2021年8月上旬期グレードフェス所感
当期のグレードフェスについて、kinzokuseitarai.iconの個人的な感想を交えつつ語ります。 今期はグレード7にてプレイしていました。
ルール
判定期間:2021/07/31 ~ 08/10
流行
Visual
Dance
Vocal
審査員影響力:231(グレ7)
特殊ルール
Vocal、Visual審査員が満足するのに必要な興味値がいつもより多い
Visual審査員が満足するのに必要な興味値が他の審査員より多い
Vocal:4500000(グレ7)
Dance:3000000(グレ7)
Visual:6000000(グレ7)
審査員がアイドルにVisualUPの効果を付与する
Vi5%UP(3T)
所感
今期は1日前の07/30に事前メンテナンスがあったので、一部の更新はそのタイミングで適用されました。新機能として、アイドルピースが実装されています。アイドルピースは、10個集めると対応したカード1枚と交換できるアイテムです。現状は初期4ユニットのメンバーのpSSR, sSSRのみが対象ですが、今後のアップデートで追加されると思われるので、未所持だったり凸が進んでいないカードに対しては活用したいところですね。
それと連動して、アイドルピースと交換できるチケットがもらえるログインボーナスも開催されました。最終日はアイドルピースの対象と同じラインナップのセレチケも配布されましたが、全部4凸で持ってるのでどうやっても虹ピにしかなりません。
今期は、シナリオイベント「アイムベリーベリーソーリー」が開催されました。真乃、恋鐘、摩美々、霧子、智代子、にちか、美琴を中心にした混合イベントで、ユニット越境でユニット全員参加ではなく一部のメンバーだけをピックアップしたようなシナリオは今回が初めてですね。
シナリオの内容には触れないようにしますが、難解な劇中劇と実際のアイドルたちの行動を並行して進めていく示唆的なシナリオでした。何か劇的に変化が起こるようなシナリオではなかったのですが、とんでもないものを見せられた気分になっています。俺たちはいつもシャニマスに心をかき乱されているんだな……。 報酬はsSSR「【ビコーズ・ラブ】月岡恋鐘」でした。イラストがユニット越境になっているカードも、イベント報酬では今回が初めてとなります。 今期併催のガシャは、「期間限定 花踊る夏をとおって 冬優子・夏葉スタンプガシャPlus」でした。
https://gyazo.com/4812449c7cb6356eb83b14ffa4a1b7ff
ライブスキルの性能は以下の通りです。
無凸:Vi3.5倍アピール
Vi5%UP(10T) + Vi5%UP(7T) + Vi5%UP(4T)
リンク:Vi50%UP(5T) + Vi20%UP(10T)
4凸:Vi5倍アピール
Vi10%UP(10T) + Vi10%UP(7T) + Vi10%UP(4T)
リンク:Vi50%UP(5T) + Vi20%UP(10T)
リンクアピールを含めると、後述の4凸パッシブの発動条件を一発で満たすことができます。
パッシブスキルは以下の通りです。
table: パッシブスキル
SP 効果 条件 確率 回数
40(1凸) Vi50%UP 冬優子編成時 30% 3
40(2凸金) Vi75%UP ViUPが付与されている場合 30% 3
50(4凸金) Vi120%UP ViUPが5個以上付与されている場合 30% 3
発動させやすい1凸、2凸が両者とも比較的早いターンに発動しやすく、道中火力の確保に使えそうですね。また、発動条件の緩さから出張枠採用がしやすいのも魅力的です。
思い出アピールの性能は以下の通りです。
追加効果:Vi50%UP(5T)
リンク:Vi4.5倍アピール(消去:ViUP)
バフ消去による威力変動はバフの個数が4個で最大火力となり、リンク前に1つバフが付くため、最大火力を出すためにはViUPが事前に3つ必要です。とはいえ、3つならこの冬優子のライブスキルでまかなえますし、ストレイ編成ならそれ以外のスキルでも2個くらいはViUPを付けるサポート札を採用すべきなので、条件としては比較的容易に満たせると思われます。
空青あさひとの比較項目としては、思い出アピールの性能差を見るべきです。オンステ冬優子の思い出性能は上述の通りですが、空青あさひは VoDaViバフ付与 → リンクVi2.5倍(消去:VoUP or DaUP) + Vi3.5倍(消去:ViUP) の思い出性能を持っています。最高威力は空青あさひがVi6.0倍、オンステ冬優子がVi4.5倍と、あさひに軍配が上がりますが、消去するバフの個数と取り回しのしやすさを考えると冬優子センターでも十分やっていけるくらいの火力はあります。
また、ライブスキルで見ると冬優子は単体、あさひは全体札を持っており、Vi担当への配置はそれぞれ一長一短あります。ただ、あさひのカードが2周年時点の性能のため、ライブスキルに追加効果もなく少々型落ち気味であるのと、思い出性能自体は現在も一線級であるため、現環境ではあさひの方がセンター適性が高いと考えられます。
育成時のパッシブ削除機能の実装で、恒常sSSRの採用も積極性を増した今、「【スパイシーベリィデコレイト】黛冬優子」を採用して絆の取得も狙える育成方法も以前よりかなり有効なので、サポートの噛み合いの面ではViアルストは有利ですね。その分、そもそも採用できるサポートがあまり強くないので、余計にVi特化あさひのサポートが待ち遠しいんですが……。 (kinzokuseitarai.iconは引けました)
https://gyazo.com/0ad4dc80910a1123489352ed50823b32
table: シナリオごとの特性
感謝祭 アピール
GRAD Me
LP 集中力
完凸時のサポートスキルは以下の通りです。
アイドルの絆 (Lv.10)
ボーカルマスタリーSP (Lv.12)
約束リカバー (Lv.2)
おやすみブースト (Lv.3)
ユニットマスタリーVo (Lv.8)
ユニットマスタリー体力 (Lv.2)
体力サポート (Lv.1)
汎用スキルはボーカルマスタリーSPと体力サポートです。ユニット外の育成では少々心もとないスキル構成で、放クラ以外の育成では、Vo特化サポートでGRADのMeひらめき持ちは「【晴れ、よかばい~!】月岡恋鐘」や「【よしよし♪】和泉愛依」があるため、その代替としてはちょっと厳しいかもしれません。 パッシブスキルは以下の通りです。
table: パッシブスキル
SP 効果 条件 確率 回数
40(1凸) Vo50%UP + ダメージ10%CUT メンタル75%以上 20% 3
40(2凸金) Vo100%UP + ダメージ20%CUT 注目度UPが2個以上付与されている場合 30% 2
50(コミュ) 思い出ゲージ10%UP Le担当編成時 10% 1
1凸パッシブは背水パッシブを邪魔しない渾身系で、ダメージCUTの追加効果もついているのはアルストとも相性が良い感じがします。 2凸パッシブは注目度UPを自発的に付与しないと発動しないため、現行のVo放クラだと注目度UP付与札を打つヒマがなく、かなり難しい条件なのではないかと推察します。ただ、他のユニットはそもそも注目度UPを付与する札が原理的に打てないことが多いため、ほぼ放クラ専用の強力なパッシブと見て良いでしょう。 コミュ開放パッシブはリーダー用の思い出加速パッシブです。リーダー育成以外では取ってはいけません。放クラは5ターン目に思い出アピールを打つのが理想の手筋なんですが、それまでに思い出ゲージが届きそうにないテンションなら、このパッシブをリーダーに採用した編成を使用するとかで、場合によって採用可否を変えていくと良いと思います。 4凸ライブスキルは 全体Vo2.5倍アピール + 注目度20%UP(8T) です。かなり長いこと注目度UPが継続する放クラ用のパッシブトリガーと全体火力を兼任しています。1年目の限定pSSR「【とびっきりジンジャー】西城樹里」の無凸スキルより火力が高く使い勝手が良いと思うので、とりあえず樹里ちゃんにはこちらの札を採用するのが良いんじゃないかと思いますね。 運用方針はVo放クラ専用、といった感じです。先述の通り、Meひらめき枠は他のカードの方が出張性能が高く、サポートが放クラで固まった編成が組めるなどの手持ち事情があれば、出張採用も不可能ではないくらいの性能ですね。正直、1凸パッシブの性能的にはアルストで使いたいところなんですが、育成時の体力面で不安が出るかもしれないので凸は二の足を踏んでいる状態です。 (kinzokuseitarai.iconは引けました)
https://gyazo.com/c6143e603cde9ef34f18634c64d47b39
table: シナリオごとの特性
感謝祭 トーク
GRAD Me
LP 安定感 + 歌唱力
完凸時のサポートスキルは以下の通りです。
アイドルの絆 (Lv.5)
ボーカルマスタリーVo (Lv.8)
約束リカバー (Lv.3)
おやすみブースト (Lv.1)
体力サポート (Lv.4)
イベント産としての標準的なVo特化性能ですね。
2凸パッシブスキルは Vo35%UP(4T以前, 30%, 1回) です。こちらも、イベント産の通常性能です。
4凸ライブスキルは Vo2.8倍アピール + ダメージ25%CUT(2T) です。
ダメージCUTは継続ターン数が短いですが、そこそこ軽減してくれる割合なので、有効に使える場面はそれなりにあるかもしれません。
グレフェス
今期のグレフェスは、「【ONSTAGE?】黛冬優子」の接待ルールとして、Vi有利環境となっていました。1位のVi審査員の興味値が最も多く、2位のDa審査員の興味値が少ないルールでした。また、審査員の口撃にViUPの追加効果が乗る、Viストレイ有利のルールでもあります。ただ、現状のViストレイはパッシブが不十分な感じが否めないので運用が難しい問題をまだ抱えていますね。 今期のkinzokuseitarai.iconはグレ7だったのですが、前期のDa有利環境の影響でDaイルミネとDaアルストが増えており、この2編成を相手取るとDa審査員が早退してしまうため、非常に立ち回りが難しくなる印象を持ちました。また、今期はVoが流行3位だったため、Vo極を複数相手取っても、それほどVo狙いが多くならないマッチもそこそこ見受けられたので、Da極を引かずVo極そこそこのマッチングであれば案外綺麗に整地できる環境だったように思います。興味値や流行順位の関係で、Da審査員にプロメッサが飛びやすい環境だったのもありますね。ただまあ、そもそも審査員興味値が多いのでフェスマスターの難度は高いことには変わりないんですけども。 kinzokuseitarai.iconの今期の立ち回りとしては、Da極不在のマッチはViアルスト、Da極が1編成でもいたらDaアルストでPL狙い、Vo極のみならノクチル型VoアルストでPL狙い、霧子2編成以上かつアルスト不在ならメランコリーとプロメッサを搭載した遅延型のVoアルストで長期PL狙い、といった風に、マッチングによって細かく運用方法を変えながら挑んでいました。 今期から特に顕著だったと思われますが、Daアルスト編成の復権に伴って、マッチング時の千雪シルエットがDa極かVi極か分からない問題が出てくるようになりました。今期はDa極を引くとDa審査員がすぐ帰ってしまうので、警戒の意味でDaアルストを出している人は名前を控えられているという話も出ていました。kinzokuseitarai.iconもメモを取るまではやってないんですが、「この人はDaアルストだったな」と記憶上でDaViの判別を行っていたので、似たようなことをやってるようなもんですね。 結果
https://gyazo.com/3bcfebdffd7f645e9a424d9db93db8dc
https://gyazo.com/4f057586dc838a9ea73f838cf7ba9ca5
https://gyazo.com/b34b52deb24192277545fefd7ec11891
7ターンやってリンク2は限定で固めたアルスト編成のわりにちょっと弱い手筋ですが、使用率ボーナス4200ptでなんとかいい感じの点数を稼げたのかなー、と思いますね。 https://gyazo.com/06692adf3a77be9d75917bc8befabbb5
結構ギリギリでした。今期の長期戦環境なら、もう少しターンを伸ばせるマッチであったり、リンク重視の立ち回りができると余裕が持てそうですね。
グレフェスTOP100
1位: 178,892pt
100位: 167,597pt
編成詳細は以下リンク
Vi有利ルールとは……???と言いたくなるくらいにTOP100にはVi極が少ないですね。そもそもグレ7でマトモに運用できるVi極が現状アルストだけなので、ある意味仕方ない感じはします。 今期1位と68位にそれぞれ違うカードの摩美々センター編成がありますが、Voアンティーカの変則型ですね。このお二方、ホントに摩美々が好きなのが伝わってきます。 ランキングに1編成だけ入っていたのは89位(こんにゃこさん)の灯織センターのDaイルミネ編成ですね。この方の編成については、ご本人のブログにて編成と運用方法の詳細が語られているので紹介します。 まとめ
Vi有利ルールなのにVi極で成果をあげられなかったのはちょっとだけ心残りですが、なんとかギリギリでグレ7残留できました。
次期は強化週間イベントなので育成の詰め直しを行うチャンスだったり、アルストロメリアのLP編も実装されるので、夏休み期間にいろいろやっておきたいですね!