え方の典型例となった。
贈与の対象としての公共
「A Flexible Design for Funding Public Goods」では、公共財の分散化された自己組織化エコシステムを提供するための設計が提案されています。これは、個々の人々が自分にとって価値のある公共財プロジェクトに対して寄付を行うという概念です。この設計は、公共財の提供を最適化するとされています。
「Quadratic Payments: A Primer」では、公共財と私的財の対比が行われています。公共財は、受け取る人が多数になる特性を持つため、個々人の意思決定に分解できないと述べられています。
人生は希少なリソース
熱意は希少なリソース
機会は希少なリソース
希少なリソースは高値だが生産的かは使い方による
Scarce Resource
価値が希少性で決まるなら公開情報は広まるにつれて価値が下がる
希少価値
情報公開
伝播
公開
taisukeOo IPA未踏とか未踏ジュニアとかこのGPT4のタイミングで何かイベントやって欲しいしやるべきだと思う。関係者がどう考えているかはちゃんとここで意思表明すべきだと思う。 @ochyaiさんとか未踏関係者は完全に面白いことをされてるので。
ochyai 申請書はGPTで書いていいよ
デジタル / 共産主義
共産主義はなぜうまくいかなかったか
資本主義との競争に負けたからだ
その後、競争条件は変わったか?
パンとサーカス
ある物件が無限に複製可能で、いくらでも変えられて、そしてそれをとりまく文化が脅せるような権力関係や財の希少性に基づく経済に基づいていないとき、なにかの「所有権」を持つっていうのはどういうことだろうか。
実はオープンソース文化に関するかぎり、この質問には簡単に答えられる。ソフトウェア・プロジェクトの所有者というのは、変更したバージョンを公式に再配布する独占的な権利をコミュニティ全般から認められている人物である。
知的生産とは、知識を用いて価値を生み出すことである。
知的生産術の価値は、その結果として生み出される知的生産物の価値によって決まる。
教科書などに書かれている「既に流通している知識」は複製可能であるため差別化につながりにくい。
一方で、「応用」の現場で「状況に合わせた知識を生み出すこと」は価値が高い。
知的生産術は自分で作らなければならない。
「学ぶ」と言うとき、暗黙に「知識は自分の外にあり、それを自分の中に取り込む」というイメージを持っていませんか?しかし、自分の外にある知識、たとえば教科書に書かれた知識は、「すでに誰かが作り出して流通させている知識」です。知識は複製ができるので、その知識が流通している時点で、すでにその知識を持っている人は何人もいることでしょう。ということは、外の知識を取り込んでも、その知識では、差別化につなが
一方、実際の応用の現場で必要に応じて生み出された知識は、流通しておらず、現場の状況にフィットした価値の高い知識です。つまり、知識を持っていることではなく新しい知識を生み出す力が、価値の源泉なのです。具体例で考えるとこれは当然だと思えるでしょう。プログラミングの教科書に書かれたことを丸暗記しても差別化にはならず、状況に応じて新しいプログラムを生み出す力が価値の源泉なのです。当然ですよね。この「生み