理解
彼は最初の一つのログだけを見て、「仮説」を立て始めた。手は一切動かさない。彼はしゃべりながら、アーキテクチャがこうなっていてこのログがこうなっているから、自分の推測では、こういうことが起こっていると思われる。だから、自分が調べるべきはこのテーブルといって、SQLを1つだけ実行した。それがまさに問題の原因を表していた。
「いやぁ、ビデオ見ても難しいので、10回観てますわ。何回も見直して、分からないところポーズしてメモして観てます。」そうしたら、もう一人の同僚も「やっぱそうなるよね。自分も何回も何回も見たわ」。この出来る人2人の同じコメントには雷を打たれた気分になった。自分は難しいから1回観ても理解できへんし、そんなもんと思っているので、1回みてあんまり頭に入ってないけど、実行したり、デバッグし始めて、ちょっとづつ理解していくというステップを普段はとりがちだ。
私は今までの考えを改めて、何かを早く出来るようになるということを一切辞めた。下記のブログなどを読んで「理解」とはどういうものかを理解しようとした。
G. Wiggins, J. McTighe
② 解釈できる
③ 応用できる
④ パースペクティブを持てる
⑤ 経験し、関与し、知覚する
これは曖昧基素.icon