「読みやすさ」の言語化
かなりいろいろな要素や軸があるはず
文章の構造、文章の表現
文章の構成
文章の長さ、語彙、文章の流れ、見出し、箇条書き、etc.
UIの表現
etc.
パッと見たときに、読みたくなるかどうか
文章側も、UIデザイン側も工夫できる点がある
どこにこういう情報がおちているのか
編集者、ライター、作家、新聞記者などを追ってみると良い?
こういう流れがある
まず最初に、概念を分節して、構造を組み立てる
その後で、それを効果的に伝えられるような形に表現する
諸々のtipsが、どの状況で適用すべきかを考慮する
構造を組み立てる
いつ、どこで
読まれるタイミング、時間帯、季節、場所、媒体、サイズ、頻度
誰に
背景知識、年齢、性別、興味関心
何を
一番伝えたいことはなにか
ゴール
読後にどういう行動を起こして欲しいか、どういう状態になってほしいか
伝える内容の箇条書きをする
伝える内容の優先順位をつける
優先順位の高いものを目立つようにする
優先順位の低いものは、目立たなくするか、そもそも削る
伝える側からの優先順位もあれば、
読み手側からの優先順位もある
これが知りたい、これはどうでもいい、
表現
見た目
過剰に丁寧な言葉づかいを避ける
敬語は長くなりがち
形容語と被形容語はなるべく近づける
易しく書きすぎだと思うくらいが丁度いい
専門用語を使いすぎない
その専門用語が一般的か、説明なしに使って大丈夫化を考える
具体的な内容は頭に残りやすい
詳しく説明する
「その先は?」を意識して書く
例をいくつか示す
数字を挙げて説明する
各段落の冒頭にその段落のまとめの文を1~2行で書いておく
あるいは結論を先に書く
重要なことを示すときは「重要なことは」と最初に書いておいてから説明する
リズムが大事
聴覚のリズム
音読したときのリズムを確認する
音読時に気にするポイント
読点「、」の位置を確認する
読点が少ない文章だと、音読時にどこに入れるべきかがわかりやすい
言葉の重複を確認する
文末の「だ」「である」、接続詞などで同じものが重なると重い
たまに断定を入れると切れ味が良くなる
断定を入れるためには周囲は論理で固めると強い(内容的に)
語彙、文法、感じ、長さ、硬さの5項目で文章をチェック
わかりやすい
内容がわかりやすい
問題点が明確
読後に新しい知識を得た満足感が得られる
何故、やる意義があるのか、何故、おもしろいのか、が明確
文章として読みやすい
細かい点
フォント、スペース
ひらき
ですます
etc.
文章を書く目的
読者が読み終わった時に以下のような状態になることを目指す
意味のある課題を扱っていることを理解してもらう
最終的なメッセージを理解してもらう
メッセージに納得して、行動に移してもらう
読み手と、自分の知識ギャップを埋める
読み手が、自分と同じように問題意識を持つ
同じように、興奮する
以下を前提とする
聞き手は完全に無知である
聞き手は高度な知性を持つ
つまり、専門知識はないが、理解するための知性はある
3つのプロセスでストーリーラインの構造を作る
論理構造を確認する
流れを磨く
エレベータテストに備える
どういういみ
環境構築
書き始める前に構成を考える
書き始める前に構成を考える
超雑に書いていく
自然な論理展開ができるように修正する
書き始めてから入れ替えることもよくある
参考
一番おもしろいと思っている部分を冒頭に持ってくる
これは結構意外mrsekut.icon
逆に、冒頭に迷ったなら一番面白いと思ったところを持ってくればいい
参考
日付を残す
更新日やバージョンなど
技術は特に変遷が速いので、後で見た時に情報が古いと印象がマイナスになる
少し前の自分が読んで嬉しいようなものを書く
言いたいことが凝縮され、すべての言葉に魂が宿った無駄がない文章が、読みごたえのある文章
論理構成の話
起承転結の「転」で流れを変え、リズムを整え、読者を引きつける
序章・本論・結論の構成
序論と結論は客観的(導入とまとめ)に、本論は主観的に(仮説など)
ブログなどは導入が大事
ブログというか、読者に拒否権があるもの全般
導入で読者の期待を煽り、いかに本編まで読み進めてもらえるかを考える
予告のキホン3パターン
インパクト優先型
冒頭に強めの結論を持ってくる
寸止め型
核心には触れずに読者に想像させる
恐怖映画の予告編みたいなイメージ
核心ではなく周辺情報を盛り上げることで読者の「みたい」「知りたい」を喚起させる
Q&A型
「いったいなぜほげほげなのだろうか?答えはぴよぴよにあった・・。」的な
最初に疑問と結論を言ってしまう
本編で詳細を話す
文章を書くとき、我々は「結局何が言いたいんだ?」という問いに対して一言で答えられないといけない
自分の文章の中に「主張」「理由」「事実」の3つがあるか、かつそれらが連動しているかをいつも意識するようにする
文章量は、序論2:本論6:結論2当たりの割合が無難
読者の椅子に座る
10年前の自分が理解できるように書く
無駄に万人受けするような多数派に対してではなく、ペルソナを決めた特定のあの人に向けて書いたほうがターゲットが絞りやすく伝わりやすい
わかるやつにだけわかればいい」と思わない
読者に甘え、本来やるべき説明を怠って読みづらい文章を書かない
手当たり次第に本を読んで、自分の好きな表現、嫌いな表現がわかるとよい
特に、「嫌い」と感じたときなぜ嫌いなのかを掘り下げる
そうすることで、書き手としての自分が動ありたいのかこれからどんなところに注意すべきなのか、自分の個性とはなんなのか、様々なことがわかる
読者を説得するのではなく納得させる
説得: 押しのアプローチ
納得: 引きのアプローチ
読者に他人事ではないと感じさせる
早い段階で仮説を提唱し、読者に問いかけ、読者と一緒に検証していく
あらゆる主張は仮説であり、それを検証によって納得させる
起「転」承結の順番の方法
起は一般論
転の部分で仮説を提示し、承の部分で論理を話し、検証する
結はまとめ
目からうろこは全体の3割、残り7割はすでに知っていること、でいい
おそらく読者が求めている三要素
目からうろこ
背中を後押し
読者の自説を補強するような自己肯定の欲求
自分の考えが間違っていなかったことの確認など
情報収集
冗長な文章は切り落とす
なぜここにこの一文が入るのかをしっかり説明できないといけない
文章の論理性のチェックをしたいときは、この文章が「図に起こせるか」を考えるといい