1-2python組み込み関数とメソッド
ある型を別の型に変更させることを型変換(キャスト)という
code:python
str(10)
float("10.00")
int(3.1415)
code:実行
"10"
10.00
3
先ほど説明したlen()やprint()といった標準で用意されている関数のことを『組み込み関数』と呼ぶ
どのようなものがあるのかは以下を参照
table:組み込み関数
組み込み関数 用途
print() 引数で受け取った値を全てテキスト文字列に変換して出力する
format() 引数で受け取った値で動的にテキストを生成する
range() 等間隔で連続した数字のオブジェクトを生成する
len() 引数で受け取った値の長さ(要素数)を返す type() 引数で受け取った値のオブジェクト型を返す
isinstance() 引数で受け取ったオブジェクトとデータ型を比較して真偽値を返す
dir() オブジェクトが持つ値やメソッドの名称を一覧で返す
round() 少数部分の値を指定した桁で丸める
abs() 引数で受け取った値を絶対値にして返す
sum() 引数で受け取った値の総和を返す
divmod() 引数で受け取った2つの数の商と余りを返す
open() ファイルを開く
hash() 引数で受け取った値のハッシュ値を返す
enumerate() リスト要素などにインデックスをつけて返す
str() 引数で受け取った値でstr型(文字列)を作成
int() 引数で受け取った値でint型(整数)を作成
float() 引数で受け取った値でfloat型(浮動小数点)を作成
list() 引数で受け取った値でリストを作成
tuple() 引数で受け取った値でタプルを作成
dict() 引数で受け取った値で辞書を作成
map() functionをlistのすべてのメンバーに適用してリストを返す。 lambdaという無名関数と呼ばれる関数を書くための記法も存在する 型には属性が存在し、それには「.属性」でアクセスすることが出来る
そしてこれをメソッドという
table:文字でよく使うメソッド
メソッド名 概要 例
"{}さん{}".format("taro","こんにちは")
→taroさん、こんにちは
format 文字列の書籍化作業を行う "{0}、{1} {0}".format("Hello","taro")
→Hello、taro Hello
"{name}さん!".format(name="taro")
→"taroさん!"
replace 文字列の一部を置換する(置換回数は省略可能) "Hello World".replace("Hello","Hi")
文字列.replace(置換したい文字, 新しい文字, 置換回数) →"Hi World"
count 単語の出現回数を返す "Hello World".count("l")
→3
index(),find() 文字列の先頭から検索し見つかった場合その位置を返す。 "Hello World".index("Hello") indexは単語がなければエラー表示 →0
findは単語がなければ-1を表示
strip 先頭及び末尾の空白を除去 " Hello World ".strip()
→"Hello World"
startswith その単語で始まっていればTrue、そうでなければFalse "Hello World".startswith("Hello") →True
endswith その単語で終わっていればTrue、そうでなければFalse "Hello World".startswith("World")
→True
sprit 文字列をリストに分割する "Hello,World,Good,Night,10,60".sprit(,) sprit()なら空白で分割 →["Hello","World","Good","Night","10","60"]
join リストを統合して文字列にする。 ",".join(["Hello","World","Good","Night","10","60"])
spritの逆 →"Hello,World,Good,Night,10,60"
lstrip(削除する文字列) 文字列の先頭を削除する
upper() 文字列をすべて大文字にする b="aBcdEfG"
b.upper()
lower() 文字列をすべて小文字にする b.lower()