2021年12月上旬期グレードフェス所感
当期のグレードフェスについて、kinzokuseitarai.iconの個人的な感想を交えつつ語ります。
今期はグレード6にてプレイしていました。
ルール
判定期間:2021/11/30 ~ 12/10
流行
1位:Vocal
2位:Visual
3位:Dance
審査員影響力:210(グレ6)
特殊ルール
審査員が満足するのに必要な興味値がいつもより多い
Dance審査員が満足するのに必要な興味値が他の審査員より多い
VoVi審査員:3240000(グレ6)
Da審査員:4320000(グレ6)
審査員が毎ターンリラックス効果を付与する
リラックス効果3%付与(2T)
所感
今期は、待望のシーズのファン感謝祭編シナリオが実装されました。またキツいシナリオがきちゃったよ……。美琴の過去とリンクさせ、にちかとルカを対比させながら進行する流れが、シーズ特有のしがらみを感じさせるストーリーになっていて、今後の展開も気になるシナリオとなっていました。昨年のノクチルの流れから見て、近いうちにシナリオイベントもあると思うので、それも楽しみですね。また、シーズの感謝祭実装に合わせて、営業機能にシーズのトークが追加されました。 12月ということで、ウィンターキャンペーンも始まりました。今回も長い無料10連の期間が設けられていますが、今回の無料10連ははづきスロットがついていて、運次第で追加のガシャチケットが手に入るようになっています。10回ハズレで最高報酬である10連ガシャチケットが確定で獲得できるようになっているので、最低限の保証は付いていますね。
また、有償限定SSR5倍ガシャ(という名の虚無)や、感謝祭ピックアップガシャ(駅花星PU)なども開催されました。
今期併催のガシャは、「期間限定 冬の日、その手に残るぬくもり 甘奈・樹里スタンプガシャPlus」でした。
https://gyazo.com/435b3c35c445849581d6779d8fbc224b
ライブスキルの性能は以下の通りです。
無凸:Da3.5倍アピール
Da20%UP(3T) + Da20%UP(4T) + Da40%DOWN(2T)
リンク:Da80%UP(4T)
4凸:Da5倍アピール
Da40%UP(3T) + Da40%UP(4T) + Da80%DOWN(2T)
リンク:Da80%UP(4T)
追加効果がバフ2種 + デバフ1種という、他に無かった組み合わせのスキルになっています。通常の編成では、バフ2つの合計とデバフのパーセンテージがお互い相殺される数値となっているため、次のターンまではバフ・デバフがない等倍の状態になりますが、2ターン後にデバフが消えて無凸Da40%UP, 4凸Da80%UPが残ります。さらに3ターン後は前半のバフが切れるので残り半分のバフのみ残る、といったターン経過によって倍率が変わるバフになっています。
というのは何もしない場合の話で、GRADのアビリティ「ダンスマスター」を取得した場合は事情が変わります。
ダンスマスターは、GRAD編シナリオにてBブロックのPR率を60%以上にした状態で、Daひらめき6個 + Meひらめき2個を消費して取得できるアビリティで、その効果は「アピールフェイズ開始毎にDanceDOWNステータス効果1つを100%の確率で除去」というデバフ消去の効果を持っています。
つまり、今回の雪空甘奈は、フェス編成内にダンスマスターを取得したカードを一枚入れていれば、スキルのデバフ効果を受けずにバフの恩恵のみを甘受できる協力なバッファーになります。雪空甘奈を編成する際は、ダンスマスターを取得したフェスアイドルを作っておきましょう。
パッシブスキルは以下の通りです。
table: パッシブスキル
SP 効果 条件 確率 回数
40(1凸) 発動時に思い出ゲージ20%UP アルスト全員編成時 30% 2
40(2凸金) Da75%UP メンタル90%以上3T以前 30% 3
50(4凸金) Da120%UP メンタル80%以上3T以降 40% 2
1凸パッシブは思い出加速です。アルストはゲージが溜まりにくいので、2回の発動余地がある加速パッシブは重宝しますね。
2凸パッシブはメンタル維持が少々難しいですが、3ターン目まで発動可能な高倍率パッシブです。
思い出アピールの性能は以下の通りです。
追加効果:Da2倍アピール
リンク:Da最大2.5倍アピール(メンタルが多いほど効果UP)
