トランプは夢の中に生きている
Donald Trumpは嘘つきだが、あまりにも嘘が多いので(2026-03-16時点では彼が何か言ったとき、デフォルトで嘘でしょうと捉えるに至っている)夢の中に生きているように見える基素.icon Claude Opus 4.6.icon
Trumpの発言の多くは古典的な意味での「嘘」(本人が虚偽と知りつつ述べる)なのか、それとも哲学者Harry Frankfurtが定義した"bullshit"(真偽への関心自体が欠如した発話)なのか。Frankfurtの『On Bullshit』の枠組みでは、bullshitterはliarより認識論的に危険だとされる。liarは真実の存在を前提にそれを隠すが、bullshitterは真偽の区別そのものを無効化するから。
「夢の中に生きている」という君の表現は、後者の解釈に近いように聞こえる。つまり、彼が意図的に嘘をついているというより、発話と現実の対応関係にそもそも関心がないように見える、という観察
今まさに「戦争」(ペルシャ湾での軍事行動を指す)が進行中で、状況はどんどん悪化している。自分のような比較的恵まれた立場の人間でさえ日常生活への影響を心配しはじめているほどだ、とクルーグマンは言う。
なぜこんなことになったのか。トランプ政権はペルシャ湾での戦争がもたらしうる結果に対して、あまりにも無準備だった。「なんであんなに盲目でいられたのか」というのがクルーグマンの率直な疑問。
トランプは直近の演説でも「インフレは急落中、所得は増加、経済は爆発的回復、アメリカは再び尊重されている」と繰り返している。これは事実と真逆で、実際にはインフレは上昇傾向、雇用はここ1年ほぼゼロ成長、世界からの敬意はむしろ史上最低レベルだとクルーグマンは指摘する。
にもかかわらず、この種の妄想的語りがトランプ本人にとってのコストをほとんど生んでこなかった。周囲がイエスマンばかりなので、誰も「そうじゃない」と言ってくれない。
ジョージ・オーウェルの第二次大戦直後のエッセイ「In Front of Your Nose(あなたの鼻先で)」。人間がいかに自己欺瞞に長けているかを論じた作品で、オーウェルはこう書いた——「私たちは皆、自分でも嘘と知っていることを信じられる。そして誤りが証明されたとき、厚顔にも事実を捻じ曲げて自分が正しかったことにする。知的にはこのプロセスを無期限に続けられる」。
ただしオーウェルは続ける:「唯一の歯止めは、いずれ偽りの信念が現実という硬い壁にぶつかることだ——たいていの場合、それは戦場で起きる」。