2022年5月上旬期グレードフェス所感
当期のグレードフェスについて、kinzokuseitarai.iconの個人的な感想を交えつつ語ります。 今期はグレード7にてプレイしていました。
ルール
判定期間:2022/04/30 ~ 05/10
流行
1位:Visual
2位:Vocal
3位:Dance
審査員影響力:231(グレ7)
特殊ルール
審査員が満足するのに必要な興味値がいつもより多い
VoDa審査員:408000(グレ7)
Vi審査員:544000(グレ7)
シーズのユニットボーナスが20%から50%にアップ 所感
前期の終了3日前に突如として実装された育成シナリオ「STEP」編ですが、ガチ周回されているグレ7常連の方々のおかげで、だいぶ仕様が共有されてきました。 育成完了時にドロップするノウハウブックには、各育成シナリオごとに固有のノウハウやGRADのアビリティなどのノウハウが存在し、Lv.1~5までランダムで出現するらしいことが確認されています。また、STEP編ではそれらのノウハウを継承して次回以降の育成に使用できる仕組みとなっているため、継承しやすい高レベルのノウハウが必要となります。そこで、欲しいLv.5ノウハウが出現するまで特定のシナリオを決まった方法で周回する「ノウハウ周回」と呼ばれるものが上位勢の間で行われています。
そして、集まったLv.5ノウハウを含んだノウハウブックを、STEP編育成で使用し継承させることで、Lv.5ノウハウが複数収録されたノウハウブックを生成することができます。この、複数Lv.5ノウハウブックが欲しくて周回しているんですよね。
kinzokuseitarai.iconも諸事情(ミリシタのイベラン)で少し出遅れているのでまだあまりLv.5ノウハウが集まっていませんが、いくつか素材は準備できてきているので、あと2~3期後くらいにはSTEP育成を本格化させたいところですね。 さて、今期は4周年も過ぎて、キャンペーンも少ししか開催されていませんが、トレーニング超成功やファン感謝祭はづきさん出現率UP、フェス獲得マニーアップなど、いつも通りのものが開催されていました。
特別なガシャとしては、有償限定 限定入りユニットピックアップ特別ステップアップガシャが開催されました。限定SSRを持っていない数が多いユニットのガシャであれば引き得のガシャですね。
今期のイベントは、シーズのシナリオイベント「モノラル・ダイアローグス」でした。シーズの2人が合流して1年と少しが経過したこのタイミングで、ようやくユニットとして対話ができるような関係性になってきた気がして、まさに「シーズが始まった」シナリオだったと思います。そして、斑鳩ルカとの確執や因縁がまた深いところまで切り込まれてきたので、もう次のシナリオが待ち遠しいですね。 今期併催のガシャは、「期間限定 Flyaway 美琴・甘奈スタンプガシャPlus」でした。
https://gyazo.com/16af97786a846fe554708336c99c93c4
スキルパネルの構成は以下の通りです。
https://gyazo.com/92bab9f038dac7ff6f5c9f1eaaad38b9
ライブスキルの性能は以下の通りです。
無凸:全体Vi2.5倍アピール
追加効果:七草にちかのアピール倍率1倍UP(2T) + 思い出ゲージ15%UP
リンク:Vi70%UP(4T)
4凸:全体Vi4倍アピール
追加効果:七草にちかのアピール倍率1倍UP(4T) + 思い出ゲージ25%UP
リンク:Vi70%UP(4T)
Vi特化の全体アピールな上に、にちかのアピール倍率を上げる追加効果が付いている非常に優秀な性能を持っています。その上で思い出加速も付いているのもありがたいですね。相方となるにちかの限定pSSRには「ヴぇりべりいかシたサマー】七草にちか」がありますが、その火力向上を目的としたVi担当カードとしてこの上ない性能を持っています。 このライブスキルを2つ打った場合、にちかのアピール倍率は2倍加算されることになるため、「サマー」の4凸ライブスキルは最大5.6倍から最大7.6倍に、思い出追撃は「追加:Vi2倍 + リンク:Vi2倍」から「追加:Vi4倍 + リンク:Vi4倍」のVi8倍追撃になります。
