2021年10月下旬期グレードフェス所感
当期のグレードフェスについて、kinzokuseitarai.iconの個人的な感想を交えつつ語ります。 今期はグレード7にてプレイしていました。
ルール
判定期間:2021/10/21 ~ 10/31
流行
1位:Visual
2位:Vocal
3位:Dance
審査員影響力:174(グレ7)
特殊ルール
審査員が満足するのに必要な興味値がいつもより多い
Visual審査員が満足するのに必要な興味値が他の審査員より少ない
VoDa審査員:7500000(グレ7)
Vi審査員:6000000(グレ7)
審査員が毎ターン自身に興味UPのステータス効果を付与する
興味1.1倍×2
審査員がアイドル二人にリアクションを行う
所感
シャニマス3.5周年おめでとうございます!今期もハーフアニバーサリー記念でいろいろなキャンペーンが実施されていました。 今回も1日1回10連無料ガシャが開催されましたが、10日分引くとセレチケがもらえた点が大きいですね!kinzokuseitarai.iconは未所持の恒常pSSRがもうほぼないので、何かしら凸を進めるのに使うと思います。
10/23・24には283フェスも開催され、ライブやバラエティなどの配信がありました。kinzokuseitarai.iconはもちろんプレミアムチケットで楽しませていただきましたし、今回の所感もアーカイブを見ながら書いてます。
今期はさらに、待ちに待ったフェスツアーズが実装されましたね!攻略については後述しますが、個人的には細かい不満点はありつつも割と楽しんでプレイできました。アドバンテージ開放のUIをもう少しなんとかしてもらえれば……!
今期併催のガシャは、「期間限定 仄青き闇の果てにて 恋鐘・凛世スタンプガシャPlus」でした。
https://gyazo.com/707c4445020a0062874b32dacc12edf8
ライブスキルは以下の通りです。
無凸:全体Da2倍アピール
興味0.6倍(1T) + メンタル10%回復
リンク:全体Da1.8倍アピール
4凸:全体Da3.5倍アピール
自身のメンタルを30%減らし、Da最大200%UP(減少値が多いほど効果UP)(3T)
リンク:全体Da1.8倍アピール
両スキルともDaの全体アピールになりますが、無凸と4凸で追加効果が異なります。無凸の方はそのターンのみ興味DOWNをかけた上でメンタル回復を行うもの、4凸の方は自傷に加え、自傷で減らしたメンタルに応じてバフ倍率が変わる初登場のバフ付与効果を持ちます。
無凸スキルは1ターン限りの遅延効果で、メンタル回復が付いているため、4凸スキルの自傷バフの効果量を上げる前準備として使えます(が、5人ユニットのアンティーカで同じ人のスキルを連続で打つ余裕があるのかは疑問です)。そもそも、背水を前提とするアンティーカで回復を使う場面が、Voアンティーカで強力な遅延マッチを行う以外でちょっと想像がつかないですね。これ、どちらかというとDaアルストの方が活かせそうなスキルですよね。 あと、リンクアピールの追撃は興味無視が付いていないので、Da1.8倍追撃にも興味DOWNの影響が乗ってしまうのは注意点です。
4凸スキルの方は当カードの目玉ですね。自傷で減った分のメンタルの数値によって付与されるバフの倍率が変動するため、できるだけ高メンタルを維持した状態で打ちたいスキルとなっています。
バフ倍率は、以下のような感じで決定されるようです。
https://gyazo.com/0cddc9d37d240829297d6849ae6c6cfe
メンタルを1000減少させることができれば最大倍率の200%UPバフになります。30%の自傷で1000以上減少するメンタル値は3334以上となるので、この4凸スキルを打つ際はそれくらいのメンタルを維持できることを目安に編成を組んだり育成を行うと良いでしょう。
ただし、バフの継続ターン数が3ターンなので、思い出アピールに絡めるには3ターン目以降に打つ必要があります。背水前提のDaアンティーカだとかなり厳しい気もするので、少し戦略を考える必要がありそうです。 パッシブスキルは以下の通りです。
table: パッシブスキル
SP 効果 条件 確率 回数
40(1凸) Da50%UP 恋鐘編成時 30% 3
40(2凸金) Da75%UP 最大メンタル3400以上 30% 3
50(4凸金) Da150%UP 最大メンタル3400以上メンタル29%以下 40% 2
2凸・4凸パッシブの条件に「最大メンタル3400以上」という条件が入っています。これまでDaアンティーカは、被弾前提で背水パッシブを発動させる方針が多かったため、かなりメンタルを削った編成が主流だったように思うのですが、今回の恋鐘のパッシブを期待する場合はかなりメンタルを盛らなければならない感じになります。これ、人によってはアルストでもここまで上げていない人がいますし、結構厳しい条件な気もします。 4凸パッシブはそれに加えてメンタル29%以下の条件も複合となっています。この高メンタルを29%以下まで減らすには、被弾だけでは間に合わない場合もありそうです。そうなると、必須となるのは他の自傷スキルですね。
思い出アピールの性能は以下の通りです。
追加効果:Da2倍アピール
リンク:Da3倍アピール
