2021年5月中旬期グレードフェス所感
当期のグレードフェスについて、kinzokuseitarai.iconの個人的な感想を交えつつ語ります。 今期はグレード6にてプレイしていました。
ルール
判定期間:2021/05/10 ~ 05/20
流行
1位:Vocal
2位:Visual
3位:Dance
特殊ルール
審査員が満足するのに必要な興味値がそれぞれ違う
Vocal:4536000(グレ6)
Dance:2268000(グレ6)
Visual:3402000(グレ6)
審査員影響力:210(グレ6)
所感
今回の更新から、待望の新シナリオ「Landing Point」編が実装されました!まずはイルミネの3人のシナリオからですが、今後順次追加されていく感じですね。そういうスケジュールは事前に告知しておいてほしかったですね……。 LP編で育成したフェスアイドルは、グレフェス用の編成にも使用できることはできますが、プロデュース中に獲得できるアビリティはグレフェスではない新コンテンツ用であるため、グレフェス環境は引き続きGRAD編での育成が主流となります。 新コンテンツがどのようなものになるのかは現状まだよくわからない部分が大きいですが、ひと通り育成可能メンバーが揃ってから公開という流れでしょうかね。それと同時にステップアップガシャが開催されると思われるので、持っていない限定とか狙って引いていきたいところです。
今期併催のガシャは、「Candy or Honey? にちか・雛菜ガシャ」でした。
https://gyazo.com/c21daa622fd479e086b2d8422f3c0cb4
シーズ初のガシャ産pSSRということで、その性能は今後のユニットの方針を予想させる重要なものとなります。一つずつ見ていきましょう。 ライブスキルの性能は以下の通りです。
無凸:Vi3倍アピール
緋田美琴のアピール倍率0.5倍UP(4T)
リンク:Visual50%UP(5T)
3凸:Da4倍アピール
緋田美琴のアピール倍率1倍UP(4T)
リンク:Dance50%UP(5T)
アピール倍率やリンクアピールは恒常の無難な性能ですが、注目すべきは追加効果ですね。緋田美琴のアピール倍率UPとなっています。
アイドルロードの美琴はVo特化性能のカードで、ライブスキルはVo2.5倍、Vo3倍、Vo3.5倍の3種類、思い出アピールの追撃はVo1倍 + リンクVo0.7倍となっています。
クムウサにちかの3凸スキルを事前に打った場合を想定すると、美琴のライブスキルはにちかのスキル追加効果の倍率1倍UPが適用されてVo3.5倍、Vo4倍、Vo4.5倍に強化されます。
また、思い出アピールは素の火力として全属性2倍(思い出Lv.5)があり、その上から追加効果とリンクアピールが加わる形となっています。今回のにちかの追加効果は、素の火力として設定されている思い出Lv.5共通の全属性2倍アピールには適用されず、追加効果とリンクアピールによる追撃にのみ反映されます。つまり、元の火力では全属性2倍 + Vo1倍 + リンクVo0.7倍のところが、3凸スキルの効果による1倍UPによって、全属性2倍 + Vo2倍 + リンクVo1.7倍となります。
さらに、無凸、3凸スキルの追加効果は重複して発揮されるため、現時点では最大で倍率1.5倍UPとなり、思い出の追撃倍率もVo2.5倍 + リンクVo2.2倍の合計Vo4.7倍と、最短3ターンで破格の火力を発揮することができます。
パッシブスキルは以下の通りです。
table: パッシブスキル
SP 効果 条件 確率 回数
30(1凸) DaVi25%UP 4T以前 20% 2
40(2凸) DaVi50%UP + 思い出ゲージ10%UP 編成に3ユニット以上 30% 3
50(2凸) Vi40%UP ViUP付与時 20% 2