パッシブスキルは以下の通りです。
table: パッシブスキル
SP 効果 条件 確率 回数
30(1凸) Vi50%UP + 思い出ゲージ20%UP シーズ全員がライブに参加している場合 30% 1
40(2凸金) Vi150%UP 4ユニット以上編成時 30% 2
50(4凸金) VoDaVi85%UP イルミネ1人以上がライブに参加している場合 15% 2
50(4凸金) Vi100%UP 放クラ1人以上がライブに参加している場合 15% 2
50(4凸金) Vi90%UP + メンタル10%回復 アルスト1人以上がライブに参加している場合 15% 2
4ユニット編成で発動するVi150%UPの2凸パッシブが非常に優秀です。シーズ編成ではこのパッシブのために、脇差のユニットボーナスを捨ててでも4ユニット編成にするメリットがありますね。
また、4凸パッシブとしては各ユニットの特徴を引き継いだ高倍率パッシブが搭載されており、このパッシブを目当てに今回の美琴を出張枠として採用する他ユニットがあっても良いかと思います。(ただまあ、それ以上に「【LATE】緋田美琴」の2凸パッシブの方が強力ですが) 解放できるステータス上限は以下の通りです。
table: 上限UP
SP 属性解放数
30 Vi +100
40(1凸) Vi +150
40(3凸) Vi +150
上限合計はVi +400、パネル配置もパッシブスキルが多めとなっているためかなりシンプルで分かりやすくなっています。
思い出アピールの性能は以下の通りです。
追加効果:Vi2倍アピール
リンク:Vi2倍アピール
つまり、恒常pSSRの「はムウさぎ」を運用した上で思い出追撃が最大7倍に留まることを理解して運用する必要性があると思います。(それでも十分強力ですが)
(kinzokuseitarai.iconは引けました)
https://gyazo.com/52aacb44b36047ce36c0913b46f1da3b
各シナリオごとの特性は以下の通りです。
table: 育成アイコン
感謝祭 ダンス
GRAD Vi
LP 安定感 + 表現力
スキルパネルの構成は以下の通りです。
https://gyazo.com/dc895b6e32e1e29a66434b78822fdb2c
完凸時のサポートスキルは以下の通りです。
アイドルの絆 (Lv.10)
ユニットマスタリーSP (Lv.12)
約束リカバー (Lv.2)
おやすみブースト (Lv.1)
ビジュアルマスタリーSP (Lv.10)
ビジュアルマスタリーVi上限 (Lv.6)
エクセレントブースト (Lv.10)
高いユニマスSPとビジュアルレッスンでのSPとVi上限が付いており、Viアルスト育成に期待していた性能といった感じです。これまではGRAD育成が主流だったため、ViひらめきのVi特化カードは重要度が高かったのですが、STEP育成に移行しつつある現環境では事情が少し変わってきて、体力系のスキルが無いのが少し厳しいように感じますね。(アルストの限定サポはマスタリー体力を外されてばかりなので育成がツラくなりがちです) また、久しぶりにエクセレントブーストが高いレベルで導入されています。まだちょっとSTEP育成への影響を調べられていないんですが、おそらくGRADよりは貢献度が高いスキルになっているんではないかと思っています。(STEPではサポカのステータス値の影響も無視できないレベルですし)
パッシブスキルは以下の通りです。
table: パッシブスキル
SP 効果 条件 確率 回数
40(1凸) Vi50%UP + メンタル5%回復 3T以前 20% 2
40(2凸金) Vi100%UP メンタル90%以上2T以降 25% 2
2凸パッシブはアルスト初のサポートでの100%UPパッシブです。厳しい複合条件が付いていますが、待望の高倍率パッシブになりますね。STEP育成ではメンタル値も盛りやすいため、3被弾でメンタル90%を維持する編成を作ることもでき、安定発動に期待が持てる環境になったのも嬉しいところです。(そのためにはSTEP育成しなきゃいけないんですけど、リーダー用のノウハウブックがまだできてないです) 解放できるステータス上限は以下の通りです。
