哲学は変わりづらい
普通、ダメなことだと指摘されても、反発する気持ちが湧く。飲み込むまで時間がかかる
今まで信じてきたことを変えるということは、自己否定をしなければいけない
From the three approaches in design research: technology-driven, needs-driven, and vision-driven, we focus on the vision-driven approach due to its lifespan.
We know that technologies become obsolete in ~1 year, users’ needs change quickly and dramatically in ~10 years. However, we believe that a clear vision can last beyond our lifespan.
While we might need to wait decades before atom hackers (like material scientists or self-organizing nano-robot engineers) can invent the necessary enabling technologies for Radical Atoms, we strongly believe the exploration of interaction design should begin from today.
https://gyazo.com/f8da92780ecb8faad94719e51c27b1cf
テクノロジーはすごいイネイブラー(いろいろなことを可能にする要素)で、それによっていろいろなことが可能になる。一方でお客さまのニーズをしっかり理解して、それにピッタリ合う商品を出してお金をいただくというのも、とても健全な行為なわけです。
でも、テクノロジーはあっという間にゴミになってしまう。いま持っているスマートフォンと同じ機種を2年後も愛用していると思う人はこの中にどれくらいいますか? ほとんどいませんよね? 新しいモノに買い替えますよね?
注:2020年現在、スマホの買い替えライフサイクルは伸び気味
日本でも2年契約と実質無料が買い替えを促進していた
素晴らしいアドバタイズメントで欲望に火がついて、まだ使えるんだけども捨ててしまって、新しいものに買い替える。これが資本主義です。古くなってしまうことがプログラムされている。
いくらユーザーのニーズを知ったって、いま何に困っているかは言えても、未来にどうなっているかはお客さまのニーズの調査からは絶対に出てこない。われわれがどういう未来が欲しいかを考えないといけないんです。
そういう意味で100年を超えたヴィジョン、われわれのライフスパンを超えたものを考えていかなければならない。というのがぼくの研究の基本的なゴールです。
「2200年にはぼくもみなさんもいまとは違う場所(=死後の世界)にいる。でも、その時代にも生きている人々がいます。ぼくが毎日自分に問い続けるのは、自分がクリエイターであるならば、彼らに何を残すのか、何を思い出されたいのか。ぼくの答えはヴィジョンです。人生、命は有限ですが、未来は終わらない。技術やニーズはあっという間に陳腐化してしまいますが、ヴィジョンは永遠に生き続けます。遠い未来の人々が、ぼくの見た夢を思い出してくれます。理念を通じて」
https://www.youtube.com/watch?v=gTndT6m_J8I
変わらない哲学をバトらせて買った方が残るというような考え方ができる。弁証法的唯物論的な