少数の人が超欲しいものをつくれ
スタートアップが開始直後、少なくとも数名のユーザーが実際に望むようなものでなくてはならない。たいてい最初のユーザー数は少ない。これは次のような単純な理由による。つまり、もし多くの人が緊急に必要としていて、そしてスタートアップがバージョン1を作るのに普通注ぐことができる労力で作れるようなものがあるとするならば、それは十中八九すでに存在しているだろう
スタートアップには多くの人が「わずかにほしいモノ」か、少数の人が「強く望むモノ」のいずれかを作ることができる。この場合、後者を選ぶことだ。後者のタイプのアイデアのすべてが良いスタートアップアイデアとは限らないが、成功したほぼすべてのスタートアップアイデアは後者のタイプだ。
「ほぼ」と言っているが、例外は何?
Imagine a graph whose x axis represents all the people who might want what you're making and whose y axis represents how much they want it. If you invert the scale on the y axis, you can envision companies as holes. Google is an immense crater: hundreds of millions of people use it, and they need it a lot. A startup just starting out can't expect to excavate that much volume. So you have two choices about the shape of hole you start with. You can either dig a hole that's broad but shallow, or one that's narrow and deep, like a well.
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素晴らしいスタートアップのアイデアはほぼすべて後者のタイプだ。Altair Basicを作ったとき、Microsoftは一つの井戸だった。Altairのオーナーは数千人しかいなかったが、このソフトウェアがなければ機械語でプログラミングする必要があったのだ。 30年後、Facebookは同じ形をしていた。彼らの最初のサイトはハーバード大学の学生限定であり、数千人のユーザーしかいなかった。しかしその数千人は強くFacebookを欲していた。
試金石
あなたがスタートアップのアイデアを持っているときは、こう問うと良い。
「誰が、今これを望んでいるのか?」
あなたがそれに答えることができないなら、そのアイデアはおそらく悪い。
少数=自分1人のパターン
この考え方において「少数の人」を自分一人と読み替えると自己中心設計という考えと同じになる @rui314: lldとかmoldを最初に作った時に移植性とか拡張性とかについて質問されたけど、僕はユーザさえいればそういうのは後で何とでもなると思っていたから、あまり心配してなかった。僕が心配していたのは、誰にとっても使う気も移植する気もわかないものを作ってしまうことだった。 関連