アルストの全カードの中で思い出アピールの追撃最大倍率を更新しました。最大4.5倍のDa追撃になります。 Da100%UPバフ → Da4倍の思い出追撃を持つ「【ハッピー・アイ・スクリーム】桑山千雪」と比較しても、大抵の場合は今回の甘奈の方が火力は高いと思われますが、正直それほど大きな差ではないと思うので、しばらくはどちらのセンター編成も見るような気がしますね。特に今回の甘奈はセンター適正だけでなく、リーダーやDa担当でも十分に力を発揮できるくらい万能なので、Daアルスト編成は固定の編成名でありながら構成が人によって大きく変わってくる自由度の高いものになりました。 編成方針としては、思い出追撃の倍率が高いことを素直に利用してセンターとして起用したり、思い出加速パッシブの発動を安定させるためにリーダー起用したり、固定倍率のアピールを活かすためにDa担当やそれ以外の編成に置いたりと、どこにいても仕事をする万能さがあります。
ただ、ライブスキルの最大火力だけに注目すると、「【ないしょのスイーツ】大崎甘奈」のDa6倍という札があり、こちらには回復→思い出ゲージ変換の追加効果があるアルスト特有のスキルが比較対象になってきます。最大火力を取るか、総合力を取るかは環境や編成内容によっても方針が違ってくるので、まず甘奈のカード選択に幅が出てきますね。 甜花の採用カードは、現状だと「【好きなものはなんですか?】大崎甜花」と「【バス・タイムの気分で】大崎甜花」の2択になりそうで、それぞれ限定と恒常のカードではあるんですが、実装時期の差から両者とも一長一短あるのでどちらにも採用価値があるのが特徴です。バスタイムを採用する場合は甜花をセンター起用することも視野に入ってきますし、誰をセンターに置いて、誰をDa担当にするかなど、かなり選択肢が多い編成となっているため、個性と思想が出る面白い編成になると思います。 アルストの新規カードなので新編成の使い勝手とかを詳細に語れたら良かったんですが、ちょっと今期は忙しくて時間が取れなかったため、次期以降に回すことになります。 (kinzokuseitarai.iconは引きました)
https://gyazo.com/a8cd7a969d0cdff91ea79afd352ee5b2
各シナリオごとの特性は以下の通りです。
table: 育成アイコン
感謝祭 ダンス
GRAD Da
LP 安定感 + 集中力
完凸時のサポートスキルは以下の通りです。
アイドルの絆 (Lv.10)
ユニットマスタリーSP (Lv.8)
約束リカバー (Lv.2)
おやすみブースト (Lv.1)
ダンスマスタリーSP (Lv.10)
ユニットマスタリー体力 (Lv.2)
体力サポート (Lv.4)
単体性能で見るとダンスマスタリーSPと体力サポートのみとかなり弱く見えるんですが、単体性能抜群でDa極のMeひらめき枠筆頭となっている「【Sr×Ba×Cu=】有栖川夏葉」と組み合わせるだけで、2種のユニマスによりその力を存分に発揮できるポテンシャルを持っています。特にユニマスSPのLv.8は、5人ユニットであることを考えると破格の性能ですね。 そもそもこれまでDaひらめきのDa特化カードが「【今日の手は空を切らない】芹沢あさひ」以外ほとんど使い物にならないものばかりで、単体性能控えめでもそれなりに仕事してくれるカードであるため、カタログスペック以上に重宝する一枚だと思います。 パッシブスキルは以下の通りです。
table: パッシブスキル
SP 効果 条件 確率 回数
40(1凸) Da50%UP 3T以前 20% 2
40(2凸金) Da100%UP 注目度UPが2個以上付与されている場合 35% 2
50(コミュ) Da30%UP 樹里編成時 20% 2
1凸パッシブは思い出アピールで締める4ターン目以降には引っかからない前半ターンのみの有効パッシブで、2凸パッシブは放クラ編成だと条件を満たしやすい注目度UP2個付与条件の100%パッシブです。性能的にはDa版「【ビードロの翳】有栖川夏葉」ですね。 4凸ライブスキルは、Da4倍アピール + 注目度30%UP(3T) + デュエット(西城樹里) です。
