iPhoneで撮る
だいじなこと
適材適所!
やりたいことを明確にしておく
機材選定の考え方
撮影・収録機材を選定するときの天秤は次の3つ
ポータビリティ
クオリティ
予算
専用機材を使う理由は、映像・収録のクオリティを上げるため
専用機材を増やせば増やすほど予算をくい、ポータビリティが落ちる
目標
やりたいことにたいして最小限の機材を揃える
自分はポータビリティを重視する(常にカメラを持ち歩くモチベーションがまだない)。iPhoneは常に持ち歩くものなので、追加の機材を必要としないで収録できるとベスト
SNSにアップロードする運用もiPhoneで完結していると手間がない
性能限界を知っておきたい
2025-11-20
最低限VNDがつけばいい
2025-11-20
VNDを使いたいが、リグが仰々しくなる。すると持ち運びにはカバンが必要になり、BMPCCと運用負荷が変わらなくなる。UIの使いやすさからBMPCCを持って行ったほうがいいのではという判断になる。
このハンドルなしサイズがギリギリ「撮影する気がなくても持ち出せる」ラインだと思う
https://www.youtube.com/watch?v=NeIl5UIqmlI
ゴツいリグは許容できない
これもスマホが外せるという点がいい
https://www.youtube.com/watch?v=vOox1oZvAeA
https://www.youtube.com/watch?v=phDsgCwCga4
https://www.youtube.com/watch?v=Y6bWW4SmHrs
https://youtu.be/JjgnpKm3OS0?si=h5TpKv_kpFjtr4Nl
https://youtu.be/jjpylH_We_o?si=KjK2rx39V-gyrtJB
写真
ソフト
iPhoneの標準アプリは誰がとってもそこそこ取れるように調整している
マニュアル写真をつかって(ProCamなど)ひと手間かけるとマシな写真が取れる可能性がある iOS標準でもいけるが、うまく調整したProCamの方が見栄えが良いみたい
基素.icon
どうしてもセンササイズその他のつらさがあるが、用途と弱点を把握すれば結構使えそう
ソフトウェア的な発展がまだみこめる分野
P20 Proのカメラが話題になった
レンズ
外付けのレンズがいろいろでている
が、専用ケースが必要だったり日常用途に影響する
teleよりはSuperfishなどの広角よりが面白そう(teleはRX100M6などにまかせる)
teleは微妙らしい
https://www.youtube.com/watch?v=PGOQRsnI9Ak
動画
手ぶれをおさえるにはスタビライザーをつかう(これでもZ軸方向には揺れる) 音声
収録
無線マイクを使う
運用
動画と合わせる時は、マイクを別にできないケースもありそう
音声だけ別マイクで収録し、ポスプロであわせる
そのうちAdobe Auditionでもできるかも?要チェック
カメラを動かさない
タイムラプス、スローモーションはデフォルトで使える
https://youtu.be/yFbz1h29sE4?si=UvF57QvMNbComOfD
GPT-5.1.icon
「Shot on iPhone」がプロ級に見える理由は、
iPhone本体の性能ではなく、照明・美術・撮影技術・チームの経験と工夫が圧倒的だから。
特に 照明(Lighting)と美術(Production Design)が画作りの大部分を決めている。
Claudio Miranda(オスカー受賞DP)が iPhone を使った商業撮影現場を解説
画質を決めるものは
光の理解(ハイライトがどう壊れるか、影の使い方)
美術の作り込み(部屋の壁紙や小道具配置)
レンズ/ND/露出の運用
制約の中での選択と工夫
機材よりも「選択・光・美術・経験と taste」**が映像を決める。
0:00〜2:00 イントロ
「Shot on iPhone はなぜ綺麗なのか?」自分の iPhone と比較 → 「全然違う」
プロの映画撮影監督 Claudio Miranda の元へ向かう。
2:00〜6:00 作品紹介と基礎の話
Miranda は 『Life of Pi』でアカデミー賞、『Top Gun Maverick』など超大作を担当。
まず「レンズを拭け」
「機材性能より “光を理解してるか” が重要」と強調
6:00〜12:30 iPhone撮影の制約と工夫
主な論点:
iPhoneの制約
レンズは 3 本
