キロン
占星術における天体のひとつ。傷と癒やしに関わる。キロンの傷は、それを受け入れる以外にない。あるときそのきっかけがやってきて、傷を癒やせるようになる。このテーマの傷を癒やしたとき、わたしたちは自分をしっかりと肯定できるようになる。 土星と海王星の間を主な軌道とする、ケンタウルス族という小惑星群がある その中で最も有名なのがキロン(カイロン)
射手座の神話に登場するケンタウルス族の賢者ケイローンの名前から来ている
ケイローンは土星の神クロノスが馬に化けて、要請ピュリラーと交わったことで生まれた
mia.icon なんか、越冬つばめの「ひゅるりーららー」みたいな名前だ……
ケイローンの神話には、わたしたちの中の神性、人間性、獣性を統合する、という意味がある
ケイローンは占い、武術、音楽などさまざまな分野の賢者で、神々の教育係
小惑星群とは、その惑星からさらに次の惑星に向かうまでに乗り越えるべき意識の層、断絶されたものなどを表す
キロンが象徴するのは「傷ついた癒やし手」
ケンタウルス族は、その傷と、傷を克服するための「叡智」を教えてくれる
キロンが表す傷は、実際の生活で傷つくような出来事として経験する場合が多い
キロンの傷は、一度傷ついたことと同じテーマから逃げずに向き合い続けることでしか癒やせない
キロンの傷はきっかけ
それを超えたとき、経験と本当の叡智を手に入れる
宇宙の真理に到達し、同じ傷を負った人を導く力になる
双子座
知識や好奇心、兄弟姉妹、クラスメイト、人とのコミュニケーションや学習といったテーマの場所
人とうまくコミュニケーションが取れなかったという体験をする可能性がある
それでも本当に通じ合える友達ができたり、本当に夢中になるものを学んだり、文章も含めた言葉で人に伝えたことが評価されたり喜ばれたりといった経験を通して自己価値観を高めていける
8ハウス
深いパートナーシップ、死と再生、深い探求、受け取るといったテーマの場所
人との性的な関係も含まれる
性的な嫌がらせや虐待で傷つく、人の死を多く体験する、親族の遺産関係でつらい思いをする、自分自身が死にかける体験をする、霊障に遭うなど
人との依存関係などで厳しい思いをする場合も
それでも真の深いパートナーや、性的な喜び、人との深い信頼関係を築いていくことをあきらめずに達成していくと癒やされる
魚座
目に見えない領域を意味する
目に見えないものを扱う能力を通して傷つく可能性がある
もともと開かれた能力があるけれども、それによって苦労したり、両親や周囲に理解されないために孤独を感じることもある
人の心や負の念に敏感で、それを受け取りすぎてしまう面も
自分と他者との境界線がわからに人が多く、どんな人でも理解し受け入れようとするあまり、大変な思いをする可能性もある
芸術的な能力を発揮しようとしてつらい思いをすることも暗示する
そういった経験を通してヒーリングや癒やしの力、独特の芸術的な感性を発揮し、人にも与えることができるようになると癒やされる
癒やしの力は自分自身にも使うこと
お酒や薬物に依存する可能性もあるので注意する
4ハウス
人を育むこと、子ども時代や家庭環境といったものに何らかの傷を負う
自分が子どもを産み育てることが怖い
幸福な家庭をいつか築いたり、自分が子どもを産み育てる経験をすることで癒やされる
自分の欲求を満たすとか、自分の心を安定させるとか、そんな根っこの安心感を持つことがとても重要