2021年9月下旬期グレードフェス所感
当期のグレードフェスについて、kinzokuseitarai.iconの個人的な感想を交えつつ語ります。 今期はグレード6にてプレイしていました。
ルール
判定期間:2021/09/21 ~ 09/30
流行
1位:Dance
2位:Vocal
3位:Visual
審査員影響力:210(グレ6)
審査員興味値:2700000(グレ6)
所感
「3.5周年前夜祭」ということで、ハーフアニバーサリーを前にしたキャンペーンが行われました。内容としては、限定入り10連チケットがもらえる特別ログボや、恒常のみですが無償石で引けるステップアップガシャになります。
恒常ステップアップガシャは合計3750石という格安レートで合計21連、sSSR + pSSRが確定で1枚排出されるお得なものとなっていました。初心者であればあるほど引き得なガシャでしたね。
今期のイベントは「秋のアイドル強化週間」と、復刻開催のシナリオイベント「ゴシップ・キャンディ! -魔法の本とおかしな食べ物-」でした。
今期併催のガシャは、「少女・デイドリーム 智代子ガシャ」でした。今回は新規1枚のみ、有償5050確定ガシャでした。
https://gyazo.com/068ba734529f9acf745fa8a91a90f029
ライブスキルの性能は以下の通りです。
無凸:Vo3倍アピール
注目度50%UP(4T) + デュエット(放クラ)
リンク:Vo3倍アピール
3凸:Da4.5倍アピール
注目度50%UP(4T) + デュエット(放クラ)
リンク:Da3倍アピール
新しい追加効果として「デュエット」が実装されました。これは、ライブにて当スキルを使用した際に、指定されたアイドルのアイコンがスキル履歴に追加される、というものです。今回の智代子のデュエットは指定が「放クラ」なので、智代子以外の放クラのメンバーのうち一人がランダムで選出され、智代子とともにスキル履歴に追加されます。このスキルによって、放クラ編成では最短4ターンでリンクアピールが打てるようになりました。 興味DOWNによる遅延戦法が使えるアンティーカと違い、最大火力を発揮するのに準備が必要な割にその準備段階で火力が出しにくい放クラはここ最近の環境ではターンが足りずそのポテンシャルを発揮できずにいました。ここにきてデュエットというスキルはその準備ターンを1つ削る要素ともなるので、かなり大きな救済措置と言えるでしょう。 高注目度依存の思い出アピールを持つセンターも多いので、注目度UP付与でそれらの火力の下支えにもなるのも良い点だと思います。
パッシブスキルは以下の通りです。
table: パッシブスキル
SP 効果 条件 確率 回数
30(1凸) VoDa25%UP 4T以前 20% 2
40(2凸金) VoDa50%UP 注目度UP付与時 20% 2
50(2凸) Vo40%UP 3T以降 20% 2
パッシブについてはそこまで極端なものはなく、恒常pSSRの通常性能といった感じです。2凸金パッシブは2色50%ですが、放クラは場合によっては3色編成も考えられるので、合計100%UPを乗せることができるのも魅力の一つですね。 思い出アピールの性能は以下の通りです。
追加効果:Da2倍アピール
リンク:Da3.5倍アピール(注目度が高いほど効果UP)
追加効果 + リンク込みでDa最大5.5倍の追撃が期待できます。普通に強いですね。Daは「【数・数・娘・娘】幽谷霧子」の2凸パッシブのDa150%UPが強力ですが、このパッシブは注目度DOWNが付いているので放クラにとってはデバフにもなり得ることには注意が必要です。4凸ライブスキルの性能も含めて「【夜夜中ワンダーラスト】田中摩美々」のパッシブを採用すべきでしょう。 ただし、智代子は当カードよりも思い出追撃が強力なDa最大6倍追撃を持つ「【かきまぜたら*ミルク】園田智代子」があり、センター性能としてはそちらに分がある点には注意ですね。 また、当カードのセンター運用は、実質的にデュエットの効果を持つスキルを使いづらくなるデメリットもあるため、最近の環境を考えるとあまりおすすめできないです。Da放クラをやるなら「【かきまぜたら*ミルク】園田智代子」の方が理想的でしょう。 運用方針としては、デュエットのスキルをターンのどこかで打ってリンク加速を行うため、センター以外の配置ならどこでも、といった感じでしょうか。現行の放クラ編成はVo極が多いですが、Vo放クラにおいて智代子は「【プリティ・スイート】園田智代子」という非常に優秀なカードがあるため、それを押しのけて編成余地があるかは微妙なところです。Vo放クラでプリティスイートの代わりに今回の智代子を採用する場合、Ceを「【日刊ウィズ・ユー!】小宮果穂」、Vo担当を「【夏は来ぬ】有栖川夏葉」あたりにして運用し、Le担当に「【十二月短篇】杜野凛世」を採用して4ターン目に思い出アピールを打つ想定で3T目十二月短編を打ち、その前にデュエットで樹里のアイコンが履歴に入っているのが理想的ですかね? センターに「【エクストリーム・ブレイク!】小宮果穂」を採用した3色放クラは、思い出アピールの追撃倍率が合計10.5倍にも上るロマン砲なので、これが4ターンで打てるようになることを考えると、3色放クラでの採用が現状最も有効に使えそうなパターンとなる気がします。このあたりはkinzokuseitarai.iconが放クラをメインに使用していないので運用感覚は分からない部分が大きいんですが、放クラ編成についてはTwitter等で有識者の意見を聞くのがよさそうですね。 (kinzokuseitarai.iconは引きました)
