再現性に疑問のある心理学実験
再現性の危機
2022 年 心理学における再現性危機の10年
https://doi.org/10.4216/jpssj.54.2_27
It has been almost ten years since Bem published the psi study in a prestigious social psychology journal, which ignited the replicability crisis in psychology.
Since then, drastic and systematic changes in research practices have been proposed and implemented in the field. After a decade of such controversy and reformation, what is the current status of psychology?
We provide an overview of the 10 years of credibility revolution in psychology by taking the perspectives of “researcher's degree of freedom” and “specification space.” Based on the view, we propose possible future directions for psychology to proceed as a scientific discipline.
2021年9月11日 心理学・行動経済学等の著名な研究論文が次々に追試失敗【心理学】|手記千号|note
研究の紹介と著者の感想が一体になった記事
表情フィードバック仮説
マシュマロテスト:つまみ食い我慢できる子供は有望
見つめる目の絵があると人は誠実に振る舞うようになる
スタンフォード監獄実験
宣誓効果:宣誓は人を正直にする仮説
データ捏造
予想どおりに不合理の著者
分離脳実験:農路湯を切断した患者には2つの心がある振る舞いがある
除去手術から時間が経った人について再現性がなかった
効果が消えた可能性もある
ファスト&スロー
脳の画像が添付されていると文章の信頼性が上がる
大規模追試でほぼ再現性なし
自由意志を疑う人は不正に走りやすい
再現性なし
10000時間の法則の元ネタになったバイオリンの演奏スキルが高いという研究
効果量はそれなりにある
正し、オリジナルの研究の効果量より小さい
そもそもこの研究はそれ以上に誤解されていると思う基素.icon
10000時間の法則は単純すぎる
ダニング・クルーガー効果
現象はある
自らの能力を過大評価する原因が「能力の低さ」なのかというメカニズムが怪しい
マクベス効果:道徳的な脅威にさらされると身体を洗いたくなる
追試失敗
グロース・マインドセット理論:才能より努力をほめたほうが、やる気が出る
2018年、2つのメタアナでは「ほとんど効果なし」
教育哲学としては有用?
ステレオタイプ脅威:ステレオタイプを聞かされると実際にそのようになる
効果がほとんどないというメタアナ、再現失敗実験
大きな効果があるとは言えない
性ステレオタイプは文化影響がある(ジェンダーギャップが大きいかどうかで結果が異なる)可能性がある
ステレオタイプは主語がデカすぎる
ピグマリオン効果:教師の期待によって生徒の成績が向上する
効果はあるが、小さい
差別的に見られている集団で生じやすい
プライミング効果
再現性が14%
31論文の統計情報から計算したR-indexでF grade
授かり効果:所有したものはそうでないものより高く評価する
ハロウィーンでお菓子を手に入れた子供たちで実験、発生していな買った
オキシトシンを鼻に噴霧すると信頼性が高まる
再現不能
赤の魅力効果:赤色が恋愛的魅力を劇的に高める
2つの再現実験で、認知や性行動に及ぼす影響はほとんどな買った
20世紀の実験は分析手法が未発達で、早急な結論が多いらしい
おもしろげな結果ほど再現しづらく、引用されやすく、追試は話題にされないので言ったもんがち
再現性のない論文(と示された後)は、再現性のある論文よりも多く引用される
オリジナルの論文のうち97%は統計的に有意な効果が得られていた(つまり3%はnull effect〔効果なし〕研究だった)のですが、追試では36%、追試の効果量の95%信頼区間に元論文の効果量が含まれていた(つまり「ほぼ」も含めて再現されたと考えてもよさそうな)研究は47%でした。また、オリジナルと追試をあわせると、もともと示されていた効果の有意性が保たれたのは68%でした。」
三浦麻子「心理学研究は信頼できるか?――再現可能性をめぐって(4)」ちとせプレス 2015年11月16日
http://chitosepress.com/2015/11/16/483/
再現性がないという論文自体にも誇張がある
2016 心理学研究の信頼性に疑問を呈した論文は「誇張」、米ハーバード大研究者ら 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News
流石に草基素.icon