2021年5月上旬期グレードフェス所感
当期のグレードフェスについて、kinzokuseitarai.iconの個人的な感想を交えつつ語ります。 今期はグレード6にてプレイしていました。
ルール
判定期間:2021/04/30~05/10
流行
1位:Visual
2位:Vocal
3位:Dance
特殊ルール
審査員がアイドル2人にリアクションを行う
審査員が満足するのに必要な興味値がいつもより多い
3402000(グレ6)
Vocal審査員が満足するのに必要な興味値が他の審査員より多い
6804000(グレ6)
審査員が毎ターン以下のステータス効果を付与する
Vocal審査員:Vocal60%UP(5T)
Dance審査員:Dance30%UP(5T)
Visual審査員:Visual30%UP(5T)
審査員影響力:273(グレ6)
所感
今期から、シーズの2人のアイドルロードが解禁されました。それに伴ってサポートRカードが実装され、ガシャにも追加されています。最初のユニットイベントシナリオ前の初々しい絡みが見られる貴重なコミュも収録されているので、是非とも見ておきましょう。ガシャ引かなくても、アイドルロードミッションを何か一つ(ホームユニット設定とか)達成でsRは1枚もらえます。kinzokuseitarai.iconは無料10連も含めて200連くらいは回してるのににちかのsRの凸が全然進んでませんが。 今期併催のガシャは、「期間限定 熱投ノーヒットノーラン 夏葉・咲耶スタンプガシャPlus」でした。
https://gyazo.com/eb2db8a44b226d03a404163ac94c0ea9
ライブスキルの性能は以下の通りです。
無凸:Vo3.5倍アピール
VoDaVi50%UP(4T)
注目度50%UP(4T)
4凸:Vo5倍アピール
VoDaVi80%UP(4T)
注目度50%UP(4T)
最近の限定に倣った倍率に、3色バフ付与とタゲ取りの追加効果が付いた感じです。決して弱い性能ではないんですが、ものすごく無難で落ち着いた感じがしますね。
パッシブスキルは以下の通りです。
table: パッシブスキル
SP 効果 条件 確率 回数
40 (1凸) Vo50%UP 夏葉編成時 30% 3回
40 (2凸) Vo75%UP 放クラ全員編成時 30% 5回 50 (4凸) VoDaVi75%UP 注目度UPが付与されている場合 30% 3回
2凸パッシブの条件は放クラの5人全員を編成していることが条件になります。なかなかの高倍率を5ターン継続して発動させられるのは非常に心強いですね。 4凸パッシブは注目度UPが付いていることが条件の3色パッシブです。こちらも放クラ編成では発動させやすい条件となっていますし、「【日刊ウィズ・ユー!】小宮果穂」をセンターに置いたVo寄りの3色放クラ編成では非常に有用なものとなるでしょう。 思い出アピールの追加効果は以下の通りです。
追加効果:Vo100%UP(2T)
リンク:Vo5倍アピール(注目度が高いほど効果UP)
バフ付与 → リンク追撃のパターンになります。高注目度依存の追撃倍率は、パッシブ・ステータス効果合わせて注目度200%以上で最大倍率となるので、リンクで思い出が打てるターンにきちんと注目度を確保できるようにしておきましょう。
編成方針としては、Vo放クラ編成のセンター、もしくはボーカル担当以外のサブ枠での起用になりそうです。(リーダー枠は何らかの戦略的な考えがない限りは凛世が安定だと思います) ジンジャー樹里はVo2倍+リンクVo3倍の固定倍率、日刊果穂はVoDaVi1.5倍+Vo4倍(両高注目度依存)、プリティ智代子はVo2倍+Vo4倍(リンクのみ高注目度依存)の思い出倍率となっており、最高倍率だけで考えるなら果穂>智代子>夏葉>樹里といった順番になります。
放クラは5人ユニットであるがゆえに、思い出リンクアピールでフェスマスターを決めるには最低でも5ターン必要なのですが、理想環境として5ターン目に思い出リンクアピールを打つことを想定すると、センターのライブスキルは使わないことを前提に編成を組む必要があります。思い出アピールの合計倍率的には果穂や智代子を採用したいところですが、この2名は遅効性の興味UP札(果穂に関しては全体札)を持っており、わりと積極的に打ちたいスキルとなっています。 つまり、Vo放クラ編成のボーカル担当枠には果穂か智代子を採用するのが手堅く、果穂センターのVo枠は智代子、智代子センターのVo枠は果穂、といった組み方ができると思います。 では、樹里や夏葉をセンターに置いた場合ですが、この場合も果穂と智代子のうちどちらかをVo枠採用できます。その上で、もう片方のライブスキルもサブ枠採用なので打ちやすい、というメリットがあります。
樹里と夏葉の思い出アピールの性能差ですが、最大倍率では追加効果にバフ付与がある分夏葉の方が高くなるとはいえ、樹里は無リンクでも2倍の追撃火力が保証されていて、手札事故を起こした時でもリカバリーで無リンクフェスマが一応狙いやすい点は小回りが効きます。このあたりは、各グレードの環境を読みつつ、長期戦になりやすい盤面ならリンクまで余裕があるため夏葉センター、短期決戦になりやすい盤面では樹里(リンクアピールを諦める前提でセンターの自札を切る方針にして果穂・智代子)センターの編成を使い分けていくのが良いかと思いました。
また、今回の夏葉は1凸と4凸パッシブが出張枠採用でも使いやすい性能となっています。注目度トリガーの4凸パッシブは発動のために注目度UP付与札を打つ必要があるので、他ユニットにとっては少々無駄行動になりやすいですが、例えば「【十二月短篇】杜野凛世」採用でフィニッシュターン直前に十二月凛世の札を打つことを想定した場合は4凸パッシブが発動するため、セットでの採用は一考に値するかと思います。(そうまでして3色パッシブが欲しいユニットがあるか微妙なところ。3色イルミネくらい?) プリティ智代子未所持の場合にVo編成の出張枠で採用可能性がある、くらいに考えて良いでしょう。
(kinzokuseitarai.iconは引けませんでした)
https://gyazo.com/cb34c9aeb1a8a877ecdb23ee77778bf6
完凸時のサポートスキルは以下の通りです。
ダンスマスタリーSP (Lv.16)
ユニットマスタリーDa (Lv.6)
体力サポート (Lv.3)
ダンスマスタリーSPが非常に強力なのが魅力的です。GRADでは咲耶はViひらめきなので、Da育成で追いかけるのはあまり得策ではないため、このくらいの性能だと無難に強い、くらいの評価になりますね。「【きまぐれのめぐみ】田中摩美々」や「【数・数・娘・娘】幽谷霧子」など、他のユニマス持ちのサポートと組み合わせて強くなるものだと思った方が良いと思います。 パッシブスキルは以下の通りです。
table: パッシブスキル
SP 効果 条件 確率 回数
40 (1凸) Da40%UP 4T以降 20% 2回
40 (2凸) Da75%UP 3T以降 10% 3回
両パッシブともに発動条件が非常に緩く、どのユニットにとっても採用しやすいものとなっています。低メンタル条件やリスク条件ではないため、アルスト編成にも採用できるのが嬉しいですね。 その分、発動確率は少々絞られている感じです。
ライブスキルは Da3.5倍 + 注目度20%DOWN(3T) です。Vi特化の「【シー・イズ】白瀬咲耶」と同様の性能となりますが、インフレ対応のためか倍率が0.5倍上がっています。 現行のGRAD環境だとDaアンティーカにとってはあまり採用価値の高いサポートとは言い難いのですが、新シナリオ「Landing Point編」を見据えた性能として想定されているのだとしたら、確保しておく価値はあるかもしれません。他ユニットとコンセプトが違いすぎるアルストにとっては、ターン経過条件のパッシブが非常にありがたいので、個人的には評価高めです。 (kinzokuseitarai.iconは引けました)
https://gyazo.com/08276f7b073e8b0b8dbf2d76d2d8ea5b
サポートスキルにボーカルマスタリーSP (Lv.8)、体力サポート (Lv.4)を持っています。マスタリーSPは貴重なので、智代子のサポートで困ったらこのカードを採用しても良いかと思います。
2凸パッシブはVo35%UP(4T以前, 30%, 1回)と、WING攻略などでとても使いやすい無難な性能を持っています。
4凸ライブスキルはVo2.8倍 + 興味1.1倍(5T)です。興味UPの倍率としてはちょっと弱めですが、多少の火力補助にはなりますし、初心者の方はコラボフェス編成にこちらの札を採用して挑むのをオススメします。
グレフェス
今期は、2020年8月上旬期以来(およそ8ヶ月ぶり)のグレ6でのグレフェスでした。これまで使ってきたViアルスト編成がどれだけぶっ壊れた性能をしていたことか……。 前期は先制強制被弾ルールという超絶アルスト不利ルールと、超絶強化されたVoストレイ編成によるフェスマ環境により、惜しくもグレ7から降格してしまったわけなんですが。 今期は夏は来ぬ夏葉の接待ルールとして、Vo審査員の興味値が高く被弾時に強力なバフが乗るVo有利ルールでした。
加えて、Vo有利環境であるためにViアルスト編成で挑もうと思うと、対面運に非常に左右されるかなり厳しい環境でもありました。 一応Viアルストでの勝ち筋としては、Vo極を3組、Da極(真乃)を2組引いて、単体アピールの千雪・甘奈札をVoに全力で叩き込みつつ、甜花のリンクと思い出アピールでDa30%, Vi60%の興味値を稼いでフェスマスターを取るルートがグレ6では可能でした。かなり運に左右されますし、今期はVi1位なのでViが消えやすく、早期ターンに甜花札を切らされると(プロメッサをViに打たれでもしない限り)Vi審査員を早退させやすくしてしまうため、運ゲーもいいところです。 午後透を組み込んだVoアルストですが、グレ6の環境でも今期ルールだと回避付与を行っているような隙はあまりなかったので、透のパッシブについている回避率UPで回避時バフVo100%UPが付くことを祈る運ゲーを行っていました。特に今期は、審査員が口撃対象を2人に絞っているため、被弾率が通常よりも低いんですよね。 使っていて思ったんですが、回避時バフとサポートのひなこいパッシブがフルで付いたロマン砲はアルストで使っても言うほど強くなくて、ちょっと1から編成を見直した方がいいのではないかと思っています。 ボンボン甜花は恒常pSSRなのでサポート札を1枚採用しているのですが、「【モーニング・グロウリー?】西城樹里」の後攻興味2倍札だと気軽に打てないのでリンクアピールの起点にならず、プレイングが非常に難しくなったため、センターでも札選定はもう少し考えるべきかと思いました。Voアルストは「【約束ペタル】大崎甘奈」の実装によって思い出アピール2周が現実的なので、ボンボン甜花なら無リンク思い出でもVo2倍追撃が出る分どんどん打っても良いと思いますし、その辺も含めてもう少し戦略に幅を持たせたいところですね。 理想を言うと前期実装の「【よしよし♪】和泉愛依」を採用すべきなんでしょうが、「Landing Point」の実装が近いことと、3rd福岡の打ち上げガシャがあることを考えて、少し ”待ち” の状態を取っています。限定セレチケもそのために少し置いています。(多分取りたいカードは変わらないと思いますが) 結果
https://gyazo.com/1aa47f22e75117cbb54c3c36af023910
https://gyazo.com/63b566d538d1245c96252fe130d0c11d
今期環境だと5ターン締め想定の動作が求められるので、8ターンも続いたのは対面のVoアンティーカのおかげですね。Viアルスト編成ならPLは何度か出しているので、グレ6残留はさすがにできますね。 https://gyazo.com/0f99b79b6c7d6eea6c00c60f622a7f38
ただし、今期はフェスマ環境となっていたため、グレ7昇格はできませんでした。
2期連続でViアルストにとっては不利なルールだったので深追いは危険と見て穏便に。所感ではViアルストでもフェスマ狙える立ち回りを紹介していますが、今期はあと一歩のところで甜花の札を引けなかったり対面運が悪かったりと絶妙にハマらなかったのでダメでした。 Vo有利ルールなのでVoアルストなら、とも思いましたが、ちょっと育成詰めきれてないのと、「Landing Point」が控えているためここで育成用アイテムを浪費するのも考えものだったので、今期は見送りです。 kinzokuseitarai.iconも長くシャニマスやってきてますし、グレ6残留という結果に関しては実に2年ぶりくらいになると思うんですが、ここで焦ってもゲームを楽しめないので、次期フラットルールや他のルールの時にまたグレ7に戻れることを目標にしていきたいですね。 グレフェスTOP100
1位: 182,733pt
100位: 170,190pt
編成詳細は以下リンク
今期グレ7は完全にVoストレイ、Voノクチルのフェスマ環境ですね。接待されていたのは放クラでは……?放クラは5人ユニットなのでリンクアピールによる加点が積みにくく、TOP100以内に入る点数が稼げないためにかなり不利な状況です。3人ユニットのストレイと、2人からリンクできるノクチルは加点が行いやすく、それでいてVo有利ルールならフェスマ狙いも容易、ということで非常に強いユニットとなっています。特に前期実装の限定サポートであるよしよし愛依が強すぎますからね。 また、残留ラインも168k後半まで伸びたようで、めちゃくちゃ残留が厳しい期になったみたいです。フェスマ取っても対戦相手ボーナスや加点回数が少ないと残留できない、いわゆる倍率ゲーになっていました。まあViアルストはその土俵にも立たせてもらえなかったんですが……。(TOP100に入っている人はどんな編成を相手取って勝ったんだ?) 個人的にVoアルストの育成の参考にするために、61位のいっちーさんの甜花編成はよく見ています。ただ、あそこまで上手く育成詰められていないので、毎回「どうやってGRADで特化1600超え作るんだ……?」って言ってますね。滞在Exスキルの差なのかなぁ。 まとめ
Vo以外の特化属性では非常に難しい特殊ルール下で、グレ7再昇格は失敗に終わりました。次期はLanding Point編シナリオも始まりますし、コミュ読んだらまたじっくり育成を詰めていきたいですね!