2022年7月下旬期グレードフェス所感
当期のグレードフェスについて、kinzokuseitarai.iconの個人的な感想を交えつつ語ります。 今期はグレード7にてプレイしていました。
ルール
判定期間:2022/07/21 ~ 07/31
流行
1位:Dance
2位:Vocal
3位:Visual
審査員影響力:231(グレ7)
特殊ルール
流行1位の審査員が満足するのに必要な興味値が他の審査員より多い
Da審査員:6000000(グレ7)
VoVi審査員:5000000(グレ7)
所感
今期の更新で、サマーキャンペーン2022前夜祭が始まりました。いつものトレーニング超成功、感謝祭はづきさん出現率UPの他、特別ログインボーナスも開催されました。今回のログボは最終日の7日目にSSR確定ガシャチケットがもらえました。
ショップ関連では有償2000石で10連ガシャチケット・sSSR確定ガシャチケット等の入った安めのパッケージが販売されていました。手持ちのカード的に恒常のみは分が悪いのでスルーでしたが。
ピックアップ以外のガシャ関連では、無償3750石で21連かつsSSRとpSSRが1枚ずつ確定のサマーキャンペーン2022前夜祭ステップアップガシャ、有償6000石で30連かつ限定入りSSRとアルストの期間限定SSRが確定するアルストロメリアピックアップステップアップガシャが開催されました。前者のサマキャンガシャは恒常のみだったので控え、アルストはそもそも全カード所持ですしスルーしたので、今回はほとんどガシャ引いてないですね。 また、今期の更新では適用されていませんが、283パスの特典にアップデートがかかるようですね!これまで、自動メモ帳発動・マニーショップ日替わり無料・90日ごとに限定入りSSR確定ガシャチケットの3つの特典がありましたが、正直この内容では500円でもちょっと割高感はありましたし、今年のSTEP編実装に伴ってメモ帳の価値も若干落ちたので、テコ入れは非常にありがたいですね。新たに2つの特典が追加となり、ログイン報酬で無償石最大500個・購入時にSSR率28.3%ガシャチケ獲得のボーナスが予定されています。ガシャチケは正直これでもオマケではありますが、値段分の無償石がちゃんと手に入るようになったのはとても嬉しいところです。他のゲームでもパス系のアイテムは値段分の石がもらえるようになっているところが多いですからね、ようやくその水準まで上げてくれたといった感想ですね。
今期のイベントは、「サマー・ビーチ・ボックス」と、復刻シナリオ「アイムベリーベリーソーリー」が開催されました。ボックスイベントはSTEPで圧縮周回をしていれば勝手にポイント貯まっていくので、以前のWING歌姫周回よりもモチベーション高く周回できている気がします。 今期は月末のタイミングで事前メンテナンスが入り、そちらでもいくつかアップデートが入りました。
1つ目は「フォトモード」機能ですね。端末のカメラを使って、実際のカメラの映像とゲーム内のアイドルを組み合わせて写真が取れる機能です。これ、いろんな楽しみ方ができるので欲しかった人も多かったのではないかと思います。kinzokuseitarai.iconはあまり写真を撮ったりする趣味がないので面白い活用方法はそれほど思いつかないんですが、既にTwitterなどで上がっているスクショを見ているといろんな使い方をしている人がいて楽しいですね。
2つ目は「Pデスク衣装機能」の追加です。こちらは、これまで獲得したアイドルの衣装を一覧として見れるようになり、また衣装ガシャなどで獲得できる同シリーズの衣装をユニットごとに一括で確認できる機能となっています。衣装の確認だけでなく、編成画面に表示されるSDキャラのアニメーションもユニットメンバー一括で確認できるのが非常に良いですね。このSDアニメは同シリーズ衣装で繋がるようにモーションが組まれていて、めちゃくちゃ可愛い動きが見られるので、編成画面でわざわざ設定しなくても見られるようになったのは非常にありがたいです。
さらに、衣装の所持数に応じてPレベルまで上げられるようになりました。これのおかげで、アップデート後にPデスクを覗いたら一気にLv.100まで上がったのでびっくりしました。(Lv.100で解放されるショップのPSはづきさんパッケージは速攻で購入しました)
3つ目は「プロデュースアップデート」です。こちらは、レッスン・お仕事の表示がSTEPのものに差し替えられ、施設の選択が容易になりました。ビジュアルレッスンや雑誌のお仕事なんかは右に何度かスクロールしないといけませんでしたからね。
そして、WINGの難易度が「ビギナー」、「ミドル」、「マスター」の3段階に分かれました。これまでの難易度はミドルで、今までと同じ条件で遊ぶことができますが、ビギナーでは審査員やライバルが弱くシナリオで優勝を狙いやすい代わりに、TrueEndを達成することができなくなっています。カードプールの少ない初心者の方に、WING編シナリオをとりあえず読んでもらうためのモードですね。
マスターモードでは、審査員・ライバルともにミドルモードよりも強く、生半可な編成では普通に押し負けるかなり歯ごたえのある難易度となっていました。難しい代わりに、Exスキルのドロップ率や、特別オーディションのノウハウドロップ率がミドルよりも高く設定されているため、十分なカードプールがある方であればこちらの難易度で周回するべきだと思われます。
今回の月末アップデートは非常に良い機能が一気に追加されて、満足度の高いものでした。本当にありがとうございます!
