ユーザーストーリーマッピング
参考
https://gyazo.com/50b1e01ff03661c271269166bee9e2ea https://scrapbox.io/mrsekut-book-4802511191/124
ユーザーストーリーマッピングの目的
ユーザにとって必要なものを、チームとして適切に作る
そのために「ユーザーの行動フロー」を時系列で可視化し、「どの課題を解決するべきか」をチームで共通認識にする。
進め方
① ユーザの前提確認
ユーザーは誰か?
どんな状況にあるのか、どんな行動や価値観を持っているのかを明確にする。
② ユーザが関わる「シーン」を洗い出す
利用前/利用中/利用後と時系列で並べるといい
例:認知 → 検討 → 購入 → 利用後レビュー など。
③ シーンごとにユーザーの「行動」を洗い出す
意識的・無意識・強制的な行動をすべて出す
行動は時系列に横並びで整理する
④ 各行動ごとに「課題」を洗い出す
その行動でユーザーが直面する問題や感じる不便を付箋に書く。
課題が間違っていると後戻りが発生するため、ここがとても重要。
1つの課題に対し、複数のユーザーストーリー(解決方法)を考える。
例:
課題:インターネット上で手軽に決済したい
ユーザーストーリー①:クレジットカードで決済したい
ユーザーストーリー②:コンビニ払いしたい
ユーザーストーリー③:銀行振込したい
これは**松竹梅案(深さの違い)**として、実装コストと価値のバランスを見る材料にもなる。
⑥ 優先順位を決める
縦に並べて、上ほど優先度が高いと表現する。
優先度の軸は「ユーザーの重要度」「ビジネス的な重要度」「検証のしやすさ」など複数組み合わせる。
縦方向で優先度、横方向で「体験のまとまり」を意識してスライスする。
スライスは**できるだけ薄く(小さく)**設定し、フィードバックを早く得る。