値付け
顧客は付加価値にお金を払う
これを最大化するのがよい
キーエンスが年収2000万超を払える理由 社員にも取引先にも気前よく支払う (2/5) | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン) 川口 宏之 公認会計士
ふつうは、商品を作るのに要する原価を積み上げ、そこに一定の利益を上乗せして売値を決めるが、キーエンスはちがう。顧客が支払ってもいいと考える金額を把握し、それに応じて売値を決める。
たとえば、製造過程で不良品が一定割合出て困っている工場があるとする。仮に、不良品1個で100万円の損失となり、毎年10個の不良品が発生するならば、5年で5000万円の損失となる。
そこに、キーエンスの検査装置を導入して不良品を未然に防げるならば、顧客が払っていいと思う金額は5000万円までとなる。検査装置の売値が4000万円であれば喜んで購入するだろう。たとえ、その商品の原価が500万円だとしても、である。
全員が得をする構造
顧客の情報収集&解決策を作って提案
顧客の課題をどう解決するのかを考える
困りごとは金脈