今期併催のガシャは、「熱帯夜、光のしぶきと戯れて 恋鐘・美琴ガシャ」でした。有償5050石25連でPUの「【あなたと、月の満ちる頃】月岡恋鐘」が確定するステップアップガシャもあったので、有り難く引かせていただきました。 https://gyazo.com/1247229a33f9313a9f790fb2eaba4f17
スキルパネル
https://gyazo.com/53f4512ee77926182444510d06d23fb8
ライブスキル
無凸:Vi3倍アピール(興味無視)
追加効果:自身のメンタルを30%減らし、Vi最大90%UP(減少値が多いほど効果UP)(3T)
PLUS (3T以降アンティーカ全員がライブに参加している場合):メンタル30%回復 3凸:Vo4.5倍アピール(興味無視)
追加効果:自身のメンタルを30%減らし、Vi最大120%UP(減少値が多いほど効果UP)(3T)
PLUS (3T以降アンティーカ全員がライブに参加している場合):メンタル30%回復 両者とも固定倍率かつ興味無視の単体アピールに加え、自傷の追加効果と自傷率によるバフ付与という、最近のアンティーカのライブスキルを踏襲したものとなっています。Vo特化、Vi特化の両面でメンタルを削るための自傷札として活用できるものですね。 今回はスキルの基本性能よりも注目すべきものがありますね。いつもはリンクアピールとなっている箇所が、今回は「プラスアピール」になっています。これは、フェスにおいて指定条件を満たしていれば発動し、リンクアピールと同じ追加点が得られるため、5人ユニットでリンクアピールの発動が厳しすぎるアンティーカのユニット格差を是正するための新しいアプローチですね。同じく5人ユニットの放クラが「デュエット」というギミックで問題を解消したように、アンティーカはプラスアピールでリンクポイント格差を埋めるテコ入れが入った形です。 今回の恋鐘のプラスアピールの発動条件は「3ターン以降アンティーカ全員編成時」なので、アンティーカ編成であれば3ターン目から無条件で発動することになります。3ターン目ということは3人ユニットと同じ発動条件と言えますし、プラスアピールの明確な利点としてスキル履歴にユニットメンバーを必要としない点が挙げられ、長期戦だと3T以降どんな状況でもどのターンに打ってもプラスアピールが発動するのが魅力の一つです。 ただ、今回のプラスアピールの効果が「メンタル回復」であることが引っかかりますね。スキルのメイン効果でせっかく自傷したのに、自傷分以上のメンタルを回復してしまうため、低メンタル状態で高火力を出すアンティーカのメインコンセプトとはアンチシナジーとなっています。考えようによっては、自傷率バフを他の効果なしで付与できる能力と言えなくもないですが、アンティーカにとって自傷がほぼデメリットにならないですからね。回復はちょっと使いにくい追加効果のように思います。 パッシブスキル
table: パッシブスキル
SP 効果 条件 確率 回数
30(1凸) VoVi35%UP 2T以前 30% 1
40(2凸金) VoVi75%UP 最大メンタル3400以上メンタル49%以下 30% 2
50(4凸金) Vo85%UP アンティーカ全員がライブに参加している場合 20% 1
アンティーカ編成であれば全てのパッシブを高水準で使うことができそうです。1凸パッシブは2T以前の制限があるので、前半パッシブに乏しい場合は採用検討の余地があります。 2凸パッシブは編成のメンタルを3400以上にした上でメンタルを半分以下まで削らなければいけないここ最近の背水パッシブですが、2色の75%UPはそれなりに強いので採用価値があります。
4凸パッシブもVoアンティーカなら十分強力な無条件高火力パッシブですし、序盤から発動の可能性もあって採用の価値が高いものになっています。 ステータス上限
table: 上限UP
SP 属性解放数
30 Vi +50
40(コミュ) Vi +50
50(2凸) Vi +50
40(3凸) VoVi +100
50(4凸) Vo +150
3凸まででVi +250、4凸でVo +250となる最近の恒常上限です。
思い出アピール
追加効果:Vo60%UP(5T)