Da放クラ編成にも固定デュエット札が採用できるようになりました。これまでの実装カードの関係で、樹里のpSSRにDa極で強いカードがほとんどないため、この札によって樹里自身の札切りをスキップできるのは編成的にアドバンテージが大きいように思います。「【かきまぜたら*ミルク】園田智代子」などのDa放クラでは、注目度を盛る意味でも重宝するライブスキルとなるのではないでしょうか。 (kinzokuseitarai.iconは引けました)
https://gyazo.com/129c5c81d00c62ba1ef30fc355ba3bbd
各育成シナリオごとの特性は以下の通りです。
table: 育成アイコン
感謝祭 ビジュアル
GRAD Vi
LP 表現力
完凸時のサポートスキルは以下の通りです。
アイドルの絆 (Lv.4)
ビジュアルマスタリーVi (Lv.5)
約束リカバー (Lv.2)
おやすみブースト (Lv.2)
トラブルガード (Lv.2)
イベント産サポートの通常性能となる、滞在レッスンと一致した属性強化です。
2凸パッシブスキルは、Vi40%UP(メンタル49%以下, 30%, 1回) です。
イベント産にしては高い倍率ですが、メンタル半分以下のとき発動となる背水条件のパッシブです。「【プレゼントなら両手いっぱい】三峰結華」が無い場合は採用余地がありそうですが、他のsSSRの2凸パッシブなどを軸にした方が良いでしょう。 4凸ライブスキルは、Vi2.5倍アピール + 影響力10%DOWN(3T) です。
影響力DOWNが有効札になる場面はなかなか考えにくいので、ライブスキルはバフ付与などの追加効果を持つ他のカードのものを取ることをおすすめします。
グレフェス
今期のグレフェスは、Da3位でDa審査員の興味値が多くなっている特殊ルールです。追加のルールとして、審査員のリアクションに3%のリラックス効果が付いており、被弾しても次のターンには回復するというアルスト優遇ルールでした。 アルスト優遇ということは、必然的に背水編成が厳しい環境でもあるということで、アンティーカを始めとして背水パッシブ頼りの編成をメインに使っている方にとっては厳しい期だったのではないでしょうか。 グレ6の環境としては、ルールに合わせてDa極編成といつもより多めにマッチングしたような気がします。現環境だとVi極編成があまり多くないため、フェスマを狙うための整地ができるマッチングがなかなか掴めませんでした。一応、札事故を起こさなければ、Daアルストでフェスマが取れたマッチがいくつかあったので、できる人はできたと思います。 せっかくの育成強化週間だったんですが、ちょっと今期はプライベートな事情で週末休みが実質的に無かったので、編成更新ができなかったのが悔やまれますね。特に、雪空甘奈を使ったDaアルスト編成が組めていないので、ちょっと出遅れている感があります。 Voアルストも強化週間の間にもう少し更新したかったところですが、ちょっと無理がありました。今期は既存の編成でなんとかグレフェスを乗り切ることになりました。 結果
https://gyazo.com/08a4666354703171522f4b6d863abc58
https://gyazo.com/eea40415affcc5bf2e3c46c8e6ea7764
https://gyazo.com/ada9cd722ef012108fe38416662bdc56
グレ6だとVoアルストのカード使用率が低いので、ボーナスが盛りやすくて高得点が出やすいですね。 今期ほんとにシャニマスに時間割けなかったので、Da有利環境でもDaアルストの育成試行もあまりできず、編成更新もありませんでした。 グレフェスTOP100
1位: 173,949pt
100位: 163,737pt
編成詳細は以下リンク
グレ7も特殊ルールがしっかり機能していて、雪空甘奈を採用したDaアルスト編成がランキングに何人もいる状態になっています。また、上位編成はDaアルストの他にDaイルミネ、Daストレイ、Da放クラなどのDa極が非常に多く、ルールとしていい感じに機能している感じがしますね。リラックス効果付与の追加ルールがあるとはいえ、回復量も大したことがないため、背水編成のDaアンティーカでもランクインしている編成がわずかながらありました。 まとめ
今期実装された雪空甘奈をまだ活かしきれていないので、育成詰めて実戦投入をしてみたいですね。
次期は期末にクリスマスパーティーの現地イベントがあります。アソビストア先行で両日チケット取れているので、それまでにグレフェスで成果出せてたら良いなぁ~って思います。