問題解決大全
https://gyazo.com/9ec2c853b9e5bdd4a57149d3767d5e27
問題解決大全――ビジネスや人生のハードルを乗り越える37のツール
読書猿
Amazon
とても良い本、しかし歯ごたえもあるので普通の書籍のように頭から1回読んで終わる本ではない
咀嚼すべき本
【リニアな問題解決】
直線的な因果性を基礎に置く問題解決法。
因果関係を直線的に遡り、たどり着いた究極原因を除去・変化させることで、結果を変え、問題を解決する。
【サーキュラーな問題解決】
鶏と卵の関係のように、原因と結果の関係がループしている場合に用いる問題解決法。
究極原因の除去・変化ではなく、問題へ対する認知を変える
悪循環に変化をもたらし、間接的に問題を変える。
nishio.iconシステム思考と関連している
7/37は青リンクになったが、赤リンクのものも掘り下げてみると色々なページとつながる
リニア
問題の認知
01 100 年ルール
「100年後にも重要なことか?」
02 ニーバーの仕分け
問題が大きいままだと何を変えたら良いかわかりにくいので、分割して可変度を評価する
03 ノミナル・グループ・プロセス
ブレインストーミングとブレインライティングを元に1970年代に開発された手法
04 キャメロット
何が問題かがわからない時、理想状態を考えて、現実とのギャップを考える
問題はあるべき姿と現状のギャップはハーバート・サイモンの意思決定の科学
05 佐藤の問題構造図式
取り組む必要がある課題はギャップの解消が容易ではない
ギャップの解消ができない原因を列挙した後、テンプレートに従って整理する
06 ティンバーゲンの4 つの問い
「なぜ」に4種類あるという主張
僕の4種類のなぜと、一部同じ、一部違う
07 ロジック・ツリー
なぜなぜ分析と関連している
「なぜ」を掘り下げていったwhy-whyツリー 診断ツリーと
howを掘り下げていった how-howツリー 解決ツリー
関連: なぜを掘り下げる&どうやって目標達成するか
今世の中で使われている「ロジックツリー」なる言葉はロジカルでないという指摘
→同様のものがイシューツリーと呼ばれている
原因と結果がループしている場合、ツリーを伸ばしていると上位のものが下位に再び現れる
因果ループ図(→326ページ)や現状分析ツリー(→314ページ)を用いるべき
08 特性要因図
特性(結果)は直接コントロールできない
解決策の探求
09 文献調査
10 力まかせ探索
11 フェルミ推定
12 マインドマップ(R)
13 ブレインライティング
14 コンセプトマップ
15 KJ法
16 お山の大将
17 フランクリンの功罪表
18 機会費用
19 ケプナー・トリゴーの決定分析
解決策の実行
20 ぐずぐず主義克服シート
21 過程決定計画図
22 オデュッセウスの鎖
23 行動デザインシート
結果の吟味
24 セルフモニタリング
25 問題解決のタイムライン
26 フロイドの解き直し
サーキュラー
問題の認知
27 ミラクル・クエスチョン
28 推論の梯子
29 リフレーミング
30 問題への相談
31 現状分析ツリー
32 因果ループ図
解決策の探求
33 スケーリング・クエスチョン
34 エスノグラフィー
35 二重傾聴
解決策の実行
36 ピレネーの地図
37 症状処方
ミルトン・エリクソン
症状を解決しようとする努力が症状を発生させている場合に、あえて症状を強めさせる
ダブルバインド