https://gyazo.com/0ec76ed356e2a393ed7d2f15006882f2
各育成シナリオごとの特性は以下の通りです。
table: 育成アイコン
感謝祭 ダンス
GRAD Vo
LP 安定感
完凸時のサポートスキルは以下の通りです。
アイドルの絆 (Lv.4)
ダンスマスタリーDa (Lv.5)
約束リカバー (Lv.2)
おやすみブースト (Lv.2)
体力サポート (Lv.3)
オーソドックスなイベントsSRの性能だと思います。
2凸パッシブスキルは、Da20%UP(3T以降, 30%, 1回) です。
いつものイベントsSRの性能です。
4凸ライブスキルは、Da2.5倍アピール + Da7%UP(5T) + Da3%UP(10T) です。
Daストレイのバフ個数を稼ぐのにライブスキルが足りない場合は採用価値がありそうですね。 グレフェス
前期通常ルールのグレ7から落ちたので、今期はグレ6でした。
7と6で環境が全く違うとは言わないんですが、マッチング相手の傾向として明らかに違うのはVoアンティーカとのマッチ率ですね。この編成はミラーマッチによる興味DOWNの重ねがけとターン数稼ぎが行える環境が必要なので、マッチング相手の幅が広すぎるグレ6では成果が出しにくい編成となっています。なので、グレ7にいる時と比較して、霧子センターの相手の特化属性を見誤る傾向が強かったように思います。どうしてもVoだと思いこんでしまうんですが、グレ6では半数くらいがDaだったような気がします。 また、必要なPとSのカードが最低限揃っていれば残留だけはしやすいDaイルミネあたりも非常に多く、Vo極が多い環境ながらも少し粘れば上手く整地できるマッチが引ける環境ではありましたね。 現環境だとVi極が少なくなっているので、今期Vi3位だったのもあって、Vi審査員の興味管理がちょっと難しいかな、といった印象でした。ストレイ型のViアルストも実戦投入できるレベルまで持っていけたので実験的に使ってみているんですが、VoDaどちらかを取りこぼす盤面が多く、やはり初動のパッシブ倍率の関係で相対的に弱くなっている印象がありますね。 結果
https://gyazo.com/3d942b9da69f4f71c2fdf14d2698fac6
https://gyazo.com/ead85919cfab869e2dc73a92f4440f39
https://gyazo.com/f48b61108bfcd4fa636069c5a32167fb
昇格ラインは無リンクPLくらいの点数ですかね。通常ルールだとこのくらいになるのも仕方ないかと思います。
グレフェスTOP100
1位: 186,122pt
100位: 169,055pt
編成詳細は以下リンク
グレ7は300万フラットの通常ルールなので、ここ最近の傾向同様2ターン締めNE編成が跋扈するランキングとなっています。
今期注目なのは、Voアンティーカ編成が何故かTOP100に数人入っていることですね。Voアンティーカは周りの同編成と協調して興味DOWNを重ねがけすることで、他編成のアピールの通りを悪くしつつ自分は興味無視でアピールを通すことで相対的にアピール総数を稼ぐタイプの編成なので、短期決戦となる通常ルールでは編成コンセプトを活かしきれず押し負けることが多いはずです。 ただ、NE編成で残留点を叩き出した人が他のNE編成を妨害する意図でVoアンティーカを出すことが多くなっているらしく、そのためにVoアンティーカが多いミラーマッチが増え、結果的にVoアンティーカが戦える盤面がいくらかあったようです。そんなことある? TOP100に2編成ほど入っている「【プリティ・スイート】園田智代子」センターのVo放クラは、智代子の無リンク思い出追撃にVo2倍が乗っているため、上手くいけば3Tノーリンクフェスマは狙えなくもない編成だと思うんですが、夏葉センターの場合は無リンク思い出に追撃が乗っていないため、フェスマを取るにはリンク思い出を打たないといけないかと思います。そんな編成でランキングに乗っているということは、たぶん今回の智代子のデュエットが上手く噛み合って、さらに4ターン目まで審査員がそこそこの興味値を残しているような盤面が整ったマッチングが引けたんじゃないかと推察しています。これ本当にすごいですね。 まとめ
今期は危なげなくPLでグレ6から上がることができました。
次期はハーフアニバーサリーキャンペーンも始まりますし、ガシャとかで何か良い引きが出ると良いですね。