2021年2月上旬期グレードフェス所感
当期のグレードフェスについて、kinzokuseitarai.iconの個人的な感想を交えつつ語ります。 今期はグレード7にてプレイしていました。
ルール
判定期間:2021/01/31~02/10
流行
1位:Visual
2位:Dance
3位:Vocal
特殊ルール
審査員がいつもより速く行動する
審査員がアイドル全員にリアクションを行う
審査員が満足するのに必要な興味値がいつもより多い
Vocal審査員が満足するのに必要な興味値が他の審査員に比べて多い
グレ7:Vo: 7200000, DaVi: 4500000
(審査員が毎ターンVo/Da/ViUPのステータス効果を付与する)
各10%UP (3T)
(ルール書き忘れ?)
所感
今期はストレイライトのシナリオイベント「The Straylight」が開催されました。いやー、シナリオタイトルがユニット名って、最高が約束されているようなもんじゃないですか。最高だったので未読の人は読んでください。 今期併催のガシャは「期間限定 What A Wonderful House! あさひ・甘奈スタンプガシャPlus」でした。
https://gyazo.com/b2af856a27a4920d3252166772aa12e5
ライブスキルは、無凸全体Vo2.5倍+Vo5%UP(10T)+Vo5%UP(7T)+Vo5%UP(4T)と4凸全体Vo4倍+Vo10%UP(10T)+Vo10%UP(7T)+Vo10%UP(4T)という、全体アピールに弱バフが3つ付く独特の性能になります。リンクアピールは両者ともVo50%UP(5T)+Vo20%UP(10T)とバフ付与になっています。
パッシブスキルは1凸Vo40%UP+思い出ゲージ5%UP、2凸Vo60%UP+思い出ゲージ10%UP、4凸Vo120%UPの3種です。1凸パッシブの発動条件は ”あさひが編成されている場合” なので実質無条件、2凸パッシブは4ターン以前となっていますが、4凸パッシブは120%UPというとんでもない高倍率の代わりに "VocalUPが5個以上付与されている場合" という、地味に難しい条件設定がされています。ただ、この条件はあさひのライブスキルをリンク込みで打つことができれば一撃で満たせるので、ストレイ編成であればそこまで難しいものではないかと思います。 思い出アピールはVo50%UP(5T)→リンクVo0.9~4.5倍(消去:VocalUP)と、3人ユニットのカードとしてはやや強めの最大倍率が設定されています。ストレイ特有のバフ消去スキルは、アピール時に自分に付いている対象バフを消費し、その個数によって倍率が変わるものですが、消去対象のバフは4つで最大倍率になります。リンクアピール前に1つVoUPが付与されるため、思い出アピールを打つ前に用意するVocalUPの個数は3つで良いことになります。つまり、事前にこのあさひのライブスキル一発打っておけば簡単に最大倍率になるということですね。 ただし、Voストレイ編成におけるセンターとしては「【シャッターチャンス!?】和泉愛依」の方が理想的だと思いますね。こちらはVoUPの他にDaViUPのバフも複数用意しておかなければ最大倍率になりませんが、リンク追撃倍率は最大Vo6倍なので、火力がかなり違ってきます。Voストレイ編成で今回のメイドあさひを使用する場合、あさひはVocal担当に配置するのが定石となるのではないかと思います。 今回のあさひは、似た性能の比較対象として、Vi特化性能の「【空と青とアイツ】芹沢あさひ」が挙げられますね。こちらとの性能差で言うと、リンク追撃込みのライブスキルの火力や思い出アピールの火力は空青あさひが上になりますが、思い出アピールへの布石と火力を両立しつつ、消去スキルを持たないので決めターン以外で余計なことをしない打ちやすさがメイドあさひの魅力かと思われます。要するに、空青とメイドでは運用方法がそもそも異なってくる感じですね。(ストレイ編成はエアプなので使用感は分かりかねるんですけども) (kinzokuseitarai.iconは引けませんでした)
https://gyazo.com/6b22261c44352e0a341bbac76448f3a3
サポートスキルにユニットマスタリーSP、ボーカルマスタリー上限、体力サポートをもち、スキルパネルからVo上限を合計200開けることができる、上限の鬼ですね。ユニマスSPは最大でLv.12となるため、Voアルスト編成育成における超重要サポートになります。 パッシブスキルも1凸Vo40%UP、2凸Vo75%UPとなかなかに高倍率で、1凸は4ターン以降、2凸はメンタル75%以上と、発動条件もかなり緩めに設定されています。そのためか、発動確率は1凸20%, 2凸10%と渋め。編成のうちの一人にだけ積むのではなく、数積んで確率の低さをカバーしたいところですね。
