2021年11月上旬期グレードフェス所感
当期のグレードフェスについて、kinzokuseitarai.iconの個人的な感想を交えつつ語ります。 今期はグレード7にてプレイしていました。
ルール
判定期間:2021/10/31 ~ 11/10
流行
1位:Dance
2位:Visual
3位:Vocal
審査員影響力:231(グレ7)
特殊ルール
審査員が満足するのに必要な興味値がいつもより多い
Visual審査員が満足するのに必要な興味値が他の審査員より多い
VoDa審査員:4200000(グレ7)
Vi審査員:4800000(グレ7)
審査員が毎ターン自身に興味UPのステータス効果を付与する
興味1.03倍×3
所感
今期は3.5周年アニバーサリーキャンペーン第4弾として、引き続き無料10連が開催されていたのと、ユニットピックアップガシャや限定復刻パッケージの販売が行われていました。カードの所持状況によってはどれかに課金しても良いラインナップでしたが、ここまでの3.5周年キャンペーンでかなり使ったので、全部突っ込むとかはちょっと厳しかったですね。加減してくれ。
今期のイベントは、ストレイライトのシナリオイベント「Run 4 ???」でした。ユニットで運動会に出るお話でしたが、3人のアイドルに対する信念や信条に焦点を当てた、相変わらず熱いシナリオでとても良かったですね。最近のシナリオの中では短めでサクッと読めるものだったので、隠れた名作感がありますね。 今期併催のガシャは、「期間限定 ほらほら?もう「骨抜き」でしょ♪ 愛依・甜花スタンプガシャPlus」でした。
https://gyazo.com/62e8f1bf3550b1733b3ee52f53407183
ライブスキルは以下の通りです。
無凸:Vi3.5倍アピール
Vi20%UP(4T) + Vi5%UP(7T)
リンク:Vi1.5倍アピール
4凸:Vi5倍アピール
Vi40%UP(4T) + Vi10%UP(7T)
リンク:Vi1.5倍アピール
ストレイはバフの倍率よりも個数が重要になってくるので、合計倍率はともかくViUP2つは少し物足りないように感じます。リンクアピールも追撃火力に設定されているため、ストレイ編成ではあまり有用でなかったりするかもしれません。パーフェクトライブ狙いで思い出後の残党狩りを安定させる用途のリンクアピールでしょうか。 「【ONSTAGE?】黛冬優子」と組み合わせると、合計でViUPが5個付与されるので、オンステの4凸パッシブや「【秋の実りの配達係】芹沢あさひ」の2凸パッシブの発動条件であるViUP5個以上付与時が簡単に満たせます。ただし、後述の思い出アピールの追撃効果とのかみ合わせが最悪で、今回の愛依とオンステを採用する場合、あさひにバッファーとなってもらう立ち回りが求められてしまいます。このあたりは最新のViストレイ編成が運用上どうしてもチグハグになってしまう頭痛の種となるかと思います。 パッシブスキルは以下の通りです。
table: パッシブスキル
SP 効果 条件 確率 回数
40(1凸) Vi50%UP + メンタル5%回復 愛依編成時 20% 2
40(2凸金) Vi60%UP + メンタル5%回復 メンタル50%以上 30% 3
50(4凸金) Vi120%UP メンタル60%以上3T以降 20% 2
1凸・2凸パッシブはメンタル回復が付いていて、2凸・4凸パッシブはメンタル維持が条件となっているため、どちらかというとアルスト向きな性能となっています。Viアルスト編成であればこれらのパッシブは全部欲しいところなので、出張枠採用カードとして非常に魅力的ですね。 思い出アピールの性能は以下の通りです。
追加効果:Vi20%UP(10T)
リンク:Vi3.5倍アピール(ViUP消去) + Vi3倍アピール(VoUP&DaUP消去)
追撃の最大火力がVi6.5倍と、これまでのストレイのカードの中で最も高威力を発揮することができるポテンシャルを持っています。その代わり、リンク前の追加効果がViUP1つ付与のみと、他のカードと比較して事前準備が必要となるケースが多いですね。 最大火力の事前準備:ViUPが3個、VoUP・DaUPが合計2個必要
最大火力の事前準備:ViUPが3個必要
最大火力の事前準備:ViUPが3個、VoUP・DaUPが合計4個必要
倍率が最も高い今回の愛依は、準備しなければならないバフの個数が他の2枚と比べて多く、しかも編成との噛み合いが悪いVoDaUPの個数を稼ぐ必要があるので、最大火力を発揮するには、育成前に採用する札選びから考える必要があるように思います。
