すいかくん
スイカの頭に最低限全裸にならない衣装を纏った姿の怪異。一般農作物を自称していて、食べられることを至上命題としている。 実なので雌雄はない。
なお厳密には知的生命体ではないため恐怖といった概念がなく、「食べられるために作られた普通の(回転する)すいか」という事実に基づいて動く怪異であり、SANチェックの対象には入れない。
通常の回転するスイカが滝(ダムの放水)を登り切ったことで身体を持った怪異化(通称スイカの滝登り)。 その強靭な身体を生かし、スイカ割りの季節には棒を持った人間に頭をかち割られに来る。
もりカプサイ神が唐辛子を投下する瞬間に立ち会うと急に饒舌に喋り出し、他の回転するスイカに滝登りを行うよう促す。 なおスイカ牛とは別の怪異である。おともだちの間柄。 頭部に関して言えば、皮付近にカプサイシンが染み込んで漬物になっている以外は怪異化する前と同じく通常のスイカの味をしている。その点がスイカ牛とは完全に異なっており、恐らく種の段階から別種と考えられる。 村外に通じる滝(ダムの放水)を登り切る(=村外に出ている)と進化する点、進化に必要な滝(ダム)がもりカプサイ神の唐辛子投下の影響を受け激辛ダムになっている点から、村の固有種ではなく外来種(異界)の怪異ではないかと言われている。 暇なときは一人チューチュートレインをしている。
一個体のみではなく、滝を登り終わったスイカは皆同じように強靭な身体を持ち、食べられる機会を村のどこかで伺っている。
「食べられるためにどうしたらいいか」という会議が村のどこかに存在するダンジョンで行われている。迷い込むと……?
デイリーショップでは取り扱いを禁止されており、客に食べて貰おうと周囲をふらつくと即座に店員であるとのさまさんに撃退されるため、個スイカの無人販売所を作り仲間や他の農作物を売り歩いている個体もいる。 なお何故こんな怪異が誕生したか、経緯を述べることは出来るが誰も理解はできない。
基本的に食べることを敬遠されがちなすいかくんだが、23.4.21のおたそーロードショーでの「デッド寿司」のウォチパチャットにて
「お腹すいたな」
「すいかくんを食べる?」
「頭? 胴?」
「食べられるならどちらでも」
以上のような趣旨の会話が発生。なんと触手ちゃんさんならすいかくんを食べてくれることが判明した。ありがとう触手さん。 デザートはもちろん本スイカである。なお雇用条件としては「最終的に誰かが食べてくれること」であり、その他の賃金、サービス料はかからない。
【経緯】
ある日、皆尽村占いで回転するスイカを引いた小雨さんが「活きのいいスイカですね!今年も川の流れに逆らって流れてくれるでしょう(ダイナミックコード)」と発言したことから誕生した。
……というわけではなく、それに対し名追(仮名)さんが次のように発言を行い、 「スイカの滝登り」
「鯉が滝を登って龍になるならスイカは……?」
さらに沙凪さんが胴体の付いたスイカの絵文字を投下。これが滝登りを終えたスイカの怪異が爆誕した瞬間である。
参考:「スイカの怪異」(沙凪さんのクリップ)
その時ちょうど村民99名であり、100人目の村民を迎える為にオンラインの住人が浮き足だっていた時であり、現在存在するすいかくん【一般農作物】の中の人であるしんぞうくんが「もう1人作って滝を登り終わった:rolling_suika:やりたいけど今やると100人目になってしまう」と発言していた。100人目がなかなか来ないことから、諦めて村民登録を行い100人目としてネタを楽しもうとしたところ、ちょうど100人目の村民が来村。色んな意味で出オチとなるはずの怪異であった。 ……が、直後に様々に付いた設定や、その後も中の人が喋らせるので、何故かなかなか消えない怪異である。