カントールのパラドックス
1899年のGeorg Ferdinand Ludwig Philipp CantorからJulius Wilhelm Richard Dedekindへの手紙の中で記されている
パラドックスの内容
「全ての集合」の集合を$ Vとし、$ Vの冪集合$ \mathscr{P}(V)を作る
$ \mathscr{P}(V)はカントールの定理により、$ Vよりも大きい濃度を持つはずであるが、$ Vは「「全ての集合」の集合」なので、矛盾が生じる
つまり
仮定的には$ |V|\ge\mathscr{P}(V)だが、
カントールの定理的には$ |V|\lt\mathscr{P}(V)になる
なんか2つあるっぽい?
『集合とはなにか』.iconのp.86とp.87で紹介されている
「カントールのパラドックス」という名詞は使われてはいない
p.87に書いている方が一般的な「カントールのパラドックス」
p.86のものは整列集合に関するもの(p.84から読むのが良い)
http://park20.wakwak.com/~ichikawa-clinic/2-Cantor-paradox.htm
https://tnomura9.exblog.jp/27526044/