知識は別の知識を得るための前提条件
線形代数がわからない人は線形代数から利益を得られないし、税金の仕組みがわからない人は還付申告したらお金がもらえるときでもそれに気づかずお金をドブに捨てるし、経済の仕組みがわからない人はイマイチな金融商品でお金を失うので、一般化すると「知識がない人は損をする」ということなのでは
そして知識のない人は「自分が知識がないことによってどれだけ損してるか」を知ることができないので、知識獲得してる人を見て「なんでそんなに知識獲得を頑張るんだろう」みたいに他人事の感想を持ってそう。得だからだ。
「損得じゃなくて面白いからやってる」ってケースも「良い気持ちで時間を過ごせる」っていう得。
線形代数の知識で儲かるイメージが湧かないって人がいるけど、知識は別の知識を得るための前提条件で、それを繰り返していった先に儲けがあるんですよ
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線形代数だけに注目した場合、それは学部1年生で学ぶ知識だから希少性が低いし、学ぶことに対してなんら参入障壁がないので、その知識だけで儲かるわけがない。しかし線形代数はニューラルネットや自然言語処理の前提条件なので、それらの知識による利益には線形代数の知識がなければたどり着けない 「このボタンを押すと一生線形代数を学ぶことも、そのメリットを理解することもできなくなりますが、祖父が総理大臣になります」ってボタンがあれば、押す方が期待値高いんですよ、だってその環境によって得られる知識は希少でありかつ他の人は得たくても得られない参入障壁の高いものだから。