チロシン
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リンゴを変色させる原因となる物質としても知られている。タケノコの水煮では、節の中にしばしば白く析出したチロシンが見られる。納豆では、長く発酵させると大豆タンパク質の分解が進み、水に溶けにくいチロシンが豆の表面にプツプツと現れ、食感もジャリジャリとした感じになる。この状態を納豆業界では「チロっている」と呼んでいる。 2017年9月19日には、ゾウムシが自分の外骨格に必要なチロシンを体内の共生細菌に作らせていることが、産業技術総合研究所によって明かされている。