目標という幻想
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偉大なことは計画できない──『目標という幻想』日本語版解説 | WIRED.jp
鈴木 健 / 岡 瑞起
from/villagepump/目標という幻想
書籍ではなく解説だけ読んだ感想「当たり前じゃん」/villagepump/nishio.icon
計測可能な目標を与えると頭のいい人はオーバーフィットする
研究者の評価に数値基準を設けてはいけない
↑は「目標を設定するとその目標だけが達成されてしまう」という話かと思うが、この本は「目標を設定することでは目標を達成することができない」という話をしているのでちょっと違いそう/villagepump/blu3mo.icon
本書に実験結果などの報告があるならそれを読んでから判断したいが「目標を設定することでは目標を達成することができない」はこの文言だけ見ると不適切な抽象化の産物と感じる/villagepump/nishio.icon
十分低い目標を設定すればほとんどの場合達成されるし、十分高い目標を設定すればほとんどの場合達成できない
なので適切な目標設定の幅を捨象して議論することに意味がない
それはそうで、本もそう言っている/villagepump/blu3mo.icon
とりあえず本を買った/villagepump/nishio.icon
高い目標を設定しただけで達成されないのは当たり前
KPI(=評価軸)を設定すると、その軸を最大化するように動機づけされる
この軸の上でのどの幅が適切かが不明瞭な状態ではOKラインまでの幅がどんどん小さくなるモラルハザードが起きる
軸以外の方向の探索が抑制される
なので定量的な評価ではなくすごいものはすごいで評価しなければならない
日本では未踏という名前で25年前からやっている
そのやり方がスケールしないことの方が本質的な問題であって、それを解決する方法が生み出されなければならない
読み進める
僕のよく使う利用と探索のトレードオフの話が出てきた
後半、人工生命の話やAIの研究の話になってきた
新しさという評価軸で探索する話
イノベーティブな人材を事前に目利きできるか?
新規性を評価関数にするやつはダメという話
差別化のための差別化が行われて本質的な差のないくだらないものを作り始める
差別化の罠
OMNI-EPIC
面白い話になってきた
言語的ルールによってではなく重みの塊として「興味深さ」が記述されてそれに従って探索していく
ポランニーの暗黙知っぽさを感じる
日本文化に帰着させてきた
未踏の話が出てきたw
京都の研究所の話はうっすら聞いてたけどこういう感じになったのか
Pluralityの話が出てきた
面白かった
僕にとってはコンポーネントは大部分すでに持っているものだったのでそのレイヤーでは目新しさがなかったが、これをつなげるか〜というメタレベルの面白さがあった。思考の結節点として有用