特に、愛依をセンターに置く関係上、「【空と青とアイツ】芹沢あさひ」もバフ付与要員としての役割を担って欲しいという事情もあり、VoDaバフの個数が稼げるスキルの重要性が上がります。「【ONSTAGE?】黛冬優子」でViUPを3つ用意できるので、あさひには何もバフが付かない全体アピールよりも、VoDaUPがより多く付くスキルを採用する方が良いパターンも考えられますね。 VoDaUP付与の個数の面で優秀なのは、「【ノー墨・勝者フェイス】黛冬優子」の4凸スキルですね。こちらはVoUP2個、DaUP2個付与となるので、オンステのViUP3個と合わせて最短3ターン目に最大倍率の思い出追撃が打てるようになります。ただし、Vo札なのでVi極の編成にとっては火力面でのサポートがないことには注意が必要ですね。 また、あさひにノー墨札を採用する利点としては、4ターン締め想定だと愛依札を切ることでオンステの4凸パッシブや「【秋の実りの配達係】芹沢あさひ」の2凸パッシブ条件のViUP5個以上を満たすことができるので、火力の底上げも容易に行えるのが魅力の一つだと思われます。 その他のサポート札の候補だと、育成面での優秀さとの兼ね合いもあって、「【永遠の方程式】風野灯織」の4凸スキルがVi寄りの全属性全体札でVoDaViUP付与とそこそこ使いやすい性能を持っているので、配達係の4凸スキルと天秤にかけることになるかと思います。 (kinzokuseitarai.iconは引けませんでした)
https://gyazo.com/537b07d3e78adba47470a4ae08e7b846
各シナリオごとの特性は以下の通りです。
table: 育成アイコン
感謝祭 アピール
GRAD Vi
LP 歌唱力 + 集中力
完凸時のサポートスキルは以下の通りです。
アイドルの絆 (Lv.10)
ユニットマスタリーSP (Lv.8)
約束リカバー (Lv.2)
おやすみブースト (Lv.5)
パーフェクトマスタリー (Lv.3)
ボーカルマスタリーSP (Lv.16)
言わずもがな、Voアルスト育成においては必須級のカードとなりますね。 パッシブスキルは以下の通りです。
table: パッシブスキル
SP 効果 条件 確率 回数
40(1凸) Vo35%UP + メンタル5%回復 3T以前 20% 2
40(2凸金) Vo85%UP メンタル75%以上3T以降 20% 2
50(コミュ) 発動時に思い出ゲージ10%UP Ce担当 10% 1
1凸・2凸パッシブは「【レッツ☆忍び足!】大崎甘奈」のVo版性能となります。回復が付いている1凸パッシブは、他のスキルに回復手段が少ないVoアルストにとっては命綱にもなると思われるので、積極的に取って良いものだと思いますね。 コミュ開放パッシブは、Ce担当者のみ採用可能な思い出ゲージUPのパッシブです。センターは編成の中のパッシブ抽選順で一番最後に選出されるため、センター担当アイドルの一番最後に取ったパッシブは、それ以降抽選されるパッシブがない状態ということで、パッシブ発動枠の6枠埋まらなかった時の保険として採用価値が非常に高いものとなります。テンションで事故を起こした時のリカバリーにもなるので、余裕があれば取りたいですね。
ちなみに、「【約束ペタル】大崎甘奈」の2凸パッシブ「発動時に思い出ゲージ50%UP」と組み合わせると、即時ゲージUPで合計60%チャージされるのですが、初期ゲージ量70%の赤テンション時はともかく、黄テンションは30%スタートなので、黄テンション時に初ターン思い出を打つには10%足りません。これに関しては初ターン思い出用のパッシブではなく、純粋なゲージUP目的のパッシブだと割り切らないといけなさそうですね。ただし、2T思い出は安定して打てそうな性能になります。(そうまでして無リンク早期思い出に価値があるかは微妙) 4凸ライブスキルは、Vo最大4倍アピール(メンタルが多いほど効果UP) + リラックス効果5%付与(4T) です。
リラックス効果の付いたVo札はあまり多くないので、アルストにとって使い勝手の良い渾身札と合わせて、それなりに採用価値は高いですね。ただし、リラックス効果付与はあまりそれを条件とするパッシブが多くないという関係上、現段階ではそこまで優先して取りたいスキルでないのが悩みどころです。出張枠の火力札としての採用が使いどころでしょうか。 (kinzokuseitarai.iconは天井まで回しました)
https://gyazo.com/5ee4b1af818d82571b89de625e524ca7
各シナリオごとの特性は以下の通りです。
table: 育成アイコン
感謝祭 ダンス
GRAD Vo
LP 安定感
完凸時のサポートスキルは以下の通りです。
アイドルの絆 (Lv.5)
ユニットマスタリーDa (Lv.8)
約束リカバー (Lv.3)
おやすみブースト (Lv.1)
体力サポート (Lv.4)
2凸パッシブスキルは、Da35%UP(4T以前, 30%, 1回) です。
こちらはいつものイベントsSSRの標準性能ですね。
4凸ライブスキルは、Da2.8倍アピール + Da10%UP(5T) + Da10%UP(10T) です。
グレフェス
今期のグレフェスは、Vi審査員のみ興味値が若干多め、前期に引き続き興味UPが自動付与されるルールでした。ただし、興味値の差はわずかですし、興味UPの倍率も1.03倍×3と気持ち程度の量しかありません。 そういう環境だったので、実質的に3~4ターンで決まる短期戦ルールでした。
