なぜScrapboxを使うか
普段から「Scrapbox最高!」「スクボみたいな神サービスが無料で使えている意味がわからん!」とか言い続けていたら
表題のような質問をされることが増えてきたので自分の整理も踏まえて書いてみる
結論
以下の4つの目的にあっていると感じるから
新しく得た知識や今考えていることのメモと整理
このメモがもしかしたら同じ課題を抱えている誰かの為にもなる
僕の現在の理解に対する識者のフィードバックを得るため
自己紹介になる
前提
Scrapboxはwiki
探していたのは「アウトプットする場」だった
その候補がブログなり、Qiitaなり、Evernoteだったりする
アウトプットする目的は以下の3つ
新しく得た知識や今考えていることのメモと整理
階層構造ではなく、頭の中のネットワークをそのままScrapboxに写し出す
読むモードと書くモードがわかれていない
よくあるブログなどでは編集時に「編集」を押して編集ページに行かないといけない
この操作が細かい編集をする気を失せさせる
読んでいる時に気づいたことをそのまま書き込めるのが良い
このメモがもしかしたら同じ課題を抱えている誰かの為にもなる
ブログと異なり毎回序文で前提条件や基礎単語の解説をしなくて済む
Mayeモナドの話をしたいときに、いちいちモナドとは?とか書かなくていい
位相空間の話をしたいときに、いちいち開集合とは?とか内点とは?とか書かなくていい
「モナド」や「開集合」はリンクになっているはずなので、知りたければそこへ飛べばいい
自分の現在の理解に対する識者のフィードバックを得るため
それ以外の雑事、例えば「いいね」とかを気にしなくていい
自己紹介になるについて
mrsekut.iconに興味を持った人は意外と読んでくれているぽい
特に/mrsekut-pにはmrsekut.iconの関心が強い話題が多く含まれているので、ここを雑に一覧するとmrsekut.iconがどういうことに興味がある人なのかわかる、と思う 常に、「最近なにやってるの?」の回答になっている
記法がシンプル
マークダウンではなく独自の記法で記述する
マークダウンより覚えることが少なく同等以上の表現ができる
どうしても必要であればScrapboxの形式で書いたものをマークダウンに変換するブックマークレットがあったりする 使ったことないけどなmrsekut.icon
インデントで文章を組み立てるのは、
読み手にも易しく
複数人編集ではツッコミを入れやすく
ページの切り出しにも相性が良い
リンクの付け外しが容易
スケールする
気軽に書けるため、ページ数は増大する
しかし、リンクや曖昧検索のおかげで、ちゃんと思い出せなくても見つけられる
複数人編集が可能
リアルタイムで書き込める
リモートでリアルタイムに勉強会とか
個々の意見とツッコミ
議論と議事録が同時にできる
そもそもスクボ上でリモートで議論することもあるし、
会社で対面でMTGしてるときも各々が同じノートを見て書き込んだりしてる
リアルタイムに会話する必要はない
自分の気が向いたときに、自分の考えや気付きを書き連ねるだけ
PDFに変換できる
普通にブラウザの「印刷」を使う
大学の課題のレポートとかも全てScrapboxで済ませている
wordとか開くことがなくなった
スライドショーもできる
勉強会で話す資料はスクボで作るようになった
パワポなどは伝えたいことの本質じゃないところに時間がかかりすぎる
レイアウトとか、デザインとか
それが大事な場面もあるとは思うけど、エンジニア系の勉強会などの資料ではそこまで重視するものはないと思う
モバイルアプリもある
カスタマイズが利く
このページのデザインとか
拡張機能とか
開発者との距離が近い
開発者と他のユーザー交えた議論がかわされた後、バグ修正や新規の追加がされる
TwitterでScrapboxについて質問ツイートとかすれば開発者からリプが飛んでくる
共感できることが多い
読めばさらにScrapboxを好きになる
Scrapboxの哲学一部抜粋
書類の分類整理と読み/書きのモードの廃止
他の人の
projectを移したので履歴が消えたが、最初に書いたのは2019/10/28 19:07