「問題」と「課題感」と「解ける課題」は別物
#エンジニアリング #要求分析 #問題解決
@nishio: 課題を抱えている人をもっとコミュニティに入れるべきなのかどうか、という話題で「課題感」と「持ち込んだ人以外が解ける形に言語化された課題」とは別物ですね、と言ったのにはこの図が背景にあります。未踏社団のプロジェクト発達成長プロセスのモデル図
https://pbs.twimg.com/media/FwAFQDaaUAIhcEQ.jpg
@nishio: 「解ける課題」と「解く手段(技術)」をマッチングすることは価値を生み出すのでコミュニティにとって有益なのだが、しばしば「課題」が「解ける課題」ではなくぼんやりとした感覚である「課題感」に過ぎないことがあり、課題感はそのままでは他人が解くことはできない。
@nishio: 「課題感」を「解ける課題」に変換するためには、それが課題感を抱えている人以外にとっても理解できて「解決したい」という熱意を生むところまで言語化する必要がある。
@nishio: じゃあ言語化のためにブレインストーミングしようか、となるんだけどそれは「ある程度自信のあることをいう」ハードルがある。雑なアイデアをバンバン言えるのはある種の自己肯定感に溢れた人だけで、大部分の人はそうではない。そこでPolisの匿名シードコメントを使う手があるかもという話をした
良いプロセスとは
関数とはドメイン(入力)とレンジ(出力)の集合の関係のこと
出力の集合が見えていないと効用関数を定義できない
その不安は、悩みや問題ではなく対処すべき状況なのかもしれない
解決したくても、良い解法が思いつかない場合は無理やり解決すべきではない
問題・課題・打ち手
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今後やりたいこと(プロダクトバックログ)」と「今やるべきこと(スプリントバックログ)」の分離