短期戦ルールはホント苦手ですね……。札回しの余裕がなさすぎて、初手で事故るとリカバリーができませんし、勝ち筋の線が細すぎるのがあまり好みではないです。
グレ7の環境としては、対面Voストレイとマッチングしやすいのは相変わらず、Vo放クラもデュエットのおかげで戦いやすくなってそこそこの数いるのが確認できています。この2編成とのマッチング率が高いため、Vo審査員が真っ先に帰ってしまうパターンが非常に多いですね。Voストレイは「【海と太陽のプロメッサ】白瀬咲耶」を採用している人が非常に多いので、Vo審査員にプロメッサが入れば生き残る確率は上がりますが、Vo極以外の編成をメインで使用している自分としては、普通に押し負けるパターンが多くて非常に厄介でした。 Da極はDaイルミネ、Daアルストがそこそこの人数いますが、対面では1~2くらいのマッチング率ですかね。アルストについては千雪センターなので、相変わらずVi極と判別できません。グレ7なら名前で覚えられる範囲だと思うので、対策したい人はチェックすべきでしょう。また、今期の霧子センターもほぼ全てDaアンティーカだったので、長い経験からVo極と勘違いしないように気をつけたりしていました。 先日の流れでViノクチルが一線級の成果をあげられるようになったのもあり、Vi極も強力な編成が増えた感じがします。マッチング率はそれほど高くありませんが、ViアルストやViストレイと併せて複数マッチングされると厄介な感じになりますね。また、今期からほんの僅かですが、愛依センターのViストレイも出るようになったのは注意点でしたね。使っている方が限られるので、こちらも名前を控えておいて対策するべきかと思います。 今期のkinzokuseitarai.iconは、黄テンション以上でDaアルスト、緑以下でViアルスト、対面Vo極のみでVoアルストの使い分けで潜っていました。Voアルストは限定サポートの甜花が新規実装されて強化が図れるところなんですが、天井までノーピックだったために育成に時間が取れなかったのと、それ以前に今期のVoアルストでの立ち回りが分からなさすぎてあまり出していません。 また、DaアルストとViアルストも育成し直してみたりとマイナーチェンジを試みているところですが、なかなか思うようにいかないので自分の編成がちょっと停滞しているのが気になりますね。もう少しExスキル掘りとかに時間を割いた方が良いのかなぁ。 結果
https://gyazo.com/4e2fa2f30c4f733524e6dfc7a323b2f5
残留ラインがフェスマスター要求の点数になっていたので、PL狙いのムーブは早々に諦め、フェスマ用の立ち回りしかしませんでした。惜しい盤面はほんの少しあったんですが、手札運やパッシブ発動運に恵まれず決めきることができなかったですね。 ただまあ、この短期戦ルールで深追いするのは精神的にも良くないと思ったので、潔くグレ6に落ちようと思います。5ターン想定ができてPLでも残留できるようなルールが帰ってきたら頑張りたいなーって思いますね。
グレフェスTOP100
1位: 178,479pt
100位: 169,520pt
編成詳細は以下リンク
短期戦でフェスマ環境ですが、様々な編成でのランクインが見られます。
まず、センターのアイドルランクがB以下の編成はほぼ全てDa担当「【NOT≠EQUAL】三峰結華」編成です。ほとんどの方がメンタル3被弾調整されている感じですが、2ターン目で決めきれる環境じゃなかったように思うので、おそらく3ターン締めだと思われます。 上位にVoDaViそれぞれのアルスト編成が並んでいるのを見ると、自分の編成の決定力のなさを痛感しますね。マッチング運にもある程度左右されるとはいえ、ヌルい対面で確実に勝てる育成ができていないのは明確な反省点ではあると思います。 もうひとつ、今期のようなVi審査員だけ体力の多いルールではVi極編成が立ち回りしやすいという特性を活かして運用されていると思われる、42位(月見草さん)のViアンティーカも注目です。コンセプト的にはNE編成のVi版といった形になり、Vi担当に「【フィドル・ファドル】田中摩美々」を採用した編成ですが、Da極のNE編成との違いは背水パッシブが「【プレゼントなら両手いっぱい】三峰結華」のVi100%UPのみである点で、NE編成よりも難易度が格段に上がる編成です。こちらの編成もメンタルを3被弾調整されていますが、今期ルール的に2ターン3被弾で抑えてギリギリ3ターン保たせる運ゲーを制した結果であると思います。同コンセプトのフィドル編成は何人か挑戦されている方がいるので、TOP100に上がっているのが確認できた際は編成を覗いてみると面白いと思います。 まとめ
今期は苦手な短期戦ルールに完全敗北した形になりました。
限定サポートの甜花を迎えて、Voアルストの再育成も詰めたいですし、次期グレ6でまた上がれるように立ち回りとか考えていきたいですね。