コホート分析
gpt-5.icon
具体例
アプリやサービスの場合
「2025年9月に新規登録したユーザー」ごとの継続率(リテンション率)を比較する。
「キャンペーン経由で獲得したユーザー」と「自然流入ユーザー」で課金率を比較する。
ECサイトの場合
初回購入月ごとにユーザーを分け、リピート購入率やLTVを追跡する。
会員ランクごとの解約率を比較する。
コホート分析の軸の例
時間軸コホート
登録月 / 初回購入月 / インストール日 などを基準に分ける
リテンション分析によく使われる
「あるキャンペーンを利用した人」や「特定の機能を初めて使った人」など行動ベースで分ける
属性軸コホート
地域、年齢層、プラン(無料/有料)などで分ける
分析でよく使う可視化
横軸:経過月数 / 縦軸:コホート(登録月など)
→ 残存率や課金率を色の濃淡で表示
折れ線グラフ
各コホートごとのリテンションカーブを比較する
『データ・ドリブン・マーケティング』.icon p.200
https://gyazo.com/6036bad8a9c6589e96d6925bddae324b
Gyazoの画像ロック.icon
そのセグメントごとに異なる施策を実施する
例えば、特に今の収益もなく、将来性もないような一番左のセグメントには、低コストなチャネルでサービスを提供する
おもろmrsekut.icon
顧客セグメントのある種の合理的な妥協である
リソースが無限にあるなら、個別の顧客に対して、個別の最も効果的な施策を打つべきで、
しかし、そんなことをやっていたら全く効率的でないし、そんなリソースなどあるわけない
ということで、いくらかのセグメントに分けて、それごとに施策を打つというのをやる
LTVやN1分析の文脈は基本的に収益ベースでのセグメントをしていると言える 一方で、目的ベースのセグメントとかもあるはず
例えば、Chocozapを考えると
筋肉ムキムキになりたい
健康のため
モテたい
みたいなのもあるし、その手段としても
安く、コスパよく鍛えたい
気軽に鍛えたい
近いから
とか色々ある
ムキムキと健康はかなり目的が異なるので、アプローチも異なる
置く機材とか、キャンペーンの内容とか
概念の分割方法が無限にあるように、顧客の分割方法も無限に考えられる
個々の目的に沿って、最も効果的なセグメンテーションを行い、分析する
それをどういう軸で行うのか、というところに工夫が生まれる
分析の筋の良さ、モデルとしての良さ、という観点もあるし、
分析のしやすさ、という観点もあるだろう
筋が良くても、その準備が大変すぎる、とか、式が複雑すぎる、とか考えられる