アルスト以外のDa特化編成は「【数・数・娘・娘】幽谷霧子」の2凸パッシブが頼みの綱となることが多いので、発動条件を満たすためにメンタルを34%以下まで落とすことが前提となったりします。今回の恋鐘はメンタル29%以下条件の強力なパッシブを持っているので、背水条件を満たせるのであれば空華センターが最適な感じがしますね。 運用方針としては、DaアンティーカのLe枠での採用が最も分かりやすいかと思います。パッシブが強力であることも理由の一つですが、上限UPパネルにメンタル上限も開放されるので、かなりメンタルが盛りやすい一枚となっているのも理由ですね。 また、出張性能としてはDaアルストのLe枠としての採用も考えられます。メンタル上限持ちであることがアルストにとっては都合がよく、2凸パッシブのメンタル3400以上という基準値は普通に欲しい編成なので、1凸・2凸パッシブ目的での採用価値は非常に高いですね。4凸パッシブは捨てることにはなります。 (kinzokuseitarai.iconは引けませんでした)
https://gyazo.com/25dee26e273520f846955b53014bf817
各シナリオごとの特性は以下の通りです。
table: 育成アイコン
感謝祭 ダンス
GRAD Da
LP 歌唱力 + 団結力
完凸時のサポートスキルは以下の通りです。
アイドルの絆 (Lv.10)
ユニットマスタリーSP (Lv.6)
約束リカバー (Lv.2)
おやすみブースト (Lv.1)
テンションマスタリーSP+ (Lv.10)
ボーカルマスタリー体力 (Lv.6)
体力サポート (Lv.3)
前回の限定pSSR「【永遠の方程式】風野灯織」に続いて、こちらのカードでもテンションマスタリーSP+が導入されています。方程式灯織のときにも書きましたが、テンションさえ上げてしまえば行動を共にするだけでSPがもらえるので単純に通常のマスタリーSPよりも強いと思います。 出張性能としても、Daひらめきなのでグロウリーに入れ替わって採用価値があるカードでもあります。後述しますが、パッシブもライブスキルも、グロウリーと牛丼では一長一短ありますので、編成方針によってどちらを採用するか要検討となりそうです。
パッシブスキルは以下の通りです。
table: パッシブスキル
SP 効果 条件 確率 回数
40(1凸) Vo50%UP 3T以前 20% 2
40(2凸金) Vo100%UP + 思い出ゲージ5%UP 注目度UPが2個以上付与されている時 30% 2
50(コミュ) Vo30%UP 凛世編成時 20% 2
2凸パッシブは注目度UPが2個以上付いた状態で発動する100%UPとなっています。注目度UPは放クラのプロデュースカードであればだいたい持っているのと、最近の限定sSSRの中では「【ビードロの翳】有栖川夏葉」の4凸ライブスキルが全体Vo2.5倍で8ターン継続の注目度UPを持っているので、これを2回打つだけで条件を満たすことができます。ゲージUPは正直オマケですね。 1凸パッシブはシンプルなVo50%UPのみで、前半ターンのみの発動となるのでどのユニットでも使用しやすいものになっています。ただし、ギミックの関係で注目度が欲しいVo放クラやVoノクチルなどの編成では、「【モーニング・グロウリー?】西城樹里」の1凸パッシブの方が有用である場合が多いので、こちらのパッシブは採用しない方が良い可能性もあります。 4凸ライブスキルは、Vo4倍アピール + 注目度30%UP(3T) + デュエット(凛世) です。
Vo放クラにおける凛世は、「【十二月短篇】杜野凛世」が一番効果的なカードだと思われますが、十二月短篇は強力な3色バフの継続ターンが次のターンまでしかないため、打つターンが固定化されていますし、単色編成だとその性能をフルに発揮できないのであまり安定しないという事情もあり、積極的に打ちたい札ではないようです。そうなると、十二月短篇以外の使用率ボーナスの高いカードを採用して、完全に置物になってもらった方が安定した勝ち筋を狙いやすくなるかもしれません。 (kinzokuseitarai.iconは引けませんでした)
https://gyazo.com/81072f9b58558ab87d0405279404b992
ライブスキルは以下の通りです。
無凸:Vo1.5倍アピール
VoDa5%UP(5T)
リンク:Vo1.5倍アピール
4凸:Da2.5倍アピール
VoDa10%UP(5T)
リンク:Da1.5倍アピール
VoDaのバフ付与目的のカードです。VoストレイやDaストレイをやりたいけど、あさひのpSSRを持ってない初心者の方であれば採用余地がありそうですね。 2凸パッシブスキルは、Da24%UP(3T以前, 40%, 1回) です。イベント産pSRの通常性能ですね。
思い出アピールの性能は以下の通りです。
追加効果:VoDaVi20%UP(3T)
リンク:Da最大3倍アピール(消去:VoUP&DaUP)
リンクでVoDaバフ消去のDa3倍追撃が入るのはSRでもそこそこに使い勝手が良さそうですね。素の追加効果にVoDaViバフ付与があるので、最大火力を出すためには消去するバフが合計4つ必要なので、VoかDaのバフが思い出前に2つ付いていれば良いことになります。Viバフ付与要る?
