中心に据える概念を見直す
縦に切るか、横に切るかと似てる
結局、概念に対しどの様に構造を入れるかということ
何かふわふわした現実のそれに対して構造化する際に、
何を中心概念とするかでシンプルさが全く変わってくる
何にも依存しない筋の良い中心概念を定めて
それに依存する形で他のものを作る
何を中心に据えるのが一番良くなりそうかというのを問い直す
『データモデリングでドメインを駆動する』.iconの残周辺の話が良い例だ
基幹系システムという概念に対し、
SoAとSoMと分離し、
更に前者を、業務プロセスと業務機能に分離し、
後者の最小単位に残を据える
この難題化に渡る構造化と、残を中心概念と見なすことで、シンプルな整理が実現する
例えば、生地を加工してカーテンを作る業務を考えた時に、
顧客目線だとカーテンを軸とするように捉えられるが
生地屋さん目線だと実は生地(反物)を軸にした方がきれいに整理できるかもしれない
概念の創造としてのモデリングもややちかいかも
そういう軸になるモデルを生み出す
学習や説明でもそういう向きがある
歴史の話をする時などに、あるあるとしては時代の最初から満遍なく見ていくが、実は〇〇を中心に見るとスッと理解できる。みたいなのがたまにある
長沼伸一郎の本はそういう感じなのかもしれない
これはメンタルモデルの話と近いかも、と思ったが、
どっちかと言うとメンタルモデルの逆(?)って感じがする
メンタルモデルの逆を見て、メンタルモデルを再構築する感じ
既存のメンタルモデルが間違っていることに気付こうねという話なので
大きい概念を小さく分割する際のヒントにもなる
「注文」という全てを含んだ大きいStateを管理していたが、
そこに含まれている概念を個別に中心に据えて考えてみると、5つほどに分割できた、とか
こうすると複数のstate machineに分離されることになり、
stateの遷移自体も簡素になるし、
変更容易性も上がる
1つのstate machineにしか影響を及ぼさない
最終的に連絡し合うところだけ条件を満たしてマージされればいいだけ
太陽系惑星の軌道を見るときに
地球中心で見ると謎の軌道に見えるが、
太陽中心で見るときれいな円状になっているとか