未踏ジュニアのお金の渡し方
「プロジェクトの推進に有益な物品・サービスなどの購入に対して代金を肩代わりする」という形
雇用契約ではない、小学生との雇用契約は問題が多い
アルバイト禁止の学校もある
プロジェクトの推進に有益かどうかの判断はメンターが行う
ルールとして言語化しない
なぜならプロジェクトの内容に強く依存してアリナシが決まるから
例えばゲームを作るプロジェクトが競合ゲームを買って研究するなどはアリ
なのでプロジェクト内容を理解したメンターが判断する
「消化すべき予算」ではない
運営母体である一般社団法人未踏は単年度予算で動いている組織ではないので、余った金額は持ち越して構わない
なので「予算」は「今年使われそうな額の大雑把な見積もり」に過ぎない 予算を超えて支出したこともある
「予算がX円余ってるからYを買いたい」
Yがプロジェクトに与えるメリットがどれくらいか、を考える
「お世話になってるOSSプロジェクトに寄付したい」
それは良いこと
だが、プロジェクトを加速するものではない
シンプルにメンターは「スポンサーの前でなぜこれに支出したのか胸を張って説明できるか」を考えれば良いと思ってる
プロジェクト期間外に便益が発生する支出もアリ
具体例「ドメインを10年契約」
支出するかどうかを判断するのはメンター
成果報告会までにサービスリリースが行われる場合、大体OKになってると思う
クリエータが小遣いのなかから毎年更新料を払うのは負担、それによってドメイン失効が起きて成果物が見れなくなったりエロサイトになってしまったりする問題の方が10年契約の費用より大きい