2凸金パッシブの条件に ”編成アイドルの所属ユニットが3種類以上の場合” という新しい条件が出てきました。これは、3人 + 2人ユニットでの編成を制限して、あくまでシーズの2人を中心に編成を組んでほしいという意図を感じますね。もちろん、こちらの2凸パッシブを捨てるのであれば3 + 2人編成で運用しても良いと思いますが、(恒常にしては破格の性能ですし)パッシブを有効に使うのであれば、2 + 2 + 1人編成などの運用で頑張るのが良いでしょう。出張枠の1枠にユニットボーナスの恩恵が得られないのはノクチルと同様ですね。 また、このカードではこれまでのスキルパネル配置と若干異なり、2凸金パッシブがSP40の段の中央に配置されています。
https://gyazo.com/99b58a2ca79123fa6f7d6aedba8ce1df
それに伴って上限解放の配置も変わっているので、運用の際は注意しましょう。旧配置ではSP30の右側だった3凸の2色上限ですが、それと間違えて1凸パッシブを取らないように注意したいところですね(取り損にはならないですが、弱いパッシブを取りたくない人は特に)。
思い出アピールの追加効果は以下の通りです。
追加効果:Da2倍アピール
リンク:DaVi0.8倍アピール
両追撃の火力押しのような感じの性能となっています。単純な合計火力は3.6倍と恒常としてはそれなりに高く、2ターン目にはリンク追撃が打てることを考えると非常に強力です。
記事執筆時点では生配信での予告の情報のみですが、次期更新で実装となる美琴のpSSRも、今回のクムウサにちかの互換性能であるため、うまく回れば最大で1.5倍の倍率UPが適用できます。この追撃火力に追加効果の1.5倍を加算すると、追撃Da3.5倍 + リンクDaVi2.3倍という非常に強力な思い出アピールとなります。合計火力は脅威の8.1倍(Daのみの追撃倍率は計5.8倍)、これが最短3ターン目に打てるのは非常に魅力的です。
互換性能の美琴のpSSRが実装されないことには運用は難しく、記事執筆中の期間で運用方法についてはまだ書けないところはありますが、予想としてはセンターににちかを置いてDa背水編成で組むのが最も手っ取り早いでしょう。「【Sr×Ba×Cu=】有栖川夏葉」のパッシブなどで序盤にタゲ取りを行ってメンタルを減らし、決めターンに「【きまぐれのめぐみ】田中摩美々」や「【数・数・娘・娘】幽谷霧子」などの強力なDaの背水パッシブを用いて一気に捲くる運用が一番分かりやすいと思います。決めターンに背水パッシブの発動ラインまでメンタルを減らすことができそうになければ、直前のターンはきまぐれ摩美々の4凸札や「【真・TRAVELER】田中摩美々」の自傷札で強制的にメンタルを減らして発動条件を満たす方針がおすすめです。 ただし、にちかと美琴は現状WING編しか育成シナリオがないため、ステータスはどうしても他のユニットと比較して低くなりやすく、育成が難しいことは注記しておきます。でも、グレ5あたりなら問題なく運用できそうな気がしますね。
(kinzokuseitarai.iconは引けました)
https://gyazo.com/8b47b438b59492c58ae770d5f6923607
ライブスキルの性能は以下の通りです。
無凸:Vi2倍アピール
Vi15%UP(ダメージを受けるまで)
リンク:Vi2倍アピール
4凸:Vo2.5倍アピール
Vo30%UP(ダメージを受けるまで)
リンク:Vo2倍アピール
通常のSRの性能ですね。雛菜のViアピールは「【♡LOG】市川雛菜」の4凸札しかないので、Viノクチルを組む際にLOGの凸状況が進んでいない場合は採用理由となりそうです。 2凸パッシブはVo30%UP(3T以前, 40%, 1回)です。こちらを有効に使用する場合は4凸スキルを使用するVoノクチルでの起用が想定できます。ただし、Voノクチルでは無凸のLOG雛菜の起用が最優先となるので、未所持の場合の繋ぎとして使う感じでしょうか。 思い出アピールは以下の通りです。
追加効果:VoVi40%UP(ダメージを受けるまで)
リンク:Vo2倍アピール
バフ → 追撃パターンですが、Viバフの方はリンク追撃に全く関係しないのでちょっと無駄がある感じがしますね。
(kinzokuseitarai.iconは引けました)
https://gyazo.com/a44775760a7fe38e567ca65dffa1912e