table: 上限UP
SP 属性解放数
20 Vi +25
30 Vi +25
30(1凸) Me +50
40 Vi +25
50(3凸) Vi +100
50(4凸) Vi +50
最新のサポートなのでVi +225の上限に加えて、2段目にMe +50があるのも地味に嬉しいポイントです。「【見果てぬ先のアヴァロン】大崎甜花」と組み合わせて、ユニマスMeでメンタル盛りを行った時の足しになりそうです。 ライブスキルの性能は以下の通りです。
無凸:Vi最大3.5倍アピール(回復回数増加で効果UP)
追加効果:リラックス効果3%付与(3T)
4凸:Vi最大4.5倍アピール(回復回数増加で効果UP)
追加効果:リラックス効果3%付与(4T)
「【Feel Like Flower】大崎甜花」で実装された回復回数で火力が向上するライブスキルがサポート札としても登場しました。4凸札は最大4.5倍とかなりの火力になりますが、回復パッシブが上手く発動していないと早いターンでは火力が確保できないのには注意です。 (kinzokuseitarai.iconは引きました)
https://gyazo.com/2101f005a791db82d953b62153fab74c
各シナリオごとの特性は以下の通りです。
table: 育成アイコン
感謝祭 ビジュアル
GRAD Da
LP 表現力
完凸時のサポートスキルは以下の通りです。
アイドルの絆 (Lv.5)
ビジュアルマスタリーSP (Lv.8)
約束リカバー (Lv.3)
おやすみブースト (Lv.1)
体力サポート (Lv.4)
2凸パッシブスキルは、Vi50%UP(シーズ全員がライブに参加している場合, 30%, 1回) です。
こちらもイベ産sSSRの中では強力な上、シーズ編成が条件なのも緩くて非常に使い勝手が良いですね。 4凸ライブスキルは、Vi最大4.4倍アピール(所属ユニットが多いほど効果UP) です。
こちらのスキルも最大倍率がなかなかに高く、メンタル値を参照としないのでフェスユニット編成を決定した時に火力が決まります。編成について考える必要は当然ありますが、シーズ編成をやる上ではかなり強力なダメージソースとなりそうです。 グレフェス
今期のグレフェスは、ピックアップ対象の限定美琴の接待ルールとして、シーズのユニットボーナス強化とVi審査員の興味値が多いVi有利ルールでした。 前期のトワコレとSTEP編の実装により、グレ7も急速に環境変化が進んでいるような気がします。グレ7上位勢は軒並み初回トワコレ実装カードを完凸して所持しているので、Vi審査員の興味値が多いルールとはいえ、そのパッシブの質や火力の高さから、マッチングによっては一瞬で吹き飛ぶ環境となっています。 また、今期は美琴の新カードの実装とユニットボーナス強化、STEP編実装が重なって、シーズ編成がめちゃくちゃ強化されました。GRAD編シナリオが来ていないビハインドがかなり緩和されているため、特殊ルールのユニットボーナス強化が無くなった次期以降でも十分な実力を発揮してくれることが予想できます。 Vi審査員が集中砲火を浴びて一瞬で退席してしまう環境なので、正直初手はVi審査員に遅延目的の大吉札を投げたいところなんですが、それをするとこちらのアピールで数値が稼げないのと、トワコレ真乃が持っている興味無視が強力すぎてあまり意味をなさないんですよね。そのため、Voアルストに搭載した大吉札はもとより、Daアルストでの大吉札もかなり厳しい使い方になっています。Daアルストの場合は、興味UPの上から属性一致の大吉札を打つことができるのでVoよりも優位性が高いですが、その間にVo審査員のケアもしないといけないのが厳しいです。Voアルストの場合、今期は流行3位のDa審査員が凹みやすいため、Da審査員も適度にアピールを稼がないとフェスマ狙いのムーブができない問題があります。その上で、Vi審査員に降りかかる猛攻を止めておく必要があるわけですね。 つまり、今期はアルストだとなかなかの無理ゲーを強いられることが多くてめちゃくちゃツラい期間でした。だからこそ、Vi特化編成の新調を試していた感じです。 https://gyazo.com/2633ea049022e7eeb3f4ce1500692b4a