フェスツアーズ
正直、LP編の育成はどういう風に行ったらいいのかとか分からない状態で実装されたので、とりあえず触りはGRAD編成で入ってみて、LP育成を詰めながらFT攻略を進めていました。
FTのルールとしては、全国8箇所の地方を選択し、各地方20ステージのマスを選びながらフェスをプレイしていき、先に進んでいくゲームとなります。
https://gyazo.com/c555a95c581b0415d528b582db37376d
8地方全て攻略できたら全国制覇となり、レベルが上がった状態でさらにもう一周全国を巡ることになります。
現在FTでは、全国ツアー5周分800ステージまで用意されていました。
FTでは、「体力」の概念が実装されており、同一編成を使い続けると体力がどんどん減っていき、強力なデバフがかかるようになってしまいます。そのため、LPのアビリティ「疲れにくい」を持たせたフェスアイドルを編成したり、ステージごとに編成を切り替えながら進んでいくことが安定攻略に繋がる遊び方かと思います。
kinzokuseitarai.iconはViアルスト、Daイルミネ、Vo放クラ、Voノクチル、Viストレイあたりの編成をローテーションさせながら進めました。編成は以下のような感じです。LP編で育成したアイドルは全編成ともに、選択楽曲の3曲全てLv.40まで達成したアイドルを編成しています。 https://gyazo.com/3440ce95ab3d6b014abac89841959f3c
https://gyazo.com/1997a806501935b7fa0ca8fc00508cbe
https://gyazo.com/d2fcabee2ba85ba0edb9c7cf70824a0a
https://gyazo.com/b34deb8a009da1e9a90d7dbea96032db
https://gyazo.com/aeaa81cd09bb8680831c868af5f926b0
Viアルストと編成アイドルが一部被っているのであまり出していませんが、こちらも少しだけ使う場面がありました。育成しやすさの観点から脇のアンティーカ2人に「【プレゼントなら両手いっぱい】三峰結華」の4凸スキルを採用しましたが、全体Vi2.5倍に自傷効果が付いているため、後半ステージではリスクが大きすぎて使えませんでしたね……。 これらの編成をGRADからLP育成した編成に切り替えながら、初回の周回ではステージ400あたりまで進みました。正直GRAD編成でももう少しいけたはずですが、Vo放クラで凡ミスして負けちゃいましたね……。 で、負けたらリスタートすることになるんですが、その際に周回で獲得したポイントを使って、アイテム強化や「アドバンテージ」の解放を行うことができます。アドバンテージには、各キャラの体力上限を引き上げたり、体力減少や回復に補正をかけたり、ポジションボーナスやバフを乗せる効果など様々な付加効果が得られます。
ステージ400でだいたい170万ptほど稼いだのですが、アドバンテージ解放は各キャラ各スキル一つずつ開けていかなければならないため、消費ptが100とか1000単位の強化をチマチマ上げていく作業が発生し、負けてからリスタートできるまでのスキル振りでめちゃくちゃ時間がかかりました。1〜2時間くらいかかったので、ここは次回以降改善して欲しいところですね。
一度のリスタートで大幅に編成が強化できたので、2周目からはとてもサクサク進めることができました。順次LP編で育成し直した編成に切り替えていき、アビリティによって超絶強化されたアピールが打てるようになったので、ステージ400以降が目に見えて楽になった感じです。
ただ、それでもステージ600を超えたあたりからさすがにターンがかさむようになり、審査員影響力が上がっていったこともあって、Vo放クラでメンタル落ちするようになってきました。このあたりからメンタルダメージUPのスキルの扱いに気をつけるようになり、プレイが慎重になりましたね。 ステージ700を超えると、アルスト以外の編成でメンタル落ちが見えるようになってくるくらいには難しくなりましたね。終盤は回復スキルがかなり重要な気がします。 とはいえ、kinzokuseitarai.iconはアルスト主体で運用しているのもあり、2周目で堂々のステージ800完走ができました! https://gyazo.com/9363e5df8ef5084800ea0092b5b42268
完走した感想ですが、今回いろんな編成を使えて、特に終盤では実戦に近い形で運用することができたので、普段使わない編成で攻略していく総力戦感があって正直楽しかったですね。
