アーベル群
abelian group
可換群(commutative group)とも言う
アーベル群でない群は、非可換群という
定義
群$ Gの任意の元$ a, bが可換なら、$ Gをアーベル群という
つまり、交換律が成り立つ
$ x\ast y = y \ast x
可換群の例
$ \mathbb{Z},$ \mathbb{Q},$ \mathbb{R},$ \mathbb{C}は通常の加法により可換群である
単位元は0
$ xの逆元は$ -x
$ x^nは$ nx
↑これ一般的な話なのか、『代数学 1 群論入門』の話なのかわからん
p.21
$ \mathbb{Q}\backslash \{0\},$ \mathbb{R}\backslash \{0\},$ \mathbb{C} \backslash \{0\}は通常の乗法に関して可換群である
つまり$ \mathbb{Q},$ \mathbb{R},$ \mathbb{C}の集合から0を除いた集合
単位元は1
$ xの逆元は$ x^{-1}
$ \mathbb{Z}\backslash \{0\}は乗法に関して群ではない
逆元がない
$ 2n-1を満たす$ n\in \mathbb{Z}\backslash \{0\}がない
/dragoon8192-main/アーベル群の圏
/dragoon8192-main/アーベル群自己準同型の函手圏
参考
『代数学 1 群論入門』