育成シナリオがまだGRADから離れられていないので、そろそろSTEPに移行したいところです。ViのサポートだとGRADのMe枠に選択肢がほぼなく、「【会いに行かんば~!】月岡恋鐘」が未所持なのが足を引っ張っているので、なおさらSTEP育成を始めたいんですが、まだノウハウを集めきれていない……。 また、試作段階のためセンターは以前から使用していたものを引き続きで使い回しているため、そちらも弱いですね。ここも改善ポイントです。
使用感としては、「キャメラ」「LATE」のパッシブ搭載なだけあって、初ターンからパッシブ倍率がめちゃくちゃ強力です。ライブスキルの火力で押す必要性のあるアルストとも相性抜群ですね。これが思い出ターンまで継続可能性があるため、パッシブの質としてはVoDaViのアルスト編成の中でもトップクラスです。 ただ、如何せんPカードが全て限定とはいえ型落ち性能となっているため、素の火力が低く立ち回りがめちゃくちゃ難しいです。ここはSTEP育成で質を上げたいところですね。
結果
https://gyazo.com/5bcbac8a8e42ac95ab812c1d8a13aeeb
STEPのおかげて対戦相手ボーナスが若干上がっており、GRAD環境よりもスコアが出やすくなっているようです。このマッチも対戦相手ボーナス3.35くらいあったので、5ターン完全掌握でもここまでの点数が出るようになりました。
ですが、さすがに完全掌握ではグレ7に残ることはできません。残念ですがグレ6でまた出直してきます。
https://gyazo.com/a876fdf9ca18f027f693e58527e87e4b
残留ラインも173.4kとかなり高めですが、トワコレ真乃とのマッチが多く、STEP産編成だと評価値が高くなりやすいため、GRAD環境よりもスコアが伸びやすい傾向にあり、前回までの所感とは違った数値の見方になりますね。GRAD編成のみの評価値の低いマッチでフェスマを取って残留点に届かなかった方もいるかと思いますが、使用率を盛りつつ対面編成ガシャにも打ち勝って再チャレンジといった感じになりますね。 グレフェスTOP100
1位: 191,587pt
100位: 177,836pt
編成詳細は以下リンク
ViシーズとViイルミネが2大シェアといったランキングになりました。シーズは特殊ルールの影響も少しはありそうですが、立ち回りでやることがハッキリしているので使いやすいとは思います。また、今期からセンター以外の編成位置にちらほらとSTEP編で育成されたアイドルが見受けられるようになったのと、極稀にSTEPセンター編成が存在するのが注目すべき点ですね。 また、今期大注目なのはViストレイの方です。こちらはSTEP産センターの編成になります。現状のSTEP育成では、親愛度をMAXまで持っていくことが至難の業なので、この方は思い出Lv.3で妥協されている編成になりますね。センターの「【ちょー早い!】和泉愛依」は、Lv.3での思い出アピールの性能が「追加効果:Vi5%UP(10T) + リンク:Vi最大3.5倍(ViUP消去) + Vi最大3倍(VoDaUP消去)」となっており、素の思い出火力こそ威力は落ちますが、火力の本体がリンクアピールに全て集まっているため、思い出LvをMAXまで上げなくても相当の火力を担保することができます。前段の追加効果もバフ付与個数はLv.3とMAXで同じで、バフ倍率が若干異なる程度の差でしかないので、運用上はLv.3でも問題ないという考えでしょう。STEPでの特化育成は数値を伸ばしやすいので、思い出Lvの低さを補って余りある火力が出るということかと思います。立ち回りもバフ付与に集中すれば3ターンで最大火力の思い出リンクアピールを打つことができるので、実にわかりやすい編成ですね。 まとめ
STEP育成周回の闇に飲まれて普通に成果出せずにグレ6へ降格となりました。
次期は6でゆっくりと周回しつつ、ノウハウ集めたり圧縮したりと頑張っていこうと思います。