うまく噛み合わせてフェスマスターを取ったりする楽しさも感じられたので、自分としてはとても楽しめたと思います。 また、全国制覇した時に出現する「Extremeライブ」では、懐かしの先攻興味DOWN札使いのメフィストほか、初回のExtremeフェスリハーサルの面々が再登場していて、個人的にテンション上がっちゃいました。まあでも今回は完全掌握ミッションは無かったので、メフィストを無視できたのは助かりましたね。
フェスツアーズは開催期間が長いので、デイリーミッションをこなしながら気長に周回を続けていきます。 グレフェス
今期は特殊ルールとして、高興味値の上にVoDa審査員がさらに高い興味値を持ったルールとなっていました。ただし、毎ターン1.1倍の興味UPが2つ乗るため、見た目ほど長期戦にならないバランスとなっていましたね。
初ターンは通常の興味倍率ですが、2ターン目には興味1.21倍、以降5ターン目まで1.46, 1.77, 2.14倍という感じでアピール倍率が上がっていくルールでした。つまり、後半になるほどアピールが通りやすくなる感じですね。
また、審査員の口撃対象が2人に減っていたことに加え、サイレント変更点として影響力がいつもより小さかったため、メンタルの減りがいつもより控えめだったのも環境の違いとして挙げられます。
こういったルールだったため、自傷を持たない背水編成や、興味DOWNを重ねがけするVoアンティーカがいつもよりやりづらい環境だったと思います。 しかし、それ以外の編成についてはどのユニットでも勝ち筋があり、ランキングでも様々な編成が見受けられました。Vi1位で興味値が少ないので、Vi極がちょっとやりにくかった感じはありますね。
アルストはほとんどがVi極ですが、特定の人はDa極、Vo極で出している人がいましたね。ここ最近の環境だとアルストでの残留・昇格が難しくなっているので、絶対数がかなり減ったなーと思っています。 また、今期霧子センターも見かけましたが、ほぼ100%Daアンティーカでした。ルール的にVoアンティーカで勝てないことを察知して編成を引っ込めるあたりはさすがにグレ7って感じがします。 今期のkinzokuseitarai.iconは、緑テンション以下のときはViアルスト、Vo極ミラーマッチはVoアルスト、それ以外はDaアルストを使用して潜っていました。今期は5ターンくらい持つマッチがそこそこあったので、全体アピールの多いDaアルストは完全掌握が取りやすく、上手くいけばフェスマが狙える環境だったのも楽しかったです。純粋にグレフェスできてる感じがあってとても良い環境だと思いました。 結果
https://gyazo.com/6a429a5c2768225fa6803593ed106ae6
https://gyazo.com/a5d81296ec89c65c99dd4311313fda05
グレ7で久しぶりフェスマはとても気持ちよかったですね!しかも、対戦相手に編成評価S+の3色放クラがいたため、対戦相手ボーナスも乗っていて、4T2Lの割にかなり点数が伸びました。ごちそうさまです! https://gyazo.com/9ebd9f5847e5ea9d6261bc5cfca68ab9
最終順位は8位でした。アルスト編成では今期トップ通過ですね。グレ7での1桁順位も4回目くらいかな? それ以上にとんでもないのが、今期のグレ7残留ラインです。168209ptって、リンク数によってはフェスマでも残留できないくらいに高いラインとなりました。グレ7でのフェスマ基準点倍率勝負の環境はめちゃくちゃ久しぶりですね。イルミネと放クラにGRADが先行実装されていた頃の感謝祭環境を思い出します。あの頃は残留ラインが185kとかまで上がってたのも懐かしい話ですねぇ。 グレフェスTOP100
1位: 185,475pt
100位: 169,677pt
編成詳細は以下リンク
先述の通り、特定の編成以外は様々な編成がランクインしています。
デュエットの実装でリンク数が稼げる編成となったVo放クラも成果を出している方が多く、放クラもようやく復権してきた感があります。 今期環境はVo極多めでDaが凹みやすい環境だったというのも相まって、DaイルミネやDaアルストで成果を出している方がそれなりにいました。Daストレイは1人だけTOP100にいますが、今期は背水パッシブを発動させるのに難儀したんじゃないかと思います。 まとめ
今期は興味UP特殊ルールで1桁順位を獲得でき、非常に良い結果で終えることができました。
次期はシナリオイベントで連続となる限定ガシャなので、またしても特殊ルールになりますが、頑張って食らいつきたいところです。