絞り固定(1.8 / 2.8)
センサー小
固定絞りのため露出コントロールは ND が中心
ISO は 200–400 を狙う
500 以上は微妙
12:30〜20:00 照明と“影”の重要性
DP の多くは 照明部門出身。→ 光の扱いが画質の80%を決めるから。
初心者「光を足す」
余計な反射光を黒布で遮断し、意図した影だけ残す。
20:00〜27:00 Production Design(美術)が画を決める
Production Designer Yong のパート。
美術が画の雰囲気を決める。
例:壁紙を変えるだけで空間そのものの印象が激変。
アスペクト比やレンズに合わせて空間設計する。
監督や衣装部と密に連携。
Gene(動画主)も「カメラ選びは5秒、美術と照明は数時間」と発言。
36:00〜48:00 Top Gun 制作秘話・実機撮影の価値
トム・クルーズの実機撮影裏話。
ジェットのG・光の動きが “実写でしか得られない説得力” を生む。
実写は“不完全さ”まで含めてリアル。
iPhone を映画用リグにする Tilta の新システム。
電源パススルー対応(外部バッテリーで accessories 全部給電)
外部モニター、外部録画、ワイヤレスフォーカス対応
ND / フィルター交換の簡便化
→ 「スマホの弱点をすべてリグで潰す」発想。
1:00:00〜1:08:00 Gear vs Skill(ギア論争の決着)
Claudio:「ギアより “選択(Choices)” が重要」
Art Designer:「カメラを良くするより、どう考えるかが大事」
有名な写真家の言葉:
→「一番大事なのはカメラの後ろの12インチ(= 撮る人)」
1:08:00〜1:15:00 クリエイターへのアドバイス
自信と準備が大事
制約を理解すると自由になる
**Fearless(恐れず挑戦)**であれ
3Dモデリングや CAD でカメラ配置を事前検証する話など
巨大なリグを組んでいるのでそのまま参考にはできない、基素.iconのスタイルで参考になりそうなのは
影の間引き(negative fill)
影を「作る」のではなく、「余計な光を引く」テク
iPhoneは広角で光が回りやすい → 黒布 1枚で劇的に改善する
室内の美術(PD)
壁・背景の色、素材、物量が“画の質感の80%”
iPhone本体はその情報をほぼ“素直に”拾うだけ
小物の整理・置き換えだけで画の雰囲気が変わる
iPhone Log と 200–400 ISO 運用
ISO 200–400付近が最もマージンがある(Claudioの発言)
Logでハイライトつぶれを抑える
→ これはアプリとND1枚でできる(機材を増やす必要なし)
F1.8 固定の扱い方
絞りが選べない=光量調整が難しい
ND が無いとカメラが勝手に不自然な設定になる
明るい場所で撮影すると、スマホは露出オーバーを避けるために:
シャッター速度を1/3000とかまで上げる→ 動きがカクカクする「ビデオ感」
ポスプロでモーションブラーをつける基素.icon
質80点、運用100点GPT-5.1.icon
ISOを自動で上げたり下げたりする→ ノイズ・色味が不安定
AIのトーンマッピング暴走→ ハイライトが変に白く飛ぶ
だから ND 1〜2段が非常に効果的
→ この部分は最小機材追加で最大効果
https://www.youtube.com/watch?v=QjFVV47CUfU&t=174s
https://www.youtube.com/watch?v=PnmxiyHuSqk
光と構図の話
光を見る→構図を決める
サイド光は立体感が出るので鉄板
順光は立体感が出ない
背景と主題が重ならないようにとる
望遠でとると余計なものを写さないことができる
フィルタ
PL filter
向きの制御
Mist Filter ハイライトをふわっとする
ND + Mist
https://youtu.be/FR4KZkojk0E?si=WLgmct0Eo6T5h6Lx
ミラーレスのアドバンテージ
ボケの量
描写がWETであるか
様々なパラメータがある
この2つをコントロールする
iPhoneの映像はDRYなのでWETにする
ボケの量を増やす
https://youtu.be/yZIQiuvbukE?si=lqr-tSLH9r_gbGVn
作例
https://youtu.be/sZmovKknlT0?si=cZq-wIUOqDdfsl9r
https://youtu.be/9Z7RDvTIqQE?si=jPEGBTSKOB_bKOxc