リンク:Vo最大5.5倍アピール(メンタルが少ないほど効果UP)
前段バフ、リンクでVo背水アピールです。最大倍率が5.5倍と、恒常ゆえに5人ユニットにしては少々控えめな火力設定となっていますが、それでも十分強力ではあると思います。Voアンティーカは興味DOWNによる遅延効果を使ったギミック編成だったのもあって、思い出アピールが強力なカードが今のところほとんどないので、「【く ら く ら】三峰結華」の持つVo最大6倍の次に倍率の高い思い出アピールとなります。 (kinzokuseitarai.iconは引きました)
https://gyazo.com/3dfaa628e410275c945813e189b419fa
スキルパネル
https://gyazo.com/7ab80c80bab43ef58cb826efa10333db
ライブスキル
無凸:Da2.5倍アピール
追加効果:七草にちかのアピール倍率0.5倍UP(3T)
リンク:Da50%UP(3T)
4凸:Vo3.5倍アピール
追加効果:七草にちかのアピール倍率1倍UP(2T)
リンク:Vo50%UP(3T)
にちかのアピール倍率を上げる支援型のライブスキルとなっています。両スキルを使用した場合のにちかのアピール倍率の上がり幅は「【ROUNDLY】緋田美琴」と同じ合計1.5倍UPなので、こちらのカードを所持していない場合は代用として使用できます。 パッシブスキル
table: パッシブスキル
SP 効果 条件 確率 回数
30(1凸) VoDa20%UP 2T以前 20% 2
40(2凸金) Vo50%UP 3T以降 20% 2
2凸パッシブの発動条件もゆるく、簡単に50%UPというそこそこの倍率を持ってこれるため、かなり使い勝手の良いパッシブとなっています。どちらかというと、現状Vo特化のシーズ編成はカードプール的に厳しいので、他のVo特化編成を使用していてカードプールに乏しい場合の出張枠採用で使えないこともない、といった性能ですね。 ステータス上限
table: 上限UP
SP 属性解放数
20 VoDa +25
40(コミュ) VoDa +25
40(3凸) Da +100
50(4凸) Vo +100
SRのわりに上限パネルが多く、VoDa両方とも125まで上限を上げることができます。
思い出アピール
追加効果:VoDa30%UP(3T)
リンク:Vo2倍アピール
前段バフとリンク追撃です。2人ユニットのため素の倍率がかなり低いですが、「【♡まっクろはムウサぎ♡】七草にちか」などの美琴の倍率UPスキルを使用すると、最大3.5倍くらいまで火力を上げることができます。そこまでの火力であれば、pSRとしては上出来な火力ではないかと思います(が、その場合「はムウサぎ」をセンターに回したほうが良いとは思います)。 (kinzokuseitarai.iconは引けました)
https://gyazo.com/409726c26cc77246d1147412e4cb26f7
ライブスキル
無凸:Vo最大3倍アピール(メンタルが多いほど効果UP)
リンク:Vo1.5倍アピール
4凸:Da最大4倍アピール(メンタルが多いほど効果UP)
リンク:Da1.5倍アピール
追加効果なしの純粋な渾身火力札です。条件付きとはいえイベント産pSRでこれだけの火力を持っているカードはそうそういないので、それなりに火力要員として仕事をしてくれます。
リンクも追撃になっているので、追加でアピール稼ぎもできるのも魅力的ですね。
パッシブスキル
table: パッシブスキル
SP 効果 条件 確率 回数
20 Vo4%UP 5T以降 20% 1
30 Da4%UP スター9以下 30% 1
40(コミュ) Vo4%UP 1位 40% 2
40(1凸) Vo12%UP メンタル75%以上 40% 1
40(2凸金) Da40%UP メンタル95%以上 20% 2
2凸パッシブはメンタル95%以上という非常に厳しい条件ながら、この条件は初手発動が見込めるという意味で取りたいスキルとなっています。Da特化編成でパッシブに悩んでいる場合なども普通に採用して良いものだと思います。
ステータス上限
table: 上限UP
SP 属性解放数
50(3凸) VoDa +50
最近のイベント産pSRに倣って、VoDa2色の +50上限が設定されています。
思い出アピール
追加効果:Da15%UP(5T)
リンク:Da3倍アピール(メンタルが多いほど効果UP)
前段バフ、リンクは渾身追撃で、無難な性能となっています。3人ユニットですし、Da特化編成でそこそこ使えそうな性能ですね。WING周回でも甜花・千雪のサポートを採用できるのであれば発動は容易です。
グレフェス
今期も前期同様の通常ルールで、Da審査員が流行1位で興味値が若干多めの環境でした。グレ7の環境的にはあまり前期と変わりなく、Vi特化編成が多めの他、前期から引き続きDa特化編成と当たりやすくなっているのと、Vo特化がアルストくらいしかいない感じですね。 今期のkinzokuseitarai.iconは引き続きVoアルストでの参戦です。脇に編成している樹里ちゃんの使用率ボーナスは最高点に戻っていたんですが、今度は甘奈ちゃんのボーナスが下がっていたので、汎用枠のカードはいくつか似たようなスキルセットのフェスアイドルを作っておいた方がいいですね。そう思いながらも圧縮周回が楽しいので編成用の育成をやっていないのは怠慢がすぎる気もします。 結果
https://gyazo.com/513721c2ffa5160d4818bffd7f361daf
https://gyazo.com/4a9feee25eb5fd8c68085fd401e85f03
https://gyazo.com/de580b86db036630ef3db04849911759
使用率ボーナス4200pt。この人また自由枠カードの入れ替え育成サボってます!!!
https://gyazo.com/cd41ee53448412409fde490b1319df62
184位とギリギリ。まだ205kまでボーダーは届いていないものの、正直時間の問題のような気もするので、ちゃんと育成し直した方が良さそうですね……。
グレフェスTOP100
1位: 216,766pt
100位: 207,579pt
編成詳細は以下リンク
前期と同様、100位ボーダーは207.5kくらいですね。直近ではあまり環境変化はないと見ています。
複数ランクインしている同一コンセプト編成は以下のような感じです。
Vo特化編成
Da特化編成
Da放クラ(果穂・智代子・樹里・凛世・夏葉)(マイバレ編成含む) Vi特化編成
ランキング内で唯一となるコンセプトの編成では、40位(しどさきさん)のVoノクチル(円香)、52位(はいていさん)の混合マイバレ編成(結華)、63位(月火水木金正日さん)のVoストレイ(愛依)、64位(みりんさん)のDaアンティーカ(摩美々)、98位(月見草さん)の混合Viアンティーカ(咲耶)が入っています。 珍しい編成常連の方々の実力には感服するとともに、今回同一コンセプトとして扱いましたが、一つ編成方針に別の回答を示した編成として、43位(はいしさん)のViアルスト(甘奈)を紹介します。 こちらの方のViアルストは、センターに「【longing】大崎甘奈」を起用し、軸となる限定pSSRに「【四夜一夜物語】大崎甜花」のみ採用、千雪は「【マイ・ピュア・ロマンス】桑山千雪」を選定するという、おそらく使用率ボーナスを意識しつつ甘奈をセンターに置くという強い意志を感じさせる編成となっています。Vi特化のアルストのカードは、恒常限定問わず思い出アピールの合計倍率が4倍に設定されているものが最大なので、センター採用できるカードとしてはそれなりの枚数が選択肢に入ってくるんですよね。最も火力が出るのが、前段バフで100%UPが乗る「【秋空と紅葉】桑山千雪」であるだけで、「longing」も60%UPのバフとVi4倍の追撃で「秋空と紅葉」とほとんど遜色ない火力を持っています。必要ないと判断して「秋空と紅葉」を採用しない編成方針ももちろんですが、それできちんとランキングに載せられる育成の完成度もすごいところですね。非常に参考になりました。 まとめ
今期月末のアップデートで色々と機能追加や改善が来て、運営の開発体制にもますます期待が持てるようになってきました。
次期はシナリオイベントと限定ガシャですが、その次は対バンライブの開催期になるため、なんとしてもグレ7に居座りたいところです!