ライブスキルは渾身Vo4倍+ダメージ20%CUT(2T)です。最大倍率こそ高めですが、追加効果のダメカが今のところ微妙ですかねー。アルスト編成ではダメージがデバフになるので、メンタルの減りが抑えられるダメカは一応それなりに有用ではあるんですが、やはりサポート札の追加効果は高倍率パッシブのトリガーとして使いたい気持ちがあるので、将来的に限サポ甜花あたりでダメカ付与時条件の高倍率パッシブが来れば一気に有用性が増すかと思います。さすがに無いかなー。 今回のメイド甘奈は、比較対象というか類似性能として「【夏空への挑戦】桑山千雪」が挙げられます。同じVo特化性能で、こちらはユニマスSPLv.8を持っているため、スペ甘奈と夏空千雪が一緒のレッスンにいるとSP+20が確定します。夏空千雪はパーフェクトマスタリーも持っているので上振れも狙いやすく、甜花の育成ではユニマスSPで+40、パフェマスで×2と、1レッスンでSP80稼げる驚異的な育成性能を持っています。そのおかげで、Vo特化甜花はVo1600は余裕で見込めるようになっています。上振れ次第では1800~1900もいけるっぽいですね。Vo滞在Exが薄くてkinzokuseitarai.iconは上手くいかないんですけど。 また、夏空千雪は2凸パッシブに同じものを所持しているので、発動確率の低さを2枚取りでさらにカバーすることができますね。
ただし、ここまでの解説はあくまでアルスト育成での話です。甘奈のVo特化サポートには、割と初期の恒常sSSRであるにも関わらず未だに採用率の高い「【お菓子なティータイム】大崎甘奈」が存在しており、こちらはどのユニットでも発動するボーカルマスタリーSPとボーカルマスタリー体力の2つのサポートスキルが非常に優秀なため、アルスト以外はお菓子甘奈を使い続けても良いと思います。試しにお菓子をスペに置き換えて出張枠の他ユニットアイドルを育成してみたんですが、あまりのSPの伸びなさに絶望しました。Le枠凛世でスペ甘奈と夏空千雪の2凸パッシブの発動を安定させたいんだが……。 (育成解説してるところから分かる通り、kinzokuseitarai.iconは120連で引きました)
グレフェス
審査員の先制必中口撃はアルスト的には強制デバフに等しいので、今期はめちゃくちゃ厳しい戦いになりました。とはいえしっかり必要分のカードプールを所持し、育成もきちんとできているViアルスト編成であれば毎ターン開始時にメンタル最大まで回復しているでしょうし、審査員3人分のダメージを補えるだけのステータスがあれば何とか押し切れるくらいのルールではあったかと思います。 前回の愛依ちゃん接待のときはVo編成の強豪がVoアンティーカくらいしかいなかったのですが、あれから感謝祭シナリオが追加され普通にグレ7でも張り合えるようになったVoノクチルや、興味UPによるアピール倍加で運ゲーをさらに加速させたVo放クラ編成など、バリエーション豊かな対面編成が増えました。Viアルストの強打に注意しつつ、今期はVo審査員の興味値が多いのでVoもきちんと叩いておかないといけない環境でした。 また、全審査員の興味値がそもそも多く、Voアンティーカを対面に引いたらマッチが簡単に長期化してしまうので、メンタルが保たない編成も特にストレイ編成に多く存在しました。 ライバルメン死戦略の注意点は、ライバル5人が全員脱落すると強制的にフェスが終了し、その時点での獲得ポイント数で決着がついてしまうため、必ずライバルを1人以上残した状態でフェスを続けなければいけないことと、21ターン以上はアピール加点が無くなることに注意して、パーフェクトライブやフェスマスターを狙いにいかなければいけません。Voアンティーカなら回復要員として対面に1編成はアルストを引く必要がありますし、Viアルストなら遅延編成を多く相手取る必要があります。ただ、この2編成はお互い特化属性が異なるので、相手の得意属性を取りこぼしやすいのが難しいところですね。 結果
https://gyazo.com/9e7bbe2b809e28c011e3734be840d4ed
https://gyazo.com/b95504f466b867da046f2d98e7f0487a
対面にVoアンティーカが絡んだ遅延マッチだったと思います。VoとDaの3割星が取れておらず、合計スター数が少なかったわりに、アピールはしっかりパーフェクトでリンク決めていたためか思いのほか点数伸びましたね。 https://gyazo.com/d4f73d03322cdf6d677910c84a46e26d
グレフェスTOP100
1位: 194,043pt
100位: 166,896pt
編成詳細は以下リンク
前述の通り、今期はライバルをメン死させる戦略が流行していました。最上位の霧子や千雪の編成は遅延PLやフェスマでの得点であることは間違いないと思います。特に今期1位の方は、Viアルストにトリッキーナイトと「【海と太陽のプロメッサ】白瀬咲耶」を編成した遅延メランコリー編成でしたので、一体何ターンくらい続けたんでしょうね……?あと多分SS編成も狩ってますねコレ。 まとめ
今期のような逆境ルールでも辛うじて乗り切れたのは大きいですね。
次期は恒常ガシャとコラボフェスなのでグレフェスは通常ルールですが、新規実装は5周目恒常甜花ちゃんなので何とか残留を狙いたいところです!