電子メールの処理を非常に効率的に行えるようになると、電子メールの数が増えていく
テクノロジーが進んでもみんな忙しい問題
歴史学者のルース・シュワルツ・カウアンがおもしろい研究をしている。20世紀初頭に欧米で洗濯機が発明され、多くの人は「家事の時間が圧倒的に減るはずだ」と考えたが、実際はそうではなかった。家事の時間は全く短縮されなかったどころか、家事の効率化が進むにつれて清潔さに対する意識が高まり、その効果が相殺されてしまったからである。
電子メールの処理が効率的になっても、電子メールの数が増えていって電子メールに関わっている時間の総和はそう変わらない的な主張
人は、過去と比べると少ない時間で大量の仕事をこなせるようになっているのに、8時間労働をやめられていない
圧縮された時間を他の行為に変換していきたい