角質層
https://youtu.be/GeYC6Ah0c7w?t=808
状態がいいと重層剥離が起きない
講師
角谷貴子
日本形成外科学会専門医 平成13年
肌にとってもっとも重要なのは、角質層までの「浸透」である
パッティングでは角質層まで浸透しない
肌は何層にも重なった構造をしているため、肌の表面ではなく角質層まで保湿成分を浸透させ、水分を届けることでうるおいが持続します。
パッティングで届くのは肌の表面に近い層だけ
肌が含むことができる水分にも限界がありますので、いくらスキンケア化粧品をたっぷり、丁寧にパッティングしてつけていても、うるおいの持続にはつながりません。
(注:清掃で)大切なのは、肌全体の余分な角質を落とすこと 毛穴の汚れをクリアにすることは美肌につながりますが、過度なピーリングなどで毛穴汚れを落とすことは逆効果になる事も。 毛穴の役割は「排出器官」なので、お風呂上がりの毛穴が開いた状態が角質層までの浸透にベストな状態ということではありません。
毎日こまめにやる
角質層まで浸透しなければ無意味
https://youtu.be/3jbPeA2J1jw?si=-unUxAtwanVAiF-k
生理学と病理学がある
生理学で角質がどんどんたまって剥がれ落ちないと習うことはない。逆で、一定周期で剥がれると教わる
角質がたまることは病理としてはある(乾癬など)
しかし治療で化粧品は使わない
大手メーカー研究員の書いた記事が生理学を習っていない人が想像で書いた記事と喝破されている
角質層の厚さは平均0.02ミリしかありませんが、健全であれば同じ厚さのプラスチック膜と同じくらい、水分を通しにくい性質があります 角層細胞同士の間はセラミドに富むユニークな角層細胞間脂質が緊密に埋めており、皮膚のバリアとして分子量500ダルトン以上の物質の透過は許さないので、皮膚を介する呼吸や栄養摂取などはありえない。 しかし、外からの刺激やかぶれ反応、また毛穴からの皮脂分泌で増えた微生物の刺激によるふけ症(脂漏性皮膚炎)で皮膚炎が起き病的状態になると、表皮の代謝は盛んとなり、バリア機能の悪い角層がずんずん造りだされ、表皮には乾燥した鱗屑ができる。
https://youtu.be/eiz3KnZzEtc
成分によっては角層より下に入っているはずで、そうでなければ刺激が起こらないはず。表皮までいく成分はある
分子量が500以上だと浸透しないが、肌の水分を逃さないようにする効果がある
このあたりのあるなしは論文がないと議論ができない基素.icon