サポートスキルはオーディションマスタリーSP(Lv.4)、ボーカルマスタリーMe(Lv.6)です。オデマスSPは「【魔法の階段を上って……】風野灯織」や「【by to Illuminate】櫻木真乃」が未所持であれば有用です。……が、これらはどの攻略サイトでも初心者ミッションで優先的に取得するように指示されている2枚だと思うので、今回のイベサポをオデマス目当てで運用するのは難しいと思います。 2凸パッシブはVo20%UP(3T以降, 30%, 1回)です。早めのターンに発動しないので、WING育成中に使用する場合などは他のパッシブと比較して取るかどうか考えたほうが良いでしょう。
4凸ライブスキルはVo2.3倍アピール + VoDaVi10%UP(2T)です。イルミネらしい全属性バフですが、倍率も継続ターン数も低いので有用性はあまり高くないと思います。 グレフェス
併催ガシャが恒常なので通常ルールかと思いきや、各属性の審査員興味値がそれぞれ変動している特殊ルールとなっていました。おそらく、CPUの行動で流行1位が最も狙われやすいために、1位のVo審査員の興味値が最も多く、3位のDa審査員興味値が最も少ないルールとなるように設定したものと思われます。
が、ここ最近のVo特化編成の多さから、完全にVo接待環境になっているんですよね。特に前々期から超絶強化されたVoストレイが非常に行動しやすいルールとなっています。 単純なフラットルールではなく、実験的に興味値に凹凸をつけて各人の対応力に期待する運営の意図は感じられますが、その初回が前期ルールとあまり変わらないのは計画が上手く回っていないような感じがします。
まあグレ6は玉石混交の編成が見られるので完全な編成とマッチングすることはなかなか少ないですが、昨年度のViアルスト一強環境がようやく過去のものとなった感じがありますね。アルストは元々フェスマ環境それほど得意じゃないですし。 特に今期は、強化週間イベントのミッション埋めで走った「【約束ペタル】大崎甘奈」のGRAD育成で、親愛度急上昇イベントが発生してくれたため、ペタル甘奈センターのVoアルストをようやく組むことができました。 https://gyazo.com/8010ca7543316b4ae30a1df9a1a4d274
https://gyazo.com/01a518d9b80994c4d98baa33e2669a2e
まだ編成詰めきれていないところがありますが、今期はこの編成を主流としてプレイしていました。思い出加速が豊富なので、4ターン環境でも普通に2周目の思い出アピールが打てるのが非常に魅力的ですね。パッシブもViアルストより質が良いので、使っててめちゃくちゃ楽しいんですよ。あんまり勝てないけど。 理想としては「【よしよし♪】和泉愛依」の完凸を組み込んで育成し直すのが良いんですが、月末のライブ後の打ち上げガシャを引くまでは一旦待ちの体勢を取っています。 結果
https://gyazo.com/4fbea5b85e6e950e9e3f850893b3d820
https://gyazo.com/6b7c07d9a89e3f6b071e3c3636aa4bb5
今期もグレ6→7の昇格ラインはフェスマ基準点を超えてきましたね。上位陣は対戦相手ボーナスで得していたり、5ターン以上継続したフェスマスコアだと思われます。ここ最近グレ7だけでなくグレ6でも倍率ゲーになっているのは厳しいところでもありますね。
グレフェスTOP100
1位: 179,242pt
100位: 168,455pt
編成詳細は以下リンク
今期のグレ7もVoストレイが過半数を占めるフェスマ環境だったようです。Vo有利のルールだったのでさもありなんといった感じですが、グレ7でフェスマ取っても残留点が取れないことを考えると、倍率ゲーは辛いところありますよ。そりゃ5人ユニットで興味UPによる高アピールが得意な放クラだと残留きついって思われても仕方ないでしょう。 まとめ
今期はなんとか無事に昇格点を叩き出すことができて、グレ7に戻ることができました。次期はフェスイベントですが、なんとか頑張って残